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今日は「すまい」の話からです。
工事中の現場でお施主様と打合せをしている時に、
「ここにカウンターがあると便利ですよね~。まだ付けて貰う事は可能ですか?」と追加工事の話が出てくることが時々あります。
この時に気をつけなくてはならないのが、
1) まだ家具類など無い現場で、話をしている。
2) 打合せ時に立って話をしている。
実はこの二つ、結構自分の感を狂わせています。
先ず、1)。当然現場ですから、机や椅子等があるわけではなく、頼りになるのは、
「きっと、ここらあたりに、こんなカンジで座って、カウンターを使えばちょうど良い高さではないだろうか。」という自分の感のみです。
また、2)の『立ったまま』というのも、目から入った情報を頼りに思い描くことになるので、その場で感じる設定高さを狂わせる原因となります。
ためしに、建設現場(そう簡単には入れませんから、週末に開催されている『すまいの構造見学会』などに参加ください。)に行って、例えば、普通の市販品の椅子を使って書物を読んだり、勉強をしたりするカウンターはこの高さに欲しいと思う寸法を確認してみてください。
この時に、コンベックス(巻尺)をまだ使ってはいけませんよ。自分の体のどの辺りに欲しいか記憶して置いてくださいね。
そしてから、おもてに出て 初めて その高さを測ってみてください。
きっと面白いことに気づくはずです。
(必ず、試してみてください。やってみないとこの感覚は味わうことは出来ませんよ。)
ここで、答えを出してもつまりませんから、実際ご自身で体感してみて、私の言わんとすることを感じてみてください。
多くのお施主様も、この感覚のズレを体験されていますので。。
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