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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

うちの事務所は、持ち主が無頓着で横着者ですから、(←私のことです。)あまり手入れを施しておりません。
設計屋でそのスタンスではいかがなものかとも思いますが。。。

その報いか、事務所の水道から水漏れがあり、昨日は四苦八苦する羽目に。
すぐに手を打って手入れして頂くことができたので、こう のほほ~んとしたブログも書いてはおれますが、通常ではそう簡単ではないことだと思っています。

例えば、私が 建築とは無縁の職業に就き、
建売住宅を購入したり、瀟洒なハウスメーカーの建物で家を建てたりして、
「水漏れが!」って気がついて、その旨を連絡して、対処してもらえるまでにどのくらいの時間と自分の中にフラストレーションがたまるのでしょうか?
多分、この仕事に就いている私には想像できない位たまるんじゃないでしょうかね~。

これって、 から 自分の体に置き換えて考えてみるとどうなんでしょう。

具合が悪くなって、病状が分からず総合病院に行ったは良いけど、どこに診察してもらえばよいのか、紹介状もなく、右往左往する姿を思い浮かべてもらえば、状況は少しは ご理解いただけるような気がします。

地域医療と同じで、地元の顔の見える(気の知れる)工務店も、家のドクターということをお忘れなく頂きたいものです。
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こんにちは。

先日、国土交通省から発表された、1ヶ月間の「住宅性能評価」と「長期優良住宅」の申請棟数を見比べて気がついたというか、やはりというべきか、私なりの解釈法をお話したいと思います。

まず、調査月が1カ月違うので、比較の正確性を欠きますが、
同じ1ヶ月間からの抽出なので、ほぼ同じくらいの着工棟数と想像してご覧ください。

こちらが、住宅性能評価の申請棟数
      ↓
http://www.mlit.go.jp/common/000225437.pdf

で、こちらが、長期優良住宅の申請棟数
      ↓
http://www.mlit.go.jp/common/000224192.pdf

山梨県の部分を比較してみると・・・。

性能評価と長期優良の申請棟数がほぼ同数。
若干、長期の方が多いのですか、長期の方が制限が緩いので 当然の結果だと思います。

注目は、両方の申請棟数がほぼ同じ位ということ。
これは、単純に、この期間に申請を出している施工業者は、ハウスメーカーまたは県内パワービルダーであると考えられます。
なぜなら、一般工務店や設計事務所は 好んで同じような申請書類を2度手間をかけてまで申請を出さないと思われるからです。(ご自身でやってみればよくわかります。)

長期優良住宅 < 性能評価 ですから、

長期優良住宅にて耐震等級3をクリアーすれば、地震保険も、固定資産税、ローン控除も、それにフラット35Sも上限にて対応可能なわけですから、長期に留めるし、無理にそこまで人手がない一般工務店や設計事務所が、手を伸ばす必要がないと思うからです。

ということは、性能評価まで申請を出すところはというと・・・・・。

申請を自社で作らず、外注(協力会社)に任すハウスメーカー等ということになります。
(ここには、じゃぶじゃぶ資金をかけ、実験し、公式認定を受けた『型式認定』という印籠もあるので、申請にさほどの時間や手間を割く必要も無いということもありますが。)

自社のPRや謳い文句からの性能評価申請となるわけです。
ただし、出されている性能評価等級も、極力、長期優良住宅にかぶる部分のみが厚くなっていますので、
長期に必要ない高齢者等級など、平気でを付けて申請も出されていたりしますケド。。

それと、も一つのこのデータの見方は、
この期間に出されている申請はハウスメーカーまたはパワービルダー等だと云うことは、一般工務店の申請する長期優良住宅は足付き(国の補助金)が無いと出さないということが如実にわかるデータでもあります。

ということは、ホントに長期優良住宅が普及するまでには、ものすごく遠い世界であることもうかがい知れることにもなる訳です。
地域型住宅ブランド化事業を推進することも容易ではないことの裏付けデータにもなってしまっていますがね。。

こんにちは。

多分、日本中の「地域型住宅ブランド化事業」に携わった方なら、必ず知っている、あの提案書(というより、手本がこちらのグループの資料だったのですから。)からのブランディング住宅が発表になりましたよね。

                           ↓ そう、新聞記事は

新潟の工務店18社、統一ブランド化 雪・地震に強い家販売

 【新潟】新潟県内の中小工務店18社は新潟の気候風土に合った統一ブランドの住宅を共同開発し、販売を始めた。県産のスギを利用するほか、地震や雪に強いという特長を持つ。資材の共同購入で調達コストを抑える効果も期待できる。大手住宅メーカーの攻勢で中小工務店が苦戦する中、地域密着の家づくりで対抗する。

 統一ブランドの住宅は「にいがた・木のぬくもりが育てる愛奏の家」。18日に説明会を開き、本格販売を始めた。資材供給や設計、施工、販売などで製材所や建材流通会社、建築事務所など約50社が協力する。
(日経産業新聞8月22日付けより抜粋)


早速、ホームページ拝見させてもらいましたけど、いいですね~。ホント感心してしまいます。

トップを走るチームの姿は、参考にもなりますし、励みにもなります。

是非、上記の内容をご一読ください。

 



夏も終わりに近づくと、吹く風もカラッと乾いて、かつ、何処か体温を奪い去るような涼風になっています。
そうなると、何故かしら物悲しげな気分になる、不思議な感じです。

例えば、「明り」でもそう。

鎮魂的意味合いのあるあかりといえば、ちょっと前まで、ロウソクや豆球などの柔らかい電球色の明かりを使っていたはずですけど、時代の流れが変わってきており、
led3.jpg
写真のような「あかり」も出ています。

実際どうなっているかというと、


袋に思い思いの絵を書いたりした上で、中にボタン電池と連動したLEDを入れて閉じると・・・led1.jpg


こんな優しい光に変わります。


そう、精霊流しにも使われてたりしますよね。。


こちらは3月のLEDライティングフェアで許可を頂き撮らせていただいた写真ですが、時間の流れを感じていただければと思い、アップいたしました。led2.jpg
こんにちは。

建設現場は情報の宝庫だと思ってます。
いろいろな職人さんと出会う機会も増えますし、それぞれの作業工程を見ているだけでも興味深い。。

先日も、エコキュートと貯湯タンク設置時の基礎打設のための配筋をしている現場に居合わせたのですが、
想定される経年変化とトラブル対応してきた結果の上、「こうなった」のですから、
机上の論理で進めがちな設計屋にとっては、とてつもない「宝の山」だと思うのです。

ちなみに、私も人間ですから、完璧でもないし、足りない部分もいっぱいあります。
この足りない部分を補完できるのも、やはり、こんな職人さん達が大勢いるからなんですね。

是非、お施主様になったあなたも、「現場で学ぶ」気持ちで行かれる方が、良い空間が生まれるハズですよ、お試しアレ。。

こんにちは。

仕事とは関係ないけど、設計屋として将来のことを考えると、絶対取り組まなくてはならないと思っていた事業も一段落し、割いていた時間を、どうにかこうにか取り返す日々が続いております。

で、仕事に勤しむ毎日の中、常に頭の中にあった疑問がありました。

なので、実際のところ、上記の事業に取り組まなかった方々に「どうして?」ってためしに聴いてみたのですが、
わりと面白い答えが返ってくるもんですね。

           ↑

(この話、ブログじゃとても書けません。)


まー、いろいろな考え方の方々がいらっしゃいますし、設計屋さんもひどい人はひどいですし、
「ケセラ・セラ」でしょうかね。。

勉強会で この話も触れてみようと思ってます。
こんにちは。

甲府では梅雨の合い間の晴れの日となり、大変あつーい一日になりました。
それにピカ天の陽気ですし・・・。

この山梨県は、日照時間の長さは日本一でもあり、
晴れた日に空を見上げるたびに、感心することしきりでもあります。

そして、その視線をちょっと降ろすと、眼下には真新しい太陽光発電のパネルが載ったお宅も増えてきてます。

で、先日こんなニュースがあったのを思い出しました。

太陽光発電普及へ県有施設の屋根貸与 神奈川県、民間業者に


神奈川県は7日、太陽光発電パネルの普及策として学校、団地など県有施設の屋根を民間事業者に貸し出すと発表した。7月から始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度をにらんだ取り組み。屋根の面積が1000平方メートル以上の20施設25棟が対象。屋根の使用料は1平方メートルあたり年額100円からで27日まで民間事業者を募る。

 7月に選考結果を公表する予定だ。県の試算では、1000平方メートルに太陽光パネルを設置した場合、年間約7万3000キロワット時の発電が可能で、約300万円の売電収入が見込めるという。
(6月7日日経新聞記事より抜粋)

今日のタイトルのように、
天から降り注ぐエネルギーだって、考え方もちょっと変えれば、立派な資産になる訳ですから、凄い事ですね。
 

 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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