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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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さて、昨日の続きから。

リーマンショックの大本は、サブプライム(信用度の低い方々)に貸した住宅ローンを、細分化して他の金融商品と抱き合わせにして証券化していたんで、「住宅ローン」の返済が滞る人々が増え(住宅バブルがはじけた!)た為、さまざまなところまで悪影響を与えたからですよね。

でも、これ「対岸の火事」ではありません。

昨日の続きになりますが、平成一桁って、住宅金融公庫を利用される方の多くは、「ステップローン」といわれる最初の数年金利を安くして、段々返済金利をあげていく「ゆとり返済」を選択されている方が多くいらっしゃいました。
これって、歳を増すごとに給料も増加することを前提に(というか、この当時は誰もこのことを疑う事も無かった時代でもありました。)組まれた仕組みなワケですから、現在とはかなりかけ離れたローンであったわけです。
それに、バブルがはじけたとはいえ、まだまだ高級志向の方も大勢いらっしゃいましたから、かける所にはしっかりお金を掛けた住宅も多くあったんですよね。
しかし、さっきの話と一緒に考えていただくと、頭金なしでゴージャスな仕上げでゆとり返済にすれば・・・・・。

大変なワケです。


しかし、ここで「リユース」ですまいを考えると、どうなんでしょうか?



ここで、も一度昨日のブログに立ち返っていただければと思います。
          

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こんにちは。

今日もそうでしたが、この所、秋とは思えないくらい好天な日がありますね。
「寒い」よりいいですけど、冷える時はピリッと冷えた方が、山の色合いは深まるんですけど・・・・・。


さて、今日は「すまい」の話を。

どうも設計屋というものは ある種「建築関係のよろずや」的要素が多分に在るのかとも思うのですが、図面以外の仕事も多々あります。

その中でも私が興味をひかれるのが、リユース物件の調査という仕事。

どうも「中古住宅」って敬遠される方も多いのですが、ある種見方を変えると、新築の建売格安物件より仕様や程度が高いものも流通しており、正直、「お得感」のある住宅も多く見受けられます。
これは、「リーマンショックの日本版」って考え方をしてもらえばわかりやすいかと思いますが、
ちょうど私が調査に携る物件は、大抵、平成一桁の住宅が多いんです。
この頃の日本ってちょうどバブルがはじけた頃でしたけど、まだまだ景気が底に行っていたわけではなく、建てていた住宅も借入先を「住宅金融公庫」にしていた場合が多かったので、おかげで仕様が平均して高い(ここが程度が高い所以)住宅が多く出回っています。

ただし、この平成一桁住宅金融公庫ってのがキーワード。


ここで、リーマンショックを思い出していただきたいと思います。
(続きは又明日。)
こんにちは。

昨日のブログの続きになりますが、
うちの事務所で「住宅の設計」に携らせて頂いているお宅の殆どは、電気配線の打合せもちゃんとさせていただいています。(他の設計者の方がメインの場合を除きます。)

その中でも、配線の打合せをすることによって、ドアが変わり、開け方も変わったり、また、壁も必要になったりと 打合せをすることで新たな発見もそこにあることに気づかれます。
特に、昨日のブログのような、「ローテクなスマートハウス?」であれば尚の事だと思います。

そこで、コンセントやスイッチについて、電気器具メーカーのホームページからどんなのがあるかもご確認されるのはいかがでしょうか。
  ↓
http://sumai.panasonic.jp/wiring/haisen/kokino_lp/

上記はパナソニックですが、未だ、ITに頼らずとも、自身とこんなスイッチの組み合わせで、充分 快適な生活を送れるのではとも思います。

先ずは、「知識」としてご覧くださいね。

先日の続きです。

何枚か写真を添えて説明します。


まず、床は、ビー玉やボール等で水平を知ることが出来ますが、
柱の垂直は、そこに建具(ドアや引き戸)などがあり、開け閉めがしづらくなったなどが無いと意外と気付かないかも知れません。
なので、こんな道具を使い確認します。
taishin-3.JPG

これは水平器ですが、写真でも空気の位置が右に偏っているのがわかるでしょうか。





柱に添ってスライドしていくと孕み具合がよく解るかと思います。

単純に考えると、柱は上と下が固定されているワケですから、孕むとすると、
ちょうど柱の中間あたり、そう、床から1.2~1.5mくらいの位置になります。

そこでは、こんな道具を使って確認します。
taishin-1.JPG
下げ振りという測量器ですが、先端には下部写真のようなおもりがついています。






taishin-2.JPG
私は、1m下げ振りを下げたところで位置を確認しています。






メジャーの目盛りをご覧頂きたいのですが、
柱が水平な場合、下げ振りの分銅は5cmを指すようになっています。
上記の写真では、4.5cmになっていますから、既に0.5cm孕んでいることになるワケです。

通常、300分の1程度は許容範囲と考えると、3mの柱の孕み具合は1cmまでとなりますから、この0.5cmというのは、ちょっと範囲内に納まるコトになりますね。(ただし、状況によって変わることもあるので、一概に正しいとは限りません。)

この様に、自身でも検査をしてみることで、垂直・水平を確認することも可能です。

ただし、建物により確実にこの方法が正しいとは限りませんので、再確認は専門家に聞かれることをお勧めいたします。。
今日で震災より1ヶ月経ちました。
落ち着いていたはずの余震が、ここ最近、活発に起こり、不安に思う方も少なくないのではないでしょうか。


今日は、こんな話をしたいと思います。


設計事務所の仕事は、「図面を書く」コトがメインでありますが、それは新しいものばかりを描くだけではありません。
耐震診断に伺ったお宅に図面がなければ、そのままを測った通りに図面も起しますし、
改修するときにも、「どのように改修するのか?」の方向性や各建築職種の羅針盤としての図面も描くのも業務にしています。

その測量して図面を書くための寸法を取るためにメモを取ることを、私たちは「野帳をとる」といい、一緒にメモできる情報をそこに記入していくのです。

当然その時には、測量用の七つ道具も持参するのですが、建物の状況確認するのにこんなことを行います。


例えば、TV等で眼にしたことがあるかと思いますが、床にビー玉やボール等を置いて自然に動き出したら「床が傾いている」とか確認しますよね。
でも、この時、床だけちょっと傾いて、ボール等が動いているだけならいいのですが、
床が傾くということは、建物も一緒にゆがんでいるということも考えなくてはなりません。
壁や柱に、水平器や下げ振り(いずれもホームセンターで、安価に入手可能)を付けて傾いていないかも同時に確認していきます。
といっても、やたらと壁や柱にくっつけ水平具合を確認する前に、部屋の四隅のひびやクロスの切れ・よれ、外壁のひびの入り方を見たうえで確認を行っていきます。


では、どの様に行っているのかは、又、次回にお話したいと思います。

こんにちは。

今日は、殆どの方が早めに仕事を終え、晩御飯もお風呂も全て終えて、TVの前に万全の体制で準備を整えてからサッカーを観るという方が多いんじゃないでしょうか。

さて、この「TVの前に陣取り、応援する」という生活スタイルは、常時あることでは無いにしろ、くつろぎ楽しむ為の行為としては多々あることと思います。
例えば自宅でTVを観るとしても、

・リビングでゴロンとラグに転がって観る。

・ソファーに座りながら観る。

・畳座やこたつに温まりながら眺める。

・ダイニングからリビング越しに眺める。

・書斎や洋室、寝室で個人的に楽しむ。

・気のあった友人達と床座になってリビングで楽しむ。

ちょっと思い浮かべるだけでもこの位ざっとでてきますよね。
それぞれのライフスタイルによって「楽しみ方」が変わってくるんですね。

なので、「自分はこんな生活がしたいんだ」とこのとき思い浮かべたことを素直に、打ち合わせ時にお話いただけると、私達、設計屋は、より理想的な生活に近づけるひとつの提案は出来るんじゃないかと思っています。
こんにちは。

今日はこんな話題を。
現在、BOSSのレインボーマウンテンに付録がついて販売されています。
car1.JPG
今回は、往年のBMWの名車の数々です。

コンビニに立ち寄った際に発見したのですが、
時々、このミニカーの付録がついている時があります。




ただ、おまけでも何でも良いわけではなく、このサイズでなければならないのが、私にとっての鉄則です。

では、どのように使うか?


それは こう使います。
car2.JPG
お解りいただけましたでしょうか。






私にとっては、無くてはならない文房具の一つなのかもしれません。

以前にもブログに書き込んだかもしれませんが、1/100スケールの車も、建築模型店でも購入できますが、やはりリアルさと、アプローチまでの動線を確認するためには、車輪が動かなくては意味がないのです。

私のブログを読んでいる同業者の方。
なくなる前に購入されておいたほうが良いですよ。
1/100スケールの車を探すのは、私もホント苦労したんですから。。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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