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夕べ、ニュースでこちらを知りました。
「映画のシーンのように侵入」、エジプト文化財盗難事件
エジプトの首都カイロで反政府デモによる混乱のさなか、熟練した泥棒たちがエジプト考古学博物館に天窓から侵入した――。前月、デモに乗じて貴重な収蔵品が多数略奪された状況について、エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長が16日語った。
同博物館の目玉であるツタンカーメン王の黄金のマスクは無事だったものの、極めて重要な収蔵品8点を含む多数が略奪された。行方不明になっていた収蔵品のうち3点は敷地内やその周辺で発見された。
だが、ツタンカーメン像やアクエンアテン像などはまだ発見されていない。
ハワス氏によると、泥棒たちは非常階段を使って博物館の屋上に登り、天窓のガラスを割ってロープを垂らし、ロープを伝って約9メートル下の床に降り立った。「まるで映画のシーンのように」とハワス氏。
事件に関連してこれまでに9人が軍に拘束され、現在取り調べが行われている。
2月17日AFP通信ニュースより抜粋
先日、上野の東京国立博物館に、「平山郁夫と文化財保護」展に行ってきたばかりなのですが、
ここでも、内乱・内戦によって貴重な文化財が略奪されたり破壊されたりすることのおろかさを、嫌なほど感じてきましたが、(覚えてらっしゃいますか?タリバンによってバーミヤンの石仏が破壊されたのを。この展覧会で、平山画伯の、在りし日の石仏と破壊された後の石仏の絵画を同時に展示してありますが、その絵を見ると「やるせない」気持ちがこみ上げてきます、悲しいことです。)
エジプトでも同じことが起こるとは。。。。。
5000年の歴史のなかから築き上げられた産物は、人類の宝です。
元の場所に無事に置かれることを切に願います。
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