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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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前回からの続きです。

「なぜ、国内の木材でツーバイフォーが建てれないのか。」
それはいくつかの理由があります。

1) まず、この工法を採用しているのは、ハウスメーカーや地方の大きなパワービルダーが大半で、一般工務店はほとんどが取り入れていない為、オープン工法でありながら、クローズに近いこと。


2) 私が知る限り、ツーバイフォーは、1)で囲われた中で設計する設計者のみで、一般では、ちゃんと工法を理解した設計者が少なく、かつまともに図面すら描ける人も少ないこと。 

3) 少ないながらも流通する国産材ツーバイフォー材料は、安定的、そして大量に購入してもらえる1)の会社へと流れ、一般工務店には取ることも不可能なこと。

と、3)へ至る理由が考えられます。

ただ、この場合、1)、2)を改善するか、強化すれば、3)で、少ないながらも国産材のツーバイフォー材が流通するのでしょうか?どう思われますか?

実は、私も深く考えていなかった別の理由がありました。



ということで、続きはまた明日。
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今日も「建築」に関するお話です。

去年から、私の大きな課題となっている、「なぜ、国内の木材でツーバイフォーが建てれないのか。」は、未だ方向性が見えぬまま混沌としています。
少しはトンネルから抜け出せたかと思いきや、又、後戻りしたりと、当事者の立場でも悶々とした状態が続いて入るのですが、此処に来て、少し先に明かりが見えたような見えないような、不思議な位置に突入してきた感があります。
(詳しくは ある程度纏まったところでブログにも書かせていただきます。)

なぜ、此処までツーバイフォーにこだわるかですが、
やはり、その単純構造ながら、安定した荷重配分が行き届いて、かつ、熟練した技術が さほど必要とされずに出来上がる家である事は、裏を返せば、その構造さえ熟知できれば、素人の方でも自分で自分の家を建てる事さえ可能である事です。
不思議なもので、灯台もと暗しというのでしょうか、山梨の北杜市、そう、八ヶ岳方面では、素人の方が休日の休みを使って自分の家を友人たちと“ハンドメイド”で家を(ツーバイフォーやログが多いそうです)建てていらっしゃる方もいるのに、此処に、「国産材」が抜けているのは、やはり残念でしかありません。

しっかり、流通に乗り、扱う建材店、それを使う工務店が増えないと その建物は増える事はないのでしょう。
又、しっかりした絵も同時に必要ですし、まだまだ行うべき事はたくさんとあるワケです。


という事で、続きはまた明日。
今日は「建築」の話です。

私は、「この職業に就きたい」と思って進学していたので、他の方も同じなのかと思いこんでいたのですが、
建築を生業(なりわい)にされている方々の経歴って、いろんな方向から飛び込んでくる方が、実はこの職業には多いのです。

前職 気になりませんか? 正直、私は興味深々ですけど。。(けど、ここではお話しません。)


私の周りで前職から180度転換して、現在建築で頑張っている方は、私以上にこの職業に対して真摯ですし、とことん追求する方が多いので、自身を鑑みるとちょっと恥ずかしいところもあります。
いい刺激にもなりますけどね。。







こんにちは。

貴方は右党それとも左党?
といっても政策や政党の話を訊いているいる訳ではなくて、下戸、上戸といった方が早いのでしょうか。。

最近は、アルコールもチョビっと嗜む程度で、強いお酒とは程遠い生活を送っている私ですが、
此処の処のTVCMを観ていると「たまには・・・・・。」と思うような、オヤジたちの心をくすぐるような映像が流れてまして、ついブログでも書きたくなってしまった次第です。

それというのも、アサヒとサントリーが競い合うようにバーボンのCMを流していて、(アサヒビールは「ジャックダニエル」~正確に言うとジャックダニエルはバーボンとは言わず、“テネシーウィスキー”ですが~ サントリーは「ジムビーム」ですね。)20代の頃を思い返してしまうワケです。

考えてみれば あの頃、ワンショットバーに行って、ジャックダニエルを2杯を飲んだ金額で、現在は定価で購入してお釣りが来る時代になったのですから、「家庭でも1杯!」ってのが良いのかも知れませんが、
お酒のみで嗜むというより、食事と一緒にちょっと飲むというお酒に知らず知らずにシフトしてしまって、バーボンというお酒とは程遠い自分になっていました。。

やっぱり、静かに外で飲むのがバーボンには会うのでしょうかね。

貴方だったら、どんなシチュエーションで嗜まれますか?
最近は、天気予報が大幅に外れる事がないためか、
「明日は、関東でも着雪・大雪か!」という予報・ニュースが流れるだけで、全ての職種及び家庭にも多大なる影響を与えるのです。

たとえば、私の様な「事務所の中でコツコツする仕事」と思われる職種でも、
実際の処、事務所内処理と現場確認・申請業務・打ち合わせ業務など、対外的業務の方が比率的に高く、
天気にも大きく左右される部分もあり、決して無頓着でいられるわけでもありません。


ですから、十分な準備、ゆとりある時間を持って行動すること。これ、肝心ですよ。。
今日は、建築系の方に知っておいていただきたいニュースがありましたので、
そちらの転記から。

建築士、免許原本で確認 国交省が成り済まし対策

国土交通省は2日、地方自治体や民間検査機関が建築確認の際に、設計者が1級建築士の資格を持っているかどうかを建築士の免許証原本で確認するよう義務付ける方針を決めた。6月から適用する。免許証コピーを偽造した1級建築士の成り済ましが相次いだためで、偽建築士が設計に関与し、安全性に問題のある建物がつくられるのを防ぐ。

 建築確認は着工前の手続きで、建物が法の基準を満たしているかどうか、自治体などが図面を調べる。建築主や建築事務所は、申請書類に建築士の氏名や登録番号を記載し提出する。

 今後は建築士本人や関係者が申請書類とともに原本を持参し、自治体などが確認する。免許は、以前からある賞状のような紙と新しいカードの2タイプ。紙は大臣印が押してあり、カードは顔写真が付いていることから、国交省は原本の偽造は難しいと考えている。

 原本以外の資格確認方法として、1級建築士の登録情報が載った全国共通データベースで、申請書類の氏名と登録番号を照合することも認める。

 2005年に発覚した姉歯秀次元1級建築士による耐震強度偽装問題を受け、国交省は規制強化の一環として建築確認時に免許証のコピーの添付を義務付けた。しかしコピーは偽造しやすく、国交省によると、これまでに全国で21人の成り済ましが発覚している。
(日経新聞2月3日記事より抜粋)

現在、申請書には免許証のコピーを添付していますが、
このコピーすら偽造される方っていらっしゃるんですね。

運転免許証のようにちっちゃいものなら携帯も出来ますが、我々が建築士を取った頃は、「額に入れて事務所に飾っておく」為のものですから、持ち歩いて提示するために作られているわけではないので、こんなニュースが流れると、軽いため息が漏れてしまうのはしょうがないのでしょうか。。

此処の処、写真を掲示する事が少なかったので、
ちょっとおもしろい写真を何枚かあげてみますね。

まず、こちらの1枚をご覧ください。
1914-3.jpg
この写真の青々とした木、一体どこから生えていると思われますか?


ちょっと近寄った写真をご覧ください。

1914-1.jpg
横からですけど、「建物」からニョキっと生えだしているのがお分かりいただけますでしょうか。

ただ、その幹が建物の重要な役割をになっています。
それが3枚目の写真。
こちら。

1914-2.jpg
これはこれで、いい味出している建物じゃないですかね。。

私は結構この写真お気に入りですけど・・・・・。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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