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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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昨日、安倍総理が「来年4月からの消費税8%の決定」を発表した後の今日、TVも新聞も消費税8%の詳細および、経済の状況予想それに対応策の給付金等に関する話題であふれています。

で、その中、山梨日日新聞の県内版6面の経済欄に、山梨県の地域型住宅ブランド化事業の採択の7グループの詳細が掲載されていました。

本来は8月初めに発表されているので、記事にするのはもっと前でもいいんですけど、「今日」の誌面ではなくてはならない理由がそこにはあるからです。

これは、そのグループのトップは重々承知しているはずでしょうが、採択を享受しているグループメンバーが全て熟知しているのではないでしょうし、ここで、そのグループの活動内容が大きく差となって現れてくる『キモ』の部分となる訳です。

このブログを読んでいる貴方が直ぐに全てを理解する必要はありませんので、各グループがどんな戦略をとってくるかで、このブログで分析して行きたいと思います。

重要なのは、消費税が8%と決まった今日の新聞紙面に載っている事が重要だという事です。
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今日移動中に何気なくラジオから流れていた内容に幻滅してしまいました。

まず、そのラジオの内容をお話しする前に、この10月からスタートする事業から掻い摘んで話をしていかないと、理解しにくいので、まずはそちらから。

度々、ブログにも登場してきますが、長期優良住宅の省エネ基準も住宅性能評価制度の省エネ基準も、最上等級は、次世代省エネ基準という平成11年に制定された基準に基づいています。
現在平成25年ですから、この14年間変わらずに来ていたのですが、この間に「1990年度よりー25%温室効果ガスを減らすって基準」とか、低炭素(カーボンマイナス)とか、すごっく省エネの基準も厳しくなっていたんです。

そこで、この10月から、新たな省エネ基準がスタートするのです。(こちらは住宅の場合でして、非住宅に関しては、今年の4月から既にスタートしています。)

新しい基準は、建物ごと、外側を包む断熱性能を計算することと、今まで日本全国を6つの地域にして断熱性能を決めていたものを、もっと細分化して、8つに分けていることと、そして今までノーチェックだった、照明や設備機器や冷暖房機器のエネルギー消費を10%削減するという要素が盛り込まれているのです。
施行されてすぐは猶予期間として1年半ほどありますが、2015年以降は、この新しい省エネ基準がFLAT35や長期優良住宅等には指定となるはずであり、7年後の2020年、そう東京オリンピックが開催される年には建築基準法義務化される事となるわけです。


さて、ここまで掻い摘んで説明しましたが、私が幻滅したラジオの内容というのは、
「現在新築の家は7年後資産価値が0(ゼロ)になる!如何に資産ある住宅を残すのか!」というようなニュアンスの表現をしていたからです。

上記を読んでいただいたら、お分かり頂けたかとは思いますが、はたして断熱性能が向上しなかっただけで、住宅の資産価値はゼロになってしまうものでしょうか?地震に対してだって、考慮する必要もあるはずですし、長年使えるように、維持管理が簡便であったりしなくてもいいのでしょうかね。。当然、断熱性能が向上した建物は価値はあがるとはおもいますがね。
それよりも、未だ一部の建築関係の方は、先に知り得た情報から一般の方の不安をあおりながら、自社のみ営業展開をしていくという方針を持つ方がいるという事です

情報は、「より多くの方に正確に伝える」この事を専門職を持つ人ならモラルをもって取り組むべきことだと私は思うからです。

内容を正確に把握していないので、このようなブログを書く事は不謹慎かとも思いますが、「不安をあおる」宣伝文句を使う事を同業者が行う事は、正直、悲しい限りです。
本日は、今年10月1日から住宅に関する省エネ法が改正されるのに伴い、
各協会で開催されている説明会にお江戸まで出かけて参りました。

既に非住宅(店舗や事務所、病院・店舗等)は4月1日より改正されてはいるのですが、経過措置が結構長らく取られているので、知らない建築職の方も大勢いるのではとは思われますが、

まずは、内容をこちらからご一読いただくとして ↓
       http://www.mlit.go.jp/common/000996591.pdf

住宅の場合は、『低炭素認定建築物』そのものがH25年度省エネ法であり、
設備機器などの1次エネルギー消費量もカウントされてくる事も大きな変更点になります。

今日の国土交通省の方の話では、10月に入ってから全国各地で説明会を開催する予定との話ですが、告示は国交省や評価協、IBEC等のホームページを見逃さずに見ていないとすぐに埋まってしまうのもこの説明会だと思います。

今までは、「低炭素までは~云々」と蚊帳の外に置かれていた工務店や設計屋の貴方、
始まる前に、評価協の低炭素のページはご覧になっておいてください。。
此処の処、ブログからご無沙汰していました。

あれもこれも書きたいと言いながら、ブログを落としているのは大変心苦しいのですが、
書き始めの今日は、身近な「住宅」関連ニュースから、まず一番ホットなものを今日の話題に取り上げます。


昨日付で、平成25年度地域型ブランド化事業の採択案が発表されました。

ここ山梨では、平成24年度の前期で、4グループが採択され、後期で2グループが、そして今回の平成25年度に又新たに1グループが新規採択となり、全部で7グループが、山梨独自カラーを出した「地域型ブランド」の長期優良住宅を普及させていく事となります。

                ↓
        詳細は http://www.chiiki-brd.jp/ にて。

永きに渡り、維持管理が行き届いた、省エネで耐震性が高い住宅。それも地の利を活かした工務店が創り、たとえ不慮があった後でも、同じルールで遺志を継ぐ他の工務店が維持管理を継続できること。それが、地域に根差したブランド住宅であり、最終目的です。

これ以外に「成り立ち」も延々、前回のブログに書きこんでましたが、も一度でも二度でも読み返していただけると幸いです。。
 

期は熟しました。 さて、貴方の選択肢の一つに加えられても・・・・・?
連日のタイトルから、本日は少し外れた話題です。

今週の月曜日、ちょうど2日前になりますが、
所属する団体から、
『建築基準法違反のある「違法貸しルーム」に係る関係団体への情報提供等の依頼』という大変強い文章のFAXが流れてきました。

( 同文章は、国土交通省のホームページでも読めます。)
          ↓
http://www.mlit.go.jp/common/001005354.pdf


以前(5月30日分→)、ブログ 記事 でも書いた事がありますが、TVニュースで取り上げている時にも、違和感を感じていた、「安全」を抜きにして先走る体制が、容になって現れてきた文章がこの内容ではないでしょうか。

是非、ブログを読まれていらっしゃる貴方も、上記のPDFをご覧ください。

こんにちは。

本日も、「住宅のゼロエネルギー化推進事業」の説明会に、お江戸・神田まで出かけてきました。

私の参加した説明会は、施工店向けでしたが、
既にネットに発表されている資料の補足説明及びQ&Aがメインであり、300人近くの参加者みな真剣に聞き入っていました。

ちなみに、この事業も、「地域ブランド化住宅」の長期優良住宅と同様、一般工務店向けですから
年間50棟以上供給しているハウスメーカーやパワービルダーは対象となっていません。

それでも、政府の住宅に関する補助金事業に関して、真剣に取り組もうと思われる工務店の方は、進んで情報を取りに来ています。
会場でも、山梨から出席している工務店の方にも何人にも会いましたし、
玄人側の立場から言うと、「こんな積極的に情報収集している工務店に仕事を依頼しない方がもったいない」とすら感じてしまいます。


是非、消費者の方もご一読いただきたいものです。
本日は、お江戸日本橋で講習会に出かけてまいりました。

主催は、トラスや断熱材のサンドイッチパネルを販売している会社ですが、
販売促進というより、「こんなところにこれらを使用したら、より効率的だし経済的だよ。」という話に終始しており、
私にとっては大変有意義な情報収集となりました。

ただ、この「トラス」の内容説明は、いろいろな方が場所を変え行ってはいるのですが、(ここ山梨でも、昨年開かれた講習会で説明されてはいるのですが、浸透したかは皆目見当はつきませんが。)今ひとつ山梨にいる限り、他の設計屋さんや建築屋さんから聞いた事も尋ねられた事もありません。

私が、この材料を魅力的だと思うのにはこんな理由があります。

1) 大きいスパンを飛ばすのに大きな木材材料を使用するのではなく、均一な大きさの材料を、途中で何回も継ぎ足し三角形のトラスを構成しながら作っているので、地域の木材で製作可能である。(当然 満たさなければならない条件はありますが。)

2) 床や天井面にトラスを使用するため、電気や設備の配線・配管のスペースが確保しやすい。

3) 連続したトラス設置となるため、意匠的にも面白い空間構成となる。(表層材として使用する為には法律的な制約もありますが。)


まだまだあるかと思いますが、現在の処、「啓蒙」というか「認知度」が低いためか、選択肢として選ばれていないような気もしますし、それより枠組み壁工法を理解しようとしない設計士や建築屋さんが多いのも、私には、このメリットが充分浸透しない足かせになっているような気がしてなりません。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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