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こんにちは。
今日は、不定期に書いている「枠組み壁工法」の耐力壁のお話をします。
枠組み壁工法(2×4工法)は、在来工法に比べて 箱で構成されているから強いと言われてます。
その為、在来工法でも外周部分に、枠組み壁工法と同様に、構造用合板等を貼っている建物も増えました。
ただ、構造用合板を外周部に貼ったから「枠組み壁工法≦在来工法」という単純図式にはならないのではないかと私は思っています。
その理由は、枠組み壁工法では 構造用合板を貼った壁でも耐力壁としてカウントしない壁が存在するからです。
それは、以下の場合を耐力壁とするからです。(特に2階部分)
2) 1階の耐力壁と耐力壁の間に、市松状に2階の耐力壁がある場合。
(これは、上からの荷重が、しっかり1階に伝わり、基礎まで伝達することを考慮しているからですね。)
これら以外の場合は、構造計算を行うなどをして、安全性を確保しないと基本的に耐力壁としてカウントしません。
なので、在来工法の場合も、梁を伝わって 1階柱に荷重が伝わっているのはわかるのですが、耐力壁として考えると、枠組み壁工法と同様に「カウントしない壁」を考慮して計画すると、よりよいのではないかと私は思います。
ということで、耐力壁についてお話しました。
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