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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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読んで字のごとく、
長期に渡り、優れた性能を保持する住宅が「長期優良住宅」であり、
2~3年後には、新築住宅はこの要件を満たさない限り建たなくなるように建築基準法も改正されるのではないかとも噂されています。

正直、施工予算にも比例しますので、私もお付き合いしている工務店の方々全てがチャレンジされているわけではありませんし、現実、費用対効果が見えないうちは、お施主様も二の足を踏まれるのも当然なことだと思います。

しかし、ハウスメーカーのように、研究費用が掛けられ、施工実績が伴っているところと、
ちょっと汚い言葉で言うならば「タメを張る」ことができるのが、グループになって取り組む地域型ブランド住宅なわけですから、チャレンジせずに今までどおりの従来型の住宅ばかり取りかかっているのはいかがなものかと私は思っています。
当然、私も所属するグループに参加されている工務店の方々も、それぞれの理由があって参加されたか、勧誘されて参加されたかのかもしれませんが、是非「考え方」を切り替える良いチャンスだと私は思います。


また、これから「すまい」を計画される方も、「長期優良住宅にしてください。」の一言で、悩まれる選択肢も確実に減りますから、是非、勉強されることもお勧めいたします。。
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こんにちは。

いつもこの時期に重なるのですが、
先週からメインのパソコンの状態があまり良くなく、騙し騙し使用している状況で、
ブログからも足が遠のいており、頭が下がる思いです。

さて、話が変わりますが、本日「地域型住宅ブランド化事業」の採択の発表がありました。

ここ山梨では、4事業所が採択されており、
それぞれ 読むほどに独自色が如実に現れており、出来上がる建物が楽しみです。

この採択された各事業は ホームページで見ることが可能で → こちら
日本全国のカラーと情熱が感じられる提案書になってますから、
選ぶのはものすごーく大変だったんじゃないかと思ってしまいます。


しかし、賽は投げられたのですから、地道に根気よく、地域に愛される住宅屋になることの大切さもズシッと感じる提案書でもあります。

さて、どの位理解している人がいるのでしょうかね~。。
私的なお奨めは・・・、やはり「長期優良住宅」となるお宅にすべきでしょう。
(ただし、この仕様にすることで、標準採用していない工務店や建築屋さんではコストアップにも繋がりますので、判断はご自身の決断によります。)

なぜ、「長期優良住宅」にすべきか、と言いますと・・・・・。

1) FLAT35Sを借りられる場合、20年間の金利優遇(詳細は → FLAT35のホームページで。)が受けられる。

2) 長期優良住宅は、「耐震等級2以上」なので、地震保険の割引対象である。

3) 住宅ローン控除や所得税や固定資産税の減免金額がある。

4) タイミングが合えば、地域型住宅ブランド化事業の補助金対象ともなる。


と、過大なる優遇措置が取られているのが、この「長期優良住宅」なのです。(あくまでも、現時点で。アイスクリームと同じで、ほおって置けば、溶けて行ってしまうのも又、事実。)


つまり、次世代まで受け継がれる資産価値の高い家をこれからは創ることが、現時点で、一番恩恵を受けやすいと言うことなんですね。。

そうですね、次はどうしましょうか?

その前に、今計画している住宅って、「どこで」建てようって考えてらっしゃいますか?

大手ハウスメーカーですか?・・・賢明な回答ですね。ナイスです。。

迷わず、ハウスメーカーで建てられるコトが可能な方は、その選択肢は間違いじゃ在りません。
わずらわしい人間関係も、建築中の現場に脚を運ばなくとも、しっかりした打合せに基づいた建築がなされていますから、思い通りの我が家になってるんですよね。


ただし、これまでもずーーーーーーーーーーーーっと書いてきましたが、

すまいは、竣工し、引越しが終わって住み始めたら、完全にそのままずっと住み続けられるわけではありません。

独自の特許工法によるクローズな建て方による建物は、何年か後、何十年か後、知り合いの地元の建築屋さんには「手が入れられない」ことの方が多いのもご承知の上で注文されるんですものね。
わずらわしい人間関係とは縁を切ってハウスメーカーに頼んだんですものね。。

って棘のあることを書いていても問題解決にはなってません。


実際、私の所にも、ハウスメーカーで建てた家だけど、「どう改修するか?」って相談が来たことって、年に何回もあります、正直な所。
で、手が施せない場合が殆どですから、「是非、お建てになった会社にお願いされてはいかがでしょうか。」と回答せざるを得ないわけです。

だから、オープンな工法で、かつ、住まいの維持管理の履歴書(人間の体と同じです。「かるて」の事です)をを残して、いつでも、誰でも安心できて診断できるすまいを考えられることがこれからの重要な選択のひとつとなる訳です。

ちなみに、先日からの「地域ブランド住宅」は、必ずこの履歴を残すことが必須になっていますから、ご安心あれ。。

はい。

今日のタイトルの答えです。

昨日も、会員登録しているグループの「地域型住宅ブランド化事業」の説明会に行ってきました。
私が知っているだけでも、県内でも「はいっ!」って手を上げて事業計画書を提出したグループは結構あるようで、
それが日本全国集まって、592グループの提案となったわけですね。

で、何故、“今は「すまい」の建て時”なのか?
それは、この事業提案を こう捉えると納得できるはずです。

まず、国から、「地方の末端の工務店まで情報伝達するの面倒だから、グループになって、底上げしてくんない?それが出来て一定基準を満たす家を造ってくれたら、補助金出すよ。」って提案を投げかけてきたんですね。(大分端折って、かつ私的に良い様に解釈してますが。。。)

で、「はいっ!」「ハイ!」って仲間内の建築屋さんや建材屋さん、材木業者さん、それに設計事務所さんそれぞれが集まって、「あーでもない。こーでもない。」ってそれぞれの知恵を絞って提案書を造るわけです。

そうすると、やはり皆採択されたいわけで、自分の中にある「住宅に込めれる知恵」は、この計画書の中にガンガン落とし込んできますから、持ち合わせている建築系以外の知識や資格項目も、当然入ってくるわけです。

と、どうなるか?

簡単ですね。

こういうグループに参加している建築屋さんは、今まで無い知識でも、このグループの人々にお尻をひっぱたかれながらも、そのグループの目標とする最低レベルまで底上げされることになる訳です。
(ちなみに最低レベルって書いてますが、これ、建築基準法のレベルじゃなく、もっと上の水準での話ですからね。)

そうなると・・・。

補助金を出す、「国」も、レベルが上がってくれて

建てる「お施主様」も、長持ちする家になってくれて

建築屋さんも、今までに持ち合わせていない知識も情報も身について

いいことばかりになる訳です、楽観的に考えればね。。(けっしてここに行きつくまでは楽じゃありませんけど。)

ただし、今日の内容はここに属している工務店で建てられる方に限っての場合です。
ハウスメーカーやパワービルダーの方々は各会社で独自に土俵を作ってらっしゃいますから、この対象ではありません。
逆に考えると、参画している工務店の知識レベルもこの水準近くまで一気に持ち上がって来ることになるのでしょうかね。

であれば、やはり、今からは「すまい」の建て時といえるんじゃないでしょうかね。。
こんにちは。

夏なのに、朝・夕と快適な気温の日々が続いています。
日頃、事務所の中だけで、ひ弱な生活が続いている私でも、
充分現場に出かけられるので、パッとしない天候ですが、逆にありがたい限りです、ハイ。。

処で、先日締め切りとなった、国交省発の「地域型住宅ブランド化事業」ですが、
少しづつ、事業推進されていたグループの方々が、
事業内容を発表されたり、採択に先立って事業を始められてらっしゃいます。

私の知る範囲では、今回の公募で592グループからの提案があったそうですから、
それだけ自分の住む郷土を誇りに思い、活動する建築業者がいるだけでも、この業界にとっぷりつかっている私にしてみたら「うれしい」限りです。

実際、採択はこれからになりますから、どのグループが採択されるかは7月末までわかりませんけど、
魅力ある地域になるのに垣根は無いんじゃないかと私は思ってます。
それより、提案された方々は、囲い込みなどをせずに、どんどん後方支援に廻り、ボトムアップすることの方が急務なんじゃないでしょうか。

住みやすい山梨になることを切に願っている一設計屋の私でした。。

こんにちは。

前回の照明の話から続いて、今日はこんな話を。。

ブログに書いている通り、私の事務所での「すまい計画」には、インテリアコーディネーターのお力添え無しでは語れません。
照明も内装も、ファブリックも、普段というか毎日眼にするものですから、ここを抜きにしては 「気に入った建物」にはなりません。というか、しっかり抑えておかないと残念な建物にもなりかねません。

出来上がりは、やはり数値ではなく感覚的な世界観ですから、コーディネーターの存在は大変ありがたいと常々思っています。

ただ悲しいことに、意外と工務店の方は、この存在を知らずというか、活かし切れていないですし、
設計事務所の先生に至っては、「自分の世界観が狂う」との観点から、コーディネーターが入ることを嫌う人すらいるのも事実です。
私からしてみれば、もったいないの一言なんですけどね。。。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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