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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

「薬師寺展」に行った時の上野公園での1コマ。
ちょうど、昼下がりの程よい時間。公園では、大道芸が行われていました。

DSC00939-1.JPG演者は、SOBUKIさん。

大変素敵なパフォーマーでした。






彼のすばらしさは、演出及び芸も人々をひきつける魅力があるのですが、
中でも 私が大変気に入ったのは、ちゃんと「おひねり」のことを語ること。

いいパフォーマンスを見せるためには、彼が健全な生活を送れるのは必然なこと。
必要となる機材をそろえるためにもお金はかかります。
そのことを彼は大道芸中に チャンと観客に伝えてます。

私も、プレゼンをするためには大量の時間・能力・演出を注ぎ込んで行います。
そのためには、ちゃんとした対価を頂かないと、こころよいサービスは提供できません。
また、反対に、「こんなプレゼンをしてもらえるんですか?」と思っていただけるようにも努力しています。


今回のSOBUKIさんのパフォーマンスでは、「対価を頂く」ことの良いヒントをいただけたような気がします。

SOBUKIさん、ありがとう。
これからも良いパフォーマンスを披露して下さいね。












で、SOBUKIさんのHPです。
http://www.geocities.jp/sobuki/
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こんにちは。

昨日に続き、今日はこちらを。。

いつものことなのですが、せっかく御江戸に上ったのであれば、「あれも観とこ!」と、上野まで足を伸ばしてきました。
DSC00943-1.JPG そう、目的はこちら。








光背をはずした、日光・月光菩薩の「薬師寺展」です。

行ったタイミングが良かったのか、入場まで100分待ちの状態で、延々並びながら「早くみたいよ~」って期待を膨らませながら、この行列で進んでいったのでした。。(ほんと、大変だったんですから。)
DSC00948-1.JPG 
この行列は、いっとき120分待ちまで伸びたそうです。
でも、内容を考えたら、2時間でも待っちゃうかもしれませんよ。。






まー、観ての率直な感想。
「菩薩様の背中って、期待通りにセクシィっ!」
何がすごいかって、1300年近く前の技術がここまで繊細なものを作れていたということと、体のラインの表現がリアルであること。。
「美しい」って言葉はこのためにあるんだなって、実感いたしました。


それと、ちょうど後発組の「吉祥天」の絵が、今拝見できること。。
それも、1m以内の範囲でですよ。とても考えられないことじゃないですかね。。



それと、今回の展示に、東塔の水煙(相輪という塔の先端についている飾りの一番先端についている装飾材)がありました。是非この機会にその大きさを目の当たりにしていただいては如何でしょうか。

この、相輪のお話は、以前にもご紹介した、西岡棟梁の「木に学べ」にも細かく説明されております。

飛鳥の知恵や技術は、ほんとすばらしいものだと実感させていただきました。長い行列を待ってでも、みてきてよかったなーと思ってます。DSC00957-1.JPG

そろそろラストウィークに入ります。お見逃しの無いように。。
こんにちは。

昨日は、休みを取って「モディリアーニ展」を観て来ました。
DSC00932-1.JPG 
フェルメール展の時に、昼下がりに訪れて、絵より人の頭を多く観た記憶があったので、
今回は、開館同時にあわせて行ってきました。





日経新聞の日曜日版に何回にも渡り、モディリアーニの解説が載っていたので、下勉強はしていったつもりなのですが、
やはり、会場で音声ガイドでの解説を聞きながらの生の絵を観るとでは、自身への入り方が違うものです。

とくに奥さんのジャンヌの目が描かれている絵画は、モディリアーニの気持ちもひしと伝わって来て、「ほんとーに信頼している人の前だとこんなにメヂカラってあるんだ」と感心させられてしまいましたし、しばし動けないほどの感動がありました。

DSC00956-1.JPG 
開催期間中に見ることができて、ほんとに良かったです。。







それと、昨年「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」って作品展が行われていたんですね~。

いまさらながらに思うのが、「もっと早くに知って、みておけばよかった。」


アンテナは日々伸ばしておかないとだめですね。。





こんにちは。

前出で、「すまいを計画する場合、敷地は道路に2m以上接しなければなりませんよ。」ってお話をしました。
敷地と道路の間に水路があっても、同様に2m以上接していなければ、建てれない場合も出てくるというのもお話しましたよね。

これは、建築基準法の43条という条文から来ているものなのですが、

建築物の敷地は、道路に2m以上接しなければならない。ただし、その敷地の周囲に広い空地を有する建築物その他の国土交通省令で定める基準に適合する建築物で、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したものについては、この限りでない。

こちらからです。

なので、絶対に建物を建てれないではなくて、特定行政庁(市や区、県など)が審査会を開いて、「こんな条件を満たしてくれるならOKだよ。」っていってもらえれば、建築可能なんですね。

ただし、道路って扱いではなくて、「空地」(条文より)って扱いになるんですけどね。

知識として、こんな法規があるということも知っておいてくださいね。。

こんにちは。

今日も結構暑くなりそうですよね。

いつも暑くなってくると、現場でがんばっている職人さんにはホント頭が下がります。

屋根屋さんは、直射日光をダイレクトに受ける上に、下からの照り返しで、ものすごく暑い中をがんばっているのを見ると、ほんと感謝してしまいます。


なので、お施主様が現場をおとづれたときは、ねぎらいの言葉はかけてあげて下さいね。

まずは気持ちからですから。。

こんにちは。

今日は、もうじき出来上がるお宅より、工事中の写真を一枚。

DSCF0992-a.JPG
高校生の頃、設計事務所を営んでいる友達のうちに泊まりに行って感じたこと。
それは、写真のような地窓があって、窓を開けておくと、なんともいえないきもちいい~風が、枕元から入って来たことです。




おかげさまで、記憶がそのまま残り、私の人生におもいっきし影響を与えてくれました。


今でも、消えないイメージから、時々このような間取りを提案させていただきます。


もうじき完成なんですが、この窓の先に見える景色って、どんなものになっていくんだろうなー。

完成後がホント楽しみです。

こんにちは。

設計事務所という商売柄、「すまい」に関する情報を仕入れることや、工法等、日々学ばなくてはならないものって、ホントたくさんあります。

それは、今日開催した「すまいの勉強会」でもひしひしと感じます。

四川の地震が起こった後であれば、当然「耐震」についてのコメントも、お越し頂いた方からも質問を受けますし、こと、生命に関わることですから、適当なことなどひとつだって言えません。


私が思うことは、世に一級建築士を持つ人間が30万人以上いるわけですから、自分が知りえる知識は、やはり社会還元すべきだと思うのです。
ある意味、営利抜きで。

例えば、地方行政に携わる一級建築士の方でしたら、現状の状況把握は出来ているわけですから、週末の空いている時間に広報することだって可能なんじゃないでしょうか。
設計事務所の一級建築士だって、同様ですよね。
自分が培った知識は、溜め込むだけじゃ駄目です。多くの人に知らしめる義務があるんじゃないかと思います。






と、思い立った私が、こつこつ勉強会を開催してるんですけどね。。
もっと同じことをする、建築士って、増えないものなのでしょうかね~。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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