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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

先日お話した、心理学の本にも載っていたこんな話を。

以前お付き合いしていた、とあるハウスメーカーにいた営業マンのことです。
彼は、外見的にもパッとするようなタイプでもなく、また、仕事も誠意を尽くしているようなタイプであるようにも見受けられないのですが、どういうわけか、お客様には友好的に受け入れられている不思議な方でした。

同業者の厳しい眼で見ても、やはり、誠意を持って接してくれる営業マンや、建築に明るく頼れるタイプの営業マンの方が安心できるような気がするのですが・・・、まったくもって不思議な限りでした。

で、この本を何気なく読んでいた時に、彼がどうして好感を勝ち得ていたのか、そのひとつの法則が垣間見ることができました。
その内容とは・・・・。

設計士である私は、お施主様との打ち合わせ時には、必ず対面になって図面のやり取りします。
誠実な営業マンであれば私同様、隣から図面に顔を入れ込みながら話に入ってきますよね。
ところが、その彼は、私の横には入りません。
必ず、私の左斜めに席を取ります。そしてその席は、お施主様からは、右斜めの位置になります。
(90°ずれて座っているんですね。。)
そこから、お施主様とのやり取りのみを傍観するのです。
そう、毎回彼が座る場合は、対面になっている椅子であっても、あえて その位置に椅子を動かしてから、打ち合わせに参加していたのです。

これには、こんな理由がありました。(以降本からの抜粋です。)

 人間は、知らず知らずのうちに自分の心臓を守ろうとする。だから、心臓に近い左側から人に近寄られると、無意識のうちに警戒してしまう。
さらに、人間には、自分の利き手が自由に使える側に相手を置くと安心するという心理もある。
利き手のほうが器用な分動かしやすいので、利き手側は自然に警戒心が薄くなるのである。
そうだ。。

日本人は右利きが多いということもあり、右側から寄ってくるものに対しては警戒心がゆるみ、リラックスさせられる可能性が高いのである。とも書かれている。。

こんな心理テクニックを知って打ち合わせに陣取っていたのかは、今となっては私も聞くすべもありませんが、こんなテクニックに頼らず、「自身の実力と誠意で仕事をしていきたい」と、やはり熱血系の私はつくづく思うのです。

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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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