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こんにちは。
昨日のブログの中の補足説明をしておきます。
私が大学生だった頃なので、すでに25年近く経過しているのですが、
「これからの時代の集合住宅(マンションやコーポラティブハウス等ですね。)は2段階供給方式とならなくてはいけない!」という講演を聴き、同級生みんなで感心したことがあります。
この「2段階供給方式」とは、建物を、スケルトン(構造主要部である骨組みや外壁、耐力壁などと水周り配管の核となるパイプスペースやダクトスペースの元部)とインフィル(内部の意匠的な仕上げ部分や間取り)の2つに大きく分け、スケルトン部をまず分譲して、購入した各個人の要望に応じてインフィルを決定して供給していく方式です。
これだと、画一的な間取りでの住宅とならず、それぞれの使い勝手で間取りができるという利点があり、学生であった私たちにとっては、結構センセーショナルだったのを覚えています。
ただ、その後、爆発的に普及してこなかったのには、やはり、「自由な間取り」という選択肢がコスト高であったり、ある程度決まった間取りで無いと選択者のイメージが沸かなかったのではないかと推測できます。
昨日お話した、「200年住宅」が中古住宅として市場に今後出てくることを考えると、スケルトンの部分はしっかり使えるわけですから、
我々建築設計者は、住まい手側の生活イメージをしっかり把握し、その方々にあったインフィルをつくりこめる能力をどんどん高めていく必要があるのです。
そう考えると、ますます、いろいろな方の考え方を吸収していかないといけませんね。。
日々、勉強です。
昨日のブログの中の補足説明をしておきます。
私が大学生だった頃なので、すでに25年近く経過しているのですが、
「これからの時代の集合住宅(マンションやコーポラティブハウス等ですね。)は2段階供給方式とならなくてはいけない!」という講演を聴き、同級生みんなで感心したことがあります。
この「2段階供給方式」とは、建物を、スケルトン(構造主要部である骨組みや外壁、耐力壁などと水周り配管の核となるパイプスペースやダクトスペースの元部)とインフィル(内部の意匠的な仕上げ部分や間取り)の2つに大きく分け、スケルトン部をまず分譲して、購入した各個人の要望に応じてインフィルを決定して供給していく方式です。
これだと、画一的な間取りでの住宅とならず、それぞれの使い勝手で間取りができるという利点があり、学生であった私たちにとっては、結構センセーショナルだったのを覚えています。
ただ、その後、爆発的に普及してこなかったのには、やはり、「自由な間取り」という選択肢がコスト高であったり、ある程度決まった間取りで無いと選択者のイメージが沸かなかったのではないかと推測できます。
昨日お話した、「200年住宅」が中古住宅として市場に今後出てくることを考えると、スケルトンの部分はしっかり使えるわけですから、
我々建築設計者は、住まい手側の生活イメージをしっかり把握し、その方々にあったインフィルをつくりこめる能力をどんどん高めていく必要があるのです。
そう考えると、ますます、いろいろな方の考え方を吸収していかないといけませんね。。
日々、勉強です。
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