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こんにちは。
早速昨日の続きです。
ここは、円教寺にある、開山堂です。
そう、円教寺開山の性空上人をまつるお堂なんですね。
実は、このお堂には、大変貴重な造作がなされているのですね。
で、下の写真で、解説をお読みください。
読んでいただけました?
では、その像をご覧ください。
ねっ。力士がささえているでしょ。
左甚五郎は、江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人。落語や講談などで、大変有名であり、左甚五郎作と伝えられる作品も各地にあり、この開山堂の力士像もその中のひとつだといわれています。
一番有名なのは、日光東照宮の眠り猫の彫刻といわれていますが、実在の人物であったかどうかも問われています。
でも、彫刻は大変きれいでして、屋根を支えている現物像を、その場でリアルに観れるというのも、ノスタルジーに浸れていいんじゃないですかね。。
作者は違いますけど、こちらの蛙股の彫刻も 大変きれいでしたよ。
円教寺での、私のもうひとつおすすめの、建物でした。。
こんにちは。
今日は、先日訪れた、書写山円教寺のお話です。
私がこのお寺を知ったのは、大変ミーハーなのですが、映画「ラストサムライ」なのでした。
渡辺謙が演じるところの「勝元」の元に連れてこられたトム・クルーズ。
映画では、この場所での雪や桜のシーンがあり、そこはかとない雰囲気を醸し出しておりました。
(思い出しました?このシーン。 素朴さがまたいいんですよね。。)
で、撮ってきた写真をご覧ください。
休日だったんですが、さほど訪れている人がまだ、まばらな時に撮ったので、建物主体で構成できました。
特に私のお気に入りは、このお寺の明り取りの雨戸の開閉方法。
趣があっていいでしょ。この方式の開閉。。どうです?
そうそう、この建物は食堂と書いて「じきどう」と読みます。
下の写真が、お隣の大講堂です。
当然建物は、みんな重要文化財でして、この円教寺は、お寺としては、「西の比叡山」とよばれるほど寺格は高く、西国三十三箇所中最大規模の寺院で、比叡山、大山とともに天台の三大道場と並び称された巨刹であるとのこと。。
ほんと、しばらくここでボーっとしていると、時間を忘れそうになりそうな空間の雰囲気を持っています。
お寺というと、京都・奈良までは行っても、ここ姫路まではなかなか足を伸ばす機会がないのですが、また違った趣がありますので、一度こちらまでお出かけされてもいいんじゃないでしょうか。
ということで、明日は、円教寺の他の見所をお話しますね。
ここ、甲府でも、昨晩より雪が降り、数センチほど積もりました。
まだ、一面銀世界というのには程遠いのですが、仕事や交通のことを考えると、
この程度でよかったのかな~とも思います。
今日は、雪が降ったときのことを考えての注意事項をお話します。
皆さんは、普段雨樋の点検ってされています?
実は、雪が積もったときにトラブルを起こすんですよ、ここで。
(絵日記にしてみましたが、
われながら、あまりにも下手な絵でおはずかしい。)
これは、屋根(軒先)と雨樋を描きました。
最近のほとんどの家では屋根に雪止めがついているので、
まず、樋に直接雪が詰まるということはないのですが、
どさっと落ちたことを想定して絵にしてみました。
こんな時に気をつけなくてはならないのは、木の葉などが縦樋の落ちるところに積もっていると、木の葉がふたの役目をして、雪解け水を排水してくれません。
それと、余計に困るのは、毛細管現象で、雪解け水が矢印のように逆流して、建物内部に浸入する可能性があります。絵のような、「建築家系の内樋すっきり意匠優先型」の場合は、板金の切れ目が縁の切れ目になりますので、樋の点検は重要な役割をするのです。
壁にしみこんでから気がついても遅いので、陸屋根や絵のような樋のお宅のかたは、事前に樋のお掃除を欠かさずにね。。
先日の旅行で、こんな体験をしました。
場所は兵庫県姫路市。
神姫バス駅前ターミナルでの1コマです。
書写山圓教寺へ出発するまでの時間を、このバスターミナルで過していました。
私は姫路市は始めてなので、「他のバスはどこへ行くのだろう」とか、「乗っていくバスはもう来ているのかな?」などと、中で待っていても、落ち着かず、うろうろしていました。
で、ターミナルから外に出ようと思って自動ドアの前に立ったときのことです。
ドアの前に立ってもドアが開かない。
「きっとセンサーに当たっていないのだろう」と思い、左右に行き来しても開かないのです。
不思議に思い、ドアに触っても、当然のことながら開きません。
そうこうしている内に、私が旅行者で、ドアが開かず不思議がっているのを見るに見かねて、そばにいた人が教えてくれました。
「このドアは、バスが来て、出発の準備が整って、初めて「乗車OK」のランプがついてから出なければドアはあかないよ。」と・・・・
そうですよね。私のようなウロウロする人が、表に出たり入ったりしていれば、室内の気温を下げることにもなりますし、せわしいだけですものね。。
バスを待つ間くらい、ゆとりをもって、じっくり待っていないとあきませんね。
今回のきずきは、バスの出発待ちの自動ドアでしたが、環境などの効果を考えたらこんな自動ドアの設置場所が、もっと多くなっても良いかもしれません。
例えば、銀行のキャッシュディスペンサーの扉。中の人が、お金を引き出してから財布にしまう時間を考慮して次の人が入るまでのドアを、このような自動ドアで応用するとか・・・・。
ひとつ、面白いきづきに出会うことが出来ました。。
昨日のブログにて書いた、「ちょうど両国では、大相撲の初場所も開かれていますから、1日ゆったりコースで過すというのも如何でしょうか。」をちょい細かくっっと。
まず、ここを最終目的としてと。
時間を逆算すると、
昨日の「北斎」もいいですし、常設展を江戸東京博物館で、ゆったりご覧いただくのも良いのではないでしょうか。
こんな、素敵なジオラマにもであえますし・・・・
越後屋さんですね。
で、やはり、お昼はこれでしょ。
冬の一番のごちそう。ちゃんこ鍋。。
私がいただいたのは、「巴潟」さんの国見山ちゃんこです。
塩味でおいしくいただきました。
ねっ、十分すぎるくらいこの時期は、両国駅半径200mで楽しめちゃいますよね。
今日は、こちらの企画展のお話です。
北斎の作品展が両国の江戸東京博物館で開催されているので、こちらにも足を伸ばして来ました。
ちょうど1年位前に開催された、ボストン美術館所蔵の肉筆浮世絵展で私は、「石橋(しゃっきょう)」の獅子の鬣の舞い踊るような筆のタッチに大感動してからというもの、北斎の大ファンになってしまいました。
今回は、オランダ国立民族学博物館やフランス国立図書館所蔵の作品が多く展示されています。
(江戸時代のオランダといえば、私たちには歴史の教科書で大変馴染み深い、医師のシーボルトが日本から持ち帰った多くの浮世絵や肉筆画を観ることが出来ます。)
特に、今回の肉筆画は、人物像であったり、また風景などが、まるで油絵のように色の濃淡をつけて立体的に描かれている作品が数多く展示されているです。・・・正直言って、私は、今までこのような構図で描かれた、江戸時代の日本画など見たことなどありませんでした。
西洋絵画と違い、和紙に描かれているため、程よい淡い色合いの日本画に仕上がっていて、大変美しく、
また、自分の中で創られていた、これまでの版画=浮世絵のイメージを、気持ちいいくらい覆させられました。
ほんと、新たな感動や発見の連続でした。これでまた、どんどん、北斎の魅力に取り付かれていくのですよね。。
こちらは、まだ開催されていますから、週末の予定に組み込んでみては?
ちょうど両国では、大相撲の初場所も開かれていますから、1日ゆったりコースで過すというのも如何でしょうか。
(江戸東京博物館のページはこちら。 ↓ )
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/index.html
(今日の日経新聞にて、同様の記事を見かけたので、記事と共に追記します。)
輸入している肉や小麦といった農産物などを作るのに必要な水を「仮想水」という。
例えば東京大学の沖大幹教授らの試算によると、輸入牛肉1キロで20トン、小麦1キロで2トン、輸入牛肉でつくった牛丼1杯は約2トンの水が使われた計算になるという。
日本の2000年度の仮想水の総輸入量は640億トンに及び、国内の灌漑用水の590億トンを上回る。
仮想水は「バーチャルウォーター」の直訳で、もともとはロンドン大のアンソニー・アラン教授が1990年代に提唱した概念。日本は食料自給率が4割を切る食料輸入大国で、仮想水の一大輸入国といえる。世界の水問題とも無縁ではなく、昨年末の「第1回アジア・太平洋水サミット」が大分県で開かれたこともあり、注目が集まっている。
国内でも食品の廃棄ロスを減らしたり、家電を節水型にするなど、水資源の有効利用が消費者の関心をひきつける時代になりそうだ。
とのことだそう。
この水のことを仮想水と呼ぶのですね。勉強になりました。。