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今日は、流石に4度もブログが消えてしまうと萎えます。
でも気を取り直して、新しく、こちらのニュースの話題から、ブログを書いていきます。
「ポニョ」の舞台 鞆の浦埋め立て訴訟で差し止め命令
瀬戸内海の景勝地「鞆(とも)の浦」(広島県福山市)の埋め立て架橋事業をめぐり、反対派の住民らが事業によって歴史的景観が損なわれるとして、知事の埋め立て免許差し止めを求めた訴訟の判決が1日、広島地裁であり、能勢顕男裁判長は住民側の請求を認め、差し止めを命じた。
鞆の浦は万葉集にも詠まれ、昨夏大ヒットしたアニメ映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台ともされる。事業は県と市が計画。住民側は事業が進められれば、良好な景観がもたらす「景観利益」が損なわれるなどと訴えていた。
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■鞆(とも)の浦埋め立て架橋 広島県と福山市が交通渋滞解消や下水道整備のため昭和58(1983)年に計画策定。港の一部約2ヘクタールを埋め立て、約180メートルの橋を架ける事業で、排水権者の全員同意が得られずにいったん凍結された。推進派の現市長が平成19(2007)年1月測量に着手し、反対派住民は免許差し止めを求め同4月、広島地裁に提訴。市は翌月埋め立て免許を出願、県は20年6月、国に認可申請した。地裁は一審判決までの仮差し止め申し立てを却下したが、法的保護に値する「景観利益」があるとして、原告適格は認めていた。
私も「建築」という立場にいる上、住民の安全のための建設推進派の気持ちも良く解りますし、又、歴史的景観という財産を守るという景観維持派の気持ちも、ものすごく良く解ります。
ただ、私はそこに生活しているわけではないので、「犠牲」にするものの重要性が解らないわけですから、「こっがいい」「あっちが優れている」などと言えるわけでもないわけで、このニュースを機会に、是非、「この話題を自分の生活するここの場に置き換えたらどうなんだろう?」という公平な目を養う機会にしたいと思います。
壊してしまったものは、元には戻らないのですから・・・・・。