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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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連日思う事を素直に書いてきましたが、
今日は、「10年経ってみたら、これのおかげで価値が残った。」って話を番外編でしたいと思います。

2月11日のブログ にも書きましたが、少しづつながらも優良な中古住宅が出回って来るようになりました。
これも、建築基準法が徐々に厳しくなるようになった事と、施工者や設計者のモラルが上がった事等、いろいろ推測されますが、
やはり、「これが付いていると一先ず安心だ。」というのが、
その建物が、旧住宅金融公庫、現住宅金融支援機構(FLAT)で融資を受けて施工されていてくれる事です。
著名ハウスメーカーの建物でも、地元工務店でも、一定の統一基準以上で建てられていますから、リフォームする場合も、根拠となる基準が明確化されていますし、中古住宅としても流通に乗り易いです。

逆にいえば、著名ハウスメーカーでも、又は一般工務店でも、尺度を計るべきものが「その当時の建築基準法」だけだと、極端に下がる可能性もあるともいえます。
(なぜなら、建築基準法は「最低限の基準」だと謳われていますので。)

例えば、築20年以上の建物を見る機会があったら、コンベックス(巻尺)を持って以下の2つのポイントを計ってみてください。

1)基礎の地面から上端までの高さ

2)基礎に空いている床下換気口のひとつ目から次の換気口までの距離


此処を計るだけでかなりの数の建物の判断がつきます。
具体的な数値は、此処では触れませんので、自身で検索してみてください。

現在では、FLATを使わずとも、住宅性能評価や長期優良住宅等で建物の性能根拠基準を残す事が可能ですけど、「資産」を如何に下げずに維持できるかもこれからの住宅に問われるひとつです。
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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