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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

1日1日と、冬に近づく度に寒くなってきてます。
今朝事務所につくと、結構寒かったので、今期初の暖房を入れてしまいました。寒さには、寄る年波は勝てません、はい。

さて、今日は 私のブログを読んで頂いている建築系(特にプロの方)向けの内容です。
ただ、新築計画される方にも参考になりますので、ご一読くださいね。。

ここ山梨では、元々都市ガスの普及率が低かったことと、新し物好きの性格の方が多い事からか、
新築のすまいを計画される方のほとんどの方が「オール電化住宅」を選択なされます。

(あくまでも、ここ3~5年位、うちの事務所で関わった住宅に限るデータですので、あしからず。。)

また、オール電化住宅にされる方の冷暖房計画ですが、殆どの世帯が電化上手で契約される為、夏はエアコンで対応、冬は蓄熱暖房で対応される方がわりと多いんですよね。

で、暖房方法を「蓄熱暖房機(←これで検索をかけると、すごーい数のメーカーがヒットしますので、詳細はそちらでご確認ください。)で選択する場合、容量と大きさで頭を悩ますことになります。
何故なら、蓄熱量の種類がものすごく豊富だから。そのためか、「選定機種容量は、業者に頼まないとわからない。」って思ってる建築関係の方も結構多いのではないでしょうか?

では、私はどうしているかと言うと・・・・・。

おおよそは、部屋の面積で計算して選定予想しておきます。ただし、断熱材や窓の仕様、地域によっても全然違いますので、おおよそと言うことでご理解ください。

では、参考となる計算式ですが、

部屋の面積㎡ (吹抜け部分は1.5倍にして加算) × 60kcal × 16時間(放出時間) = 有効kcal という計算式で仮定容量を算定しています。

この中の「16時間」は、蓄熱時間を夜11時から朝7時までの8時間に設定し、放出時間を残りの16時間にしているので、この時間になりますが、放出時間の違う場合は適宜に合わせて計算ください。

例えば、40㎡の居室を暖房する場合の計算ですと、
40 × 60 × 16 = 38,400kcal となり、
各メーカーの蓄熱量換算表から割り出すと、大体~6kwの蓄熱暖房機具でまかなえる計算となります。

こうやって選定しておくと、3シーズンに邪魔になる大きな箱の大きさがおおよその見当が付くようになります。

ご存知無いようでしたら、ためしに、一度計算してみてくださいね。
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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