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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

台風一過で、澄み切った青空が今日も広がっています。
また、昨日までの風も無く、今日は、お隣さんの金木犀の香りが、うちの事務所中に広がって、朝から気持ち良く仕事に勤しんでいます。
やはりこの季節は、窓全開にして、空気の入れ替えをするのが「ほっ」としますよね。

そうそう、台風話でし忘れていた内の一つを、今日はお話します。

台風時には、風がいろいろなモノを運んでくれます。
木々の葉であったり、枝ごと飛ばしてくれたり、ゴミまでも気持ちよく巻き上げてくれてりと、敷地内や道路にものすごい剣幕になっていませんでしたか?

これらが、地面に落ちている分には、掃いたり、拾ったりできるからいいのですが、実はここだけに落としてくれているわけではないですね。




では、何処に落ちているか?







そう、屋根の上。気がついていました?

中でも怖いのが、風で凧のように舞い上がったゴミ袋が、屋根に張り付き、それが雨で流され、雨樋に流れ込み、落とし口に、ビニールの栓をしてくれていること。
これが意外と多いんですよ。
では、これを気がつかないで、そのまま放置しておくと、どうなるのか?

破風板の隙間や屋根水切りの隙間から建物内部の壁に雨漏りを起こす危険性だって充分にあります。
(以前にもブログに書いたことがありましたね。)

台風一過。先ずは「おすまい」の点検からですね。。
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こんにちは。

朝起きて、台風状況を知りたくてTVをつけたら、「台風18号は愛知県から入り、長野県を北上中です。現在諏訪地方周辺を通過する云々・・・。」と伝えておりました。
ここ甲府も風は結構なくらい吹いていましたが、雨はそれほどの量ではなく、以前、天気予報で聴いた「台風の右方向と左方向の違い」を実感いたしました。

確かに「雨雲ズームレーダー」でアニメーションで見てみると、この動きは顕著なもので、「確かに・・・」って感心してしまうばかりです。
  ↓
http://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/

で、今日は、「ここも、ちょっと違う物も使ってもいいんじゃないの?」という話です。

最近は軒先の深い住宅(軒が長い)が好まれて来ています。
理由は、太陽の角度からですが、
1)夏場の日差しを遮る。
2)しかし、冬場の日差しは取り込みが可能。
そう、ecoなんですね、深い軒の方が。

ただし、此処には注意が必要です。
それは、「暴風時の風による屋根面への巻き上げ」に対する考え方です。

特に顕著なのが、在来工法の金物と枠組み壁工法(2x4)の金物の違い。

参考までにどちらが在来工法用と2x4用かお解りになりますか?

7c27dc2b.gif

こちらを(a)としましょう。








tarukitome.gif
で、こちらが(B)とします。









さて、どちらをどの工法に使用しているのでしょうか?

既に釘の本数が倍違うことにお気づきでしょうかね。


ということで、回答は次回に!
こんにちは。

普段使いこんでいる私のパソコンは、「たいふう」と入力すると、耐風と変換され、台風にするためには、スペースを押しながら何回か変化しないとなりません。これも、職業的使用用途から、パソコンも私的選択肢の上位から学習しているからのことなんでしょうけれども。

ちょうど現在、巨大勢力を持つ、台風18号が上陸してきています。
不謹慎な話ですが、私の仕事上、こんな台風に遭遇するチャンスはそう滅多にあることではなく、現場がどのように対応するのか、建築中の建物の状況がどのようになるのか、興味深々で、今日もいくつかの現場に顔をだしてきました。
まず現場で驚いたのは、工事用の足場に張ってある防塵用ネットを、皆、外すか、巻き上げるかしていた事です。考えてみれば、足場にそのままの状態で撮りつけてあれば、凧と同じ状態となるわけで、災害をおのずと巻き込むことになるのですから、このような処置を取る訳ですね。
ここは、工事に対する誠実さが伝わる結構、重要なポインでして、ホントはこんな些細なことでも、依頼する施主様の目が行き届いていれば、『何処に自宅を頼むか』の選択肢の幅も、狭まってくるのではないかとも思うのですが。。どうでしょう、貴方は。

やはり、眼は養う状況は自ら進んで作るべきものでは・・・。と私的見解でした。
こんにちは。

職業柄か、「となりの芝生は・・・・」ではないのですが、知人たちと他人の家庭状況(すまい方)の話題が出ると、つい耳をダンボにして聞いてしまうことが多くなりました。
昨晩も、知人たちとの飲み会(これを山梨では無尽会と言います。)で、聞き耳を立てさせていただきました。
集まる方々の生活環境もあるのでしょうが、昨晩感じたのは、ちゃんとオヤジさんの居場所が各家庭にしっかりあること。家族間の会話が成立していること。
で、これを「すまい」の間取りに生かしてくると、こんな風に考えられます。

1) どこで、家族の会話が弾むのか?(弾ませるのか?)

2) 其処にはどんな空間構成が必要なのか?また、他の空間とのつながりはどう必要なのか?

3) 演出効果は?

いろいろ想像がめぐります。
ただ、話を訊くだけでも、どんな家庭なんだろうって想像すると、ワクワクしてくるものですね。
こんにちは。
今日は、協会から届いた会報誌より・・・。

お台場に等身大スケールで現れ、この夏の話題を独り占めした感のある「ガンダム」。
このパイロットのアムロの家を実際間取りにしてみると・・・。 
           ↓
http://www.2x4assoc.or.jp/column/manga/vol_03.html

「結構すぐにでも使えそうな間取りじゃない?」って、会報誌をまじまじ見てしまいました。
それにしても、漫画もちゃんと具現化できるのですね。

じっくりご覧あれ。
こんにちは。

設計屋も長くやっていると、硬いまじめな話ばかりでなく、くだけた会話も入れながら打合せも出来るようにもなってくるものです。
まあ、これは、私の10倍も懐の深い方がお相手していただける場合だけであり、そう何回も繰り返してくると、話している打合せ自体も信憑性がなくなってしまいますので。。

例えば、こんな質問を受けたりした時。

施 : 「せんせい。どうしてIHヒーターで魚が焼けるのですか?」

私 : 「それは、『焼けてる』んではなくて、電気ショックで『焦げている』んですよ。何万ボルトの電流が流れていて、それで焼けているんです。」

当然、私が答えているのも出鱈目で、お施主様もキッチンのショールームに行って来て説明を受けていますから、私の嘘も重々承知で訊いていてくれています。

打合せが細かくなって、選択に悩む奥様を気遣ってのお施主様の助け舟であり、その船に船頭である私が乗らなければ、収まりがつかないですものね。。
まして、長時間になれば成る程、ご主人の配慮があってこそです。

楽しみながら「すまい」の打合せは進めたいものですね。
こんにちは。

仕事柄、こんなニュースに注目してしまいました。

洗浄便座で細菌繁殖も、尻に病気の人ご注意

7月26日3時6分配信 読売新聞

 温水洗浄便座の温水タンク内では細菌が繁殖しやすいことが、東海大学の松木秀明教授と片野秀樹研究員(公衆衛生学)らの調査でわかった。

 加温によって、水道水に含まれる殺菌用の塩素が蒸発するためらしい。一部からは大腸菌群や感染症の原因となる緑膿(りょくのう)菌も見つかり、松木教授は「健康なら問題ないが、おしりなどに病気のある人は注意が必要だ」としている。

 温水洗浄便座は清潔志向の高まりから普及が進み、今年3月の内閣府消費動向調査によると、世帯普及率は69%に達している。

 研究グループは、神奈川県内の民家80か所、公共施設28か所で温水洗浄便座の局部洗浄水を採取した。民家では水道の水質基準の平均31倍、公共施設では10倍の一般細菌を検出。民家では4か所から大腸菌群が見つかり、うち1か所では緑膿菌も確認された。

 温水タンクには清浄な水道水が取り込まれ、密閉型で外気に触れないことから、細菌は繁殖しないとされてきた。だが実際には、水道水を約30~40度に温めるため塩素が蒸発し、ノズルのすき間などから侵入した細菌は、温かいことから増えやすいものと推測された。民家の汚染度が高いのは使用頻度が少なく、タンクの水があまり入れ替わらないためと考えられるという。


ここ10年以上、設計させて頂いたお宅で、まず洗浄便座がついていないお宅などひとつもなく、今や常識になってしまった感があるのですが、やはり こんなニュースが飛び込んでくると、温水タンク内の消毒・殺菌方法の対策も考えていただかないといけませんね。

そうそう、以前、TOTOのホームページでこんなのを見つけました。
http://www.toto.co.jp/products/toilet/t00016/movie/nozuru.html
ちょっと今回のニュースとは違いますが・・・・・。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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