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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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思い出すことがあります。

それは中学2年、3年の国語の授業でのことです。(かれこれ30年以上前の話になるんですね~。)
そうそう、何故中学2年と3年の授業の事を鮮明に覚えているのかも不思議なのですが、この時の国語の担当先生が宇野先生という方でして、教壇に飾ってある花を見ては「この花は・・・、」と花に纏わる話を一言二言授業のはじめに話してくれるのです。

で、この時期、誰が持ってきて教壇に飾ったかも既に覚えていないのですが、花瓶にささっている黄色い花を見ては、こんな話をしてくれました。

「昔、江戸城を造った太田道灌という武将がいたのだが、彼があるとき鷹狩りに出かけた時のこと、突然の雨に見舞われてしまった。そこで雨具を借りようと近くの民家に身を寄せたのだが、その家の少女に山吹の花を出され、雨具を借りることが出来なかった。
そのため、立腹して帰ったのだが、その話を帰ってから家臣にすると、こんな話をされたという。
それは、『
七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき」という歌から、うちには貧乏で貸す蓑さえも無いんですよということを「山吹の花」に例えて差し出したのではないのでしょうか。』という話を聞き、自分の知識の無さを恥じて歌道に励んだんだ。」
ということを聞かされていたんですね。

覚えている私もすごいとは思いますが、先生から聞いた話を、この花と、国際フォーラムにある銅像を見るたびに思い出します。
DSC02268-1.JPG
こちらが、フォーラムにある太田道灌さんです。







せっかく「山吹の花」でこのことを思い出したのですから、私もいつまでも「学ぶ」姿勢には前向きで行きたいな~と思います。
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こんにちは。

先日の横須賀つづきです。

三笠公園近くにこちらの碑がありました。
DSC02951-1.JPG







作詞者の茶木 滋さんが横須賀の出身ということでこの碑があるそうですが、
4月始めのこの時期に この碑が観れたのもなんか感慨深いものがあります。

「めだかの学校は 川のなか  そっとのぞいて みてごらん
     そっとのぞいて みてごらん  みんなでおゆうぎ しているよ」

世知辛い今だからこそ、この歌碑の詩が心に染み入ります。
こんにちは。

先日、「オートマチック自転車」に乗る機会があってからというもの、仕事の合間にネットを見る時など、「自転車」のカタログを食い入るように見てしまいます。
自転車も、ホームセンターで5~6年前に購入した折りたたみ型ミニベロがあるにはあるのですが、安定性や動作性能を考えると、やはりお値段には比例していることがよくわかります。
欲を言えば、この「オートマチック自転車」が欲しいのですが、1台40万以上なんて聞いてしまうと、「別に、ギアは自分で手動変速するから、手の届く範囲で、でもかっこいいのがほしい~。」などと戯けた事を考えてしまうんですね。

この陽気の時には、自転車に乗って気持ちよく走りたいと思うのは、きっと私だけでは無いと思いますよ。

流石に定額給付金だけでは足りないな~。
こんにちは。

今日も4月とは思えないような陽気でした。
ここ甲府では、昨日4月11日には、なんと28.5度もあった模様。なんか気温そのものの大系が変わってきていると身をもって感じてしまいます。

さて今日は、この温度や気候そして日差しで思い出した話をしたいと思います。

以前、友人から、「ある土地に企画型住宅(モデルハウス)の計画があるんだけど、プランの出し合いっこ(ようするにコンペというやつです。)してみないか?」という話を持ち込まれて計画したときのことです。
その土地は、東・南・北面が道路で囲まれ、何処からも見栄えのする形が要求される土地でして、ある一定期間、モデルハウスで使用した後、転売する計画でもありましたので、より現実的に生活しやすい動線も踏まえて計画する必要があった建物だったのですね。

で、考えに考えた上、私が提案した案は、西側に水廻り(台所や洗面等)を持っていくというプランでした。
敷地の形状から考えると、すごく当たり前のような気がしたのですが、ここで、いざ提案を持ち込むといった段階で、友人から横槍が入りました。
氏曰く、「西側キッチンは、西日が奥まで差し込むということから食品が傷むということで毛嫌いする方もいるので、このまま提案するのは慎むべきではないか。」というもの。
確かに~ぃ!と私も思いましたが、3方からの建物の見え方であったり、水廻り経路も含めて考えると、やはり西側にキッチンを取ることの方の利便性のほうが上回っていたので、変更せずに、初回のプレゼンは提出したのでした。
そういう友人のプランは、北東方にキッチンは鎮座していましたが、動線に若干の無駄が出てしまっていました。
結局、2人が提案したプランは、あまりにも設計事務所が考えました~的要素が間取り配分に強く出てしまった為、採用とはいきませんでしたが。。

しかし、この時友人からは、「不特定な家族の方に、この家を買おうかどうか迷った時の不安要素を与えない」のも家づくりの一つであるということもしっかり教えていただきました。
こだわり方も筋が通っている必要があるんですね。
って言うくらい、暖かい日です、今日は。
多分、甲府の昨日の最高気温が26.5度でしたが、今日はそれ以上上がっている様な気がします。
ま、気温だけではなく、甲府では大々的なお祭りがあるもんですから、その盛り上がりからもヒートアップしている可能性があります。(といっても、私はまだまだ仕事中ですので、お祭りさえも観にいけません。)

それにしても1週間経つのは早いもので、今週は建築関係の話を一言もすることなく過ぎ去ったような気がします。ですから、週末の今日も、こちらのお話で終わりたいと思います。

先日、Yahooプレミアムで、気になっていたこちらの漫画を大人買いしてしまいました。
DSC02892.JPG
韓流映画にもなった作品「オールド・ボーイ」です。






ある者によって捕らえられ、10年間監禁生活を送っていた主人公がその理由を自ら解き明かしていくという超ハードボイルドで硬派な漫画です。
初刊から読み始めると、ストーリー展開の面白さにグイグイ引き込まれる作品でした。

久しく漫画を読む機会を無くしていましたが、ストーリーの出来の良さと、視覚から訴えかけてくるこの迫力には、歳も関係なくまだまだ反芻できそうです。
さて、次は何といきましょうか?
こんにちは。

一昨日の続きから。

ウォーキングの終着点は観音崎だったのですが、今日はその手前にある素敵な美術館の話から。
この美術館は2007年に開館した、新しい美術館です。
正面からの写真がこちら。 ↓
DSC02992-1.JPG
雰囲気、ミースのバルセロナパビリオン系ですか。






が、この正面に見える部分は、美術館部分ではありません。
エントランスでもありません。

ここは、レストランなんです。

実際こちらで食事をされればよく解るのですが、少し高台になった内部から全面窓を通して観える、「浦賀水道を通る船と海と空そして前面の庭」を絵画のように楽しみながら食事をするように創られたレストラン先行型の美術館だと思っていただいたほうが良いかと思います。
ですから、レストランでは、ゆったりと時間をかけたコース料理を選択されるほうが望ましいのではないかと思われます。(要するに空間と滞在時間にコストをかけると考えた方がいいのでしょう。)
料理も大変おいしいイタリアンですから。
そうですね~、感覚的には静岡県長泉町にある「クレマチスの丘」に近い感じでしょうか。
DSC02996-1.JPG
そうそう、これからの季節は、表で食事をされても気持ちいいかもしれませんね。






ただ、このアプローチを通らないと、美術館へといけませんので、人の目が気にならない方や、容姿が絵になる方でないとちょっと痛いかもしれません。

今回は、歩きであったことと、観音崎まで足をのばす予定であった為、あまりこちらで時間を費やすことができませんでしたが、のんびり滞在型の時にまた来たくなる様な素敵な場所でした。
こんにちは。

山梨に住んでいる私にとって、電車の中の広告ほど珍しいものはなく、お江戸に上った時など電車に乗ると隈なく中吊り広告を読んでしまいます。
先日も山手線に乗った時、ずーっと見入ってしまった広告がありました。

田辺誠一さんと大塚寧々さんがご夫婦で色とりどりの花咲き乱れる木の下に一緒にいるという広告です。
そこには商品の説明なく、ほんとに2人と花の写真があるだけ・・・。
でも、その花と2人がものすごく美しいのですよ、ホント見入ってしまっていたんです、私。

で、昨日TVCMでその広告の商品がやっと解りました。
こちらだったんですね。

でも、あんな色鮮やかな花が咲き乱れる木があったら、春が待ち遠しくなるんだろうな~。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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