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こんにちは。
住宅での「シックハウス」の話をする時に、時々、建築基準法が改正されたので、今の住宅ではシックハウスは起こらないなどと勘違いされる場合があります。
2003年の建築基準法改正で規制されたのは、あくまでも全ての建築物の「居室」ですから、
例えば、自家用に使う別棟の倉庫の場合、シックハウスの規制対象外となります。(常時そこにいるわけではないですからね。)
また、建築基準法で規制されたのは、ホルムアルデヒドの単位面積当たりの放散量に対しての制限や、シロアリ駆除剤であったクロルピリホスの禁止、そして、機械換気設備の設置義務という大きくわけての3点なんですね。
なので、厚生労働省でVOC(揮発性有機化合物)の室内濃度指針値のガイドラインを設けている13物質全ての制限が規制されているわけではないんです。
確かに常時機械換気が義務付けされたので、これらの物質が室内にこもる量は大分低くなってきたかとは思いますが、完璧になくなっているわけではありません。
なので、シックハウスは起こらないわけではありませんよ。やはり、十分気をつける必要は今でもあるのです。
ということで、続きは又明日。
住宅での「シックハウス」の話をする時に、時々、建築基準法が改正されたので、今の住宅ではシックハウスは起こらないなどと勘違いされる場合があります。
2003年の建築基準法改正で規制されたのは、あくまでも全ての建築物の「居室」ですから、
例えば、自家用に使う別棟の倉庫の場合、シックハウスの規制対象外となります。(常時そこにいるわけではないですからね。)
また、建築基準法で規制されたのは、ホルムアルデヒドの単位面積当たりの放散量に対しての制限や、シロアリ駆除剤であったクロルピリホスの禁止、そして、機械換気設備の設置義務という大きくわけての3点なんですね。
なので、厚生労働省でVOC(揮発性有機化合物)の室内濃度指針値のガイドラインを設けている13物質全ての制限が規制されているわけではないんです。
確かに常時機械換気が義務付けされたので、これらの物質が室内にこもる量は大分低くなってきたかとは思いますが、完璧になくなっているわけではありません。
なので、シックハウスは起こらないわけではありませんよ。やはり、十分気をつける必要は今でもあるのです。
ということで、続きは又明日。
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こんにちは。
今日は、先日の講習会の延長で、「シックハウス」のお話を。
シックハウスというと何かひとつの疾患のように思われがちですが、「問題のある住宅において見られる健康障害の総称」だと考えていただいたほうが良いです。
また、シックハウス症候群(Sick House Syndrome ・ シックハウスシンドローム)は、英語のように思われがちですが、これはしっかりとした和製英語となります。
この大元は、1973年のオイルショック以降、省エネ対策でビル内の空気質の悪化を招いた欧米の「シックビル症候群」から応用した言葉なんですね。
これらを踏まえたうえで、今週は「シックハウス症候群」のお話をしていきたいと思います。
今日は、先日の講習会の延長で、「シックハウス」のお話を。
シックハウスというと何かひとつの疾患のように思われがちですが、「問題のある住宅において見られる健康障害の総称」だと考えていただいたほうが良いです。
また、シックハウス症候群(Sick House Syndrome ・ シックハウスシンドローム)は、英語のように思われがちですが、これはしっかりとした和製英語となります。
この大元は、1973年のオイルショック以降、省エネ対策でビル内の空気質の悪化を招いた欧米の「シックビル症候群」から応用した言葉なんですね。
これらを踏まえたうえで、今週は「シックハウス症候群」のお話をしていきたいと思います。
こんにちは。
昨日の答えから。
網入りガラスは、防犯ガラスではありません。
火災時に、ガラス片が飛び散るのを防ぐためのガラスであると思っていただいた方がよいです。
逆に、飛び散るのを防ぐという意味では、泥棒が侵入時に、窓のクレセント(錠)付近のガラスを割って進入すると考えると、かえって好都合なガラスという考え方もできますよね。
防犯を考える場合は、やはり「防犯ガラス」を選択していただくか、防犯フィルム等を後ほど貼るとかの対策が有効なんです。
あと、防犯という意味では、近隣の方から目が行き届く建物だと、泥棒がかえって進入しずらくなるので、外構計画をちゃんとするのもよいのではないかとも思います。
昨日の答えから。
網入りガラスは、防犯ガラスではありません。
火災時に、ガラス片が飛び散るのを防ぐためのガラスであると思っていただいた方がよいです。
逆に、飛び散るのを防ぐという意味では、泥棒が侵入時に、窓のクレセント(錠)付近のガラスを割って進入すると考えると、かえって好都合なガラスという考え方もできますよね。
防犯を考える場合は、やはり「防犯ガラス」を選択していただくか、防犯フィルム等を後ほど貼るとかの対策が有効なんです。
あと、防犯という意味では、近隣の方から目が行き届く建物だと、泥棒がかえって進入しずらくなるので、外構計画をちゃんとするのもよいのではないかとも思います。
こんにちは。
おととい、アプローチ部分の防犯を兼ねた照明のお話しをしました。
で、思い出したお話を今日はしたいと思います。
お施主様と、すまいの打合せをしている時のことです。
ちょうど窓ガラスの話になりました。
(わかりやすいように、お施主様を「主」、わたしは、「私」とします。)
主:「うちは、防犯も兼ねて網入りガラスにしてもらいたいんですけど・・・・。」
私:「えっ、網入りガラスですか?」
主:「そうですよ。前、住んでいた都心のマンションは、防犯のため、網入りガラスになっていましたよ。」
というお話でした。
このあと、ちゃんと説明いたしましたので、網入りガラスは採用にならなかったんですけど、
どうしてか、貴方はご存知ですか?
今日一日 考えてみてくださいね。。
おととい、アプローチ部分の防犯を兼ねた照明のお話しをしました。
で、思い出したお話を今日はしたいと思います。
お施主様と、すまいの打合せをしている時のことです。
ちょうど窓ガラスの話になりました。
(わかりやすいように、お施主様を「主」、わたしは、「私」とします。)
主:「うちは、防犯も兼ねて網入りガラスにしてもらいたいんですけど・・・・。」
私:「えっ、網入りガラスですか?」
主:「そうですよ。前、住んでいた都心のマンションは、防犯のため、網入りガラスになっていましたよ。」
というお話でした。
このあと、ちゃんと説明いたしましたので、網入りガラスは採用にならなかったんですけど、
どうしてか、貴方はご存知ですか?
今日一日 考えてみてくださいね。。
こんにちは。
昨日の続きから、早速はじめます。
照明を「防犯」を意識しすぎて取り付けると、本来の足元の確認がしにくくなる場合があるというお話をしました。
段差がある場合は、門柱や塀などの低い位置に、足元灯を設置するのも効果的ですよね。
特に気をつけなくてはならないのは、照明位置からの影によって、その影を段差と見間違えることもあるので、取り付け位置は、外構計画をちゃんと行ってからのほうがよいでしょう。
「でも、照明を外壁につけるのは、外構をするより先だから、対応できない場合もあるんじゃない?」と思われる方もいらっしゃいますよね。
そんな場合のために、建物側には、ジョイントボックスという外部電源を引き出すボックスを設置だけしておいて、外構を行う時に、そこからの電源取りをおこなって外灯を設置されてもいいんではないでしょうか。
だんだん冬に近づいてくると、暗がりの時間が多くなります。まして、氷が張る様な時期になった時に照明が行き届かないとなると、大変危険ですからね・・・・・。
昨日の続きから、早速はじめます。
照明を「防犯」を意識しすぎて取り付けると、本来の足元の確認がしにくくなる場合があるというお話をしました。
段差がある場合は、門柱や塀などの低い位置に、足元灯を設置するのも効果的ですよね。
特に気をつけなくてはならないのは、照明位置からの影によって、その影を段差と見間違えることもあるので、取り付け位置は、外構計画をちゃんと行ってからのほうがよいでしょう。
「でも、照明を外壁につけるのは、外構をするより先だから、対応できない場合もあるんじゃない?」と思われる方もいらっしゃいますよね。
そんな場合のために、建物側には、ジョイントボックスという外部電源を引き出すボックスを設置だけしておいて、外構を行う時に、そこからの電源取りをおこなって外灯を設置されてもいいんではないでしょうか。
だんだん冬に近づいてくると、暗がりの時間が多くなります。まして、氷が張る様な時期になった時に照明が行き届かないとなると、大変危険ですからね・・・・・。
こんにちは。
今日は、もう天気が回復してきましたね。けっこう暖かくなってきたからか、先程外に出た時には、半そでやTシャツの方も見かけました。
きょうは、住環境シリーズに戻ってお話したいと思います。
前回まで「玄関」をテーマにしていましたが、家の中に入る前に、アプローチを考えていきましょう。
最近は、玄関ポーチの照明を「人感センサー付き」や「明るさセンサー付き」にされるお宅が増えました。
防犯上にも有効なので採用されているお宅も少なくないかと思います。
ただ、この時に気をつけなくてはいけないのですが、人感センサー付きのスポットライトをアプローチに取り付けられているお宅で、そのスポットの向ける方向ととりつけ高さが、ちょうど目に入る位置にお宅も時々あります。
多分、防犯を意識して高さ等決められたのかもしれませんが、本来の「歩行先を明るくする」という目的を通り越して、目に光の残像が残るような位置に取り付けたのでは、何のために取り付けたのかわかりません。
ホント、光(公)害でしかないように思えます。
まず、「足元を照らす」とか「段差を確認する」とかの初期の目的をふまえてから照明器具を選定されたほうがよいかと思います。
ということで、アプローチの明かりについてお話しました。
今日は、もう天気が回復してきましたね。けっこう暖かくなってきたからか、先程外に出た時には、半そでやTシャツの方も見かけました。
きょうは、住環境シリーズに戻ってお話したいと思います。
前回まで「玄関」をテーマにしていましたが、家の中に入る前に、アプローチを考えていきましょう。
最近は、玄関ポーチの照明を「人感センサー付き」や「明るさセンサー付き」にされるお宅が増えました。
防犯上にも有効なので採用されているお宅も少なくないかと思います。
ただ、この時に気をつけなくてはいけないのですが、人感センサー付きのスポットライトをアプローチに取り付けられているお宅で、そのスポットの向ける方向ととりつけ高さが、ちょうど目に入る位置にお宅も時々あります。
多分、防犯を意識して高さ等決められたのかもしれませんが、本来の「歩行先を明るくする」という目的を通り越して、目に光の残像が残るような位置に取り付けたのでは、何のために取り付けたのかわかりません。
ホント、光(公)害でしかないように思えます。
まず、「足元を照らす」とか「段差を確認する」とかの初期の目的をふまえてから照明器具を選定されたほうがよいかと思います。
ということで、アプローチの明かりについてお話しました。