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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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しばらく写真モノを立て続けに記載していましたので、本来の「すまい」の話が遠のいてましたので、しばらく軌道修正しながら書きつづっていこうと思います。


まず、今日は「大きく変わったすまいの仕様」から。

今年大きく変わったのは、省エネ基準が変わったことです。
これについては、先日も「こんな講習会が開催されましたよ。」→12月13日版、12月17日版にも記載したことですが、
300㎡以上の非住宅や共同住宅等は、既に省エネ法が施行されている為、単純に、建物の断熱効果だけを上げただけでは省エネとは言えず、設備機器や照明等にも目を向け計画する事を義務付けられてきていましたが、
それ以下の住宅は一番建築数が多いにもかかわらず、全く古い基準のまま当たり前に建てられていており、認知はされていれども、「コストが上がる」「施工がめんどくさい」等いろいろな理由から、供給されてきっていなかったのもこれまた事実であり、
その為、この新しく改正された省エネ制度を、2020年の東京オリンピックの年までに、300㎡以下の住宅まで義務化させてしまう要因を創ってしまいました。
(これには、各種の諸事情があるかと思いますが、このブログでは割愛します。)

各言う私も、居住まいを正さなくてはいけない立場でもありますが、
ブログを通じて、読まれている方に周知頂けるよう広めてはいかなくてはとは思っています。

まずは、今後すまいを計画する場合、断熱性や遮熱性の高いサッシやドアを選ぶ、それに伴って見合う断熱材で住まいを包むという今までの「省エネ」の感覚から、
消費するエネルギーを抑えるという設備機器(水道の蛇口や節水トイレ等)や照明器具、冷暖房装置、そしてそれを助成する創造エネルギー機器(太陽光発電や小型火力発電や廃熱設備等)も同時に初期段階から設計に組み込みながら進めていく事、ここから始めなくては、新しい省エネ基準についていけなくなります。

同時に、シンクタンクを持たない工務店の方や、勉強しない設計事務所の方は、自ずと流れてくる情報を得る機会も減りますので、是非、次にこれらに関する講習会等が開催されるときは、其処に出向くことから始めましょう。
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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