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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

徒歩通勤を初めたら、発見するものも増えました。
今日の発見は、「もみじの種」。
皆さんは、それが、どんな形をしてるかご存知ですか?

えっ、見た事ないですか・・・・・

じゃ、この話は 明日にしましょ。宿題です。


今日は、「枠組み壁工法」を語るとき、欠かせないこの話をしますね。

時は、昭和の末期ごろ。
実は、その頃の日本の建築の法律では、木造は2階建てまでしか出来なかったのでした。
そう、五重塔や大仏殿のような大きな木造建築があるにもかかわらずね。


じゃ、何故、木造3階建てが可能になったのでしょうか?







「簡単じゃん、五重塔が造れなくなっちゃうからでしょ。それに、実際、現存してんのだから。」






そう、半分ピンポン!

じゃ、残りの半分の答えはというと・・・・・・・



実は、江戸時代末期と同様に、黒船がやってきて、「木造は2階建てまで」という鎖国を解除しなくてはならなくなったのです。(そう、日本が一番弱い「外圧」ってやつです。)

そのいちばんの理由は、日本に木材を輸入させるため。
 
 だけど、その大義名分には

「お宅の国では、5階建ての木造建築物や、巨大なステージを組んだ上に寺院を乗せている木造建築物があるじゃないですか。しかし、何故、現行の法律は2階建てなの?why?」
 と当時の某国の外相におもいっきしイジられたとも・・・(噂です)




で、日本がなくなくとった開国(別には、「外圧に屈した」とも言います。)のためのプロジェクト住宅が、「米国木構造デモンストレーションプロジェクト」別名「サミットハウス」が出来上がったのでした。


その後の、「枠組み壁工法」の躍進は、皆様の知るところですよね。
木造4階建ての共同住宅まで造っちゃっていますから・・・・。


ざっと、20年ほど前の話をさせてもらいました。
枠組み壁工法には、こんな裏話もあるんですよ。
だから、ちょっと衰退してくると、今の「亀田ファミリー」のようにガンガン攻められるのです。(笑)

ときどきこんなおはなしも、していきますね。お楽しみに。。
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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