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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

ここの所暖かくなってきたからか、マスクをかけていらっしゃる方を多く見かけるようになりました。

私は、花粉症には未だなっていないので、知人や家族にも「「現代人」ではない。」と言われたりしますが、罹ってらっしゃる方には申し訳ないようです。

ところで、この時期のスギ花粉の飛散は、やはり人災なのでしょうか?
山々に多く植林されたスギやヒノキが成長したにもかかわらず、枝打ち、間伐の手入れがされないが上、花粉も飛散するわけで、「風が吹けば桶屋が儲かる」云々の行(くだり)と同様な飛躍発展した考え方をしていけば、あながちこの「人災」にも行きつくかもしれません。

ただし、花粉症の発症者の比率を比べてみると、都心部に行けばいくほど多くなるので、スギ花粉とプラス他の因果関係(例えば、空気中の汚染度や舗装率等)も多く含まれるとも思います。

シックハウスも同様であり、やはり建築側の人間である私達が何らかの予防に対する知識を持たなくてはなりません。
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こんにちは。

本日、こちらが閣議決定したとのニュースがありました。

建材にトップランナー基準/改正省エネ法を閣議決定

政府は13日、省エネ法(エネルギー使用合理化法)の一部改正案を閣議決定した。大口事業者にエネルギー消費の効率化を求める事業者規制を見直し〝ピークカット〟
努力を評価できるようにするほか、自動車やエアコンなどと同様のトップランナー基準の対象に窓、断熱材、水回り設備といった建材を追加する。

 トップランナー基準は、現時点で最も優れたエネルギー効率を持つ製品を数年後の目標基準に設定し、目標年次にはその性能を上回るよう義務付け、未達成の場合には事業社名などを公表する仕組み。中小事業者は対象外だが、ラベリングによって省エネ性能をアピールすることはできる。

 対象事業者の規模や目標年次については、国土交通省とも調整して設定する考え。


(3月13日週刊住宅オンラインより抜粋)

「省エネ」のエコポイントとして準備期間のあった次世代省エネも、ここで、ある時期から「当たり前」としての最低基準になる訳です。
新築住宅の付加価値としては効果大のような気もしますが、ここまで法律化されるなら、住宅性能評価の長期優良住宅分くらいまで一気に基準化した方が、ストックとしての資産価値がよりあがるんじゃないかとも思うのは、私だけなのでしょうか。。
こんにちは。

先日展示会に出かけた時にも感じたことですが、頓に最近、時間のもてあまし方として(例えば、通勤・移動時の電車の中など)周りを見渡せば、ほとんどの方が携帯で「なにかを」されています。
情報ソースとしてこれほど手軽なものはないのでしょうけど、皆何らかの形で同じ動作をしているのは、正直田舎モノの私から見れば異常にしか見えません。

という私は、その移動時に何をしているかといえば、メインは、やはり『マン・ウォッチング』、そう、その光景をあちこちに眼を行かせ、興味を持ってみていることの方が多いのかと思います。
そうは言っても、ずーっとガン見しているわけでもなく、片手には文庫本を持っていることの方が多いのでしょうか。

で、今、鞄に入れて持ち歩いている文庫本が、万城目(まきめ)学の「ザ・万歩計」、この本です。

エッセイなので、短いものは、2~3ぺージなものもありますので、1つ読んでパッと頭を上げても、モノの3分前後で、これは先日からの「トイレ」話の延長線上にも 十分なります。

そうそう、この本の中にも、作者がトイレに駆け込む時に、必ず手に本を1冊取ってから入るくだりも載っており、私だけでなくトイレに持ち込んでいる方がいるだけで、ふと安心感を感じることすらあります。
(これが、私にとっての、集団の中で携帯をいじっている時の感覚に近いのかも知れませんが。)

そうは言っても、やはり、鞄の中には1冊くらい文庫本を携えているほうが、オトナのような気もしますがね。。l
先日からの展示会内容は、まだまだ書きたいことが沢山なります。

例えば、日本の屋根といえば、やはりこの焼きモノの地域。
そう、三州。

その中でも、こちらはハンドメイドだということも始めて知りました。
kenzai4.jpgご存知でした?

手がけている工程を今回見ることができましたが、未来まで残しておくべき遺産であるとつくづく感じましたもの。
こんにちは。

先ずは、今日のニュースから。

首都「震度7」で、老朽建物84%以上全壊も

首都を直撃する東京湾北部地震について、文部科学省の研究チームは、これまでの想定を上回る震度7の揺れが東京都や神奈川県の湾岸部などを襲う可能性を指摘した。

 拡大が予想される被害に対し、耐震補強などの備えを急ぐ必要がある

 8日、東京大学安田講堂で開かれた文科省研究チームの成果報告会。会場を埋める数百人の聴衆に対し、代表研究者の一人である平田直(なおし)・同大地震研究所教授は、「フィリピン海プレート(岩板)の境界が従来の想定より10キロ浅いことが分かった。東京湾北部地震が起きれば、東京の揺れが大きくなる」と話した。

 報告会でスライド投影された東京湾北部地震の震度分布図によると、東京23区東部から神奈川県北東部にかけて震度7が発生。震度6強は23区や川崎、横浜市の一部、千葉県の東京湾岸沿いに広がり、国の中央防災会議が2004年に発表した想定より拡大していた。

 都心部を震度7の地震が襲った場合、最も懸念されるのは建物の損壊だ。

 同会議は、阪神大震災など過去3回の大地震での被害から、現行の耐震基準を満たす木造建物がどのくらい全壊するかの目安を算出している。震度6強だと全壊率は1%以上だが、震度7に達すると16%以上になる。

 耐震基準は1981年の建築基準法改正で厳しくなっており、それより古い建物の全壊率は高くなる。62~81年の建物は震度6強で10%以上、震度7では65%以上が全壊する。特に老朽化した61年以前の建物は、震度7で84%以上が全壊する。

 実際の建物被害は、揺れの周期にも左右される。沖合で起きた東日本大震災では、震度7を記録した地域でも、木造住宅を破壊しやすい短周期の揺れが比較的弱かった。小刻みな揺れは、遠くまで伝わりにくいためだ。これに対し、直下で起きる東京湾北部地震では、最大震度7の阪神大震災と同様、小刻みな揺れがあまり減衰せずに都市を直撃すると懸念される。

(読売新聞3月9日ニュースより抜粋)

3月11日を前にして、都度発表される内容に目を通すと、
今までの自分の仕事してきたコトはどうだったのか。また、これからの必要最低限の基準を何処に設定するかを『自己のモラル』として、どの水準に合わせるのか、正直 再思案しなければとも思うのです。
建築基準法はうたいの中に「最低の云々・・・」とあるわけで、ここをクリアしたからだけで善い訳でもなく、性能評価制度の耐震等級レベルで都度検討するのか。
それも、人任せではなく自己確認してからではないと意味がないですから、設計者として、建築を生業にする立場として、何処に立つべきかも考えなくてはなりません。。

 
今日も、「昨日」のブログからの続きです。

何故、毎年この展示会に出かけるか?

建築関連ばかりでなく、異職種の最前線も観れるのも面白いですし、
建築関連も、ニッチながら奥深く研究された、興味深い企業が商品を展示されていることが、良い刺激になることが1番なんじゃないでしょうか。

その中でも、私的に関心を寄せたものをいくつかご紹介したいと思います。

まず一つ目。(写真は、全て出展者さまより許可を頂いてます。)
kenzai3.jpgこれ、なんだか解りますか?

すでに、写真に名前が載っていますから、うっすら答えはお分かりいただけているかもしれませんね。。

こちら、屋根の軒先や手摺等に設置する『鳥よけ』のワイヤー。

よく、バルコニーやパラペットの先端にも鳥が留まっている光景を目にしますが、このワイヤーが障害物となり「留まる」事が出来なくなるので、シンプルながら鳥よけの効果大な商品ですよね。
参考になります。

それと、写真は撮ってきませんでしたが、
長野県産の檜材をアメリカの窓メーカーのトップ企業に持ち込み、加工して製作された窓を、又日本に逆輸入してきたプロトタイプの展示を行っているブースもあります。
話を伺うと、持ち込んだ木は ヒノキだけでなく 長野県産材のスギであったり、カラマツも持ち込んで加工検討してもらったりと、TV番組の「プロフェッショナル」のような世界観を聞いているだけで、となりの県民の私でさえも何かこみ上げてくるものがありました。

これらの展示品も、ホンの一部の一部ですから、やはり、自分の「眼を養う」のが展示会のキモだと私は思います。
前回のブログの続きです。

有言無実行は自分の性分からは許せませんので、
昨日中に済ませる仕事は片付け、なんとか(というより、所員に半ば任せ)私はこちらに出かけてきました。

kenzai1.jpg
やはり、今年目を引くのは、昨日の日経新聞に1面バーンと広告も載っておりましたが、地震関連、それも木造住宅の制震系の装置。
免震・耐震・制震と言葉だけ聞いていると同じ様な気もしますが、目的はひとつでも、それぞれの考え方は又別物で、固有の特徴があり、改めてブログにも記していこうかと思いますが、実際各メーカー独自の装置を一同に観て回れるのもこの展示会ならではではないでしょうか。

書きたい事は山のようにあるのですが、とりあえず今日はさわりの部分までで。。。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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