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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

毎日、気分は「夜景モード」になってブログばかり書いていると、本筋のことを忘れてしまいがちなので、今日は久しぶりに「すまい」に関するお話を。

先日もブログに書きましたが、今後、新築住宅の方向は、履歴つき付加価値住宅(将来に向けての中古価値の上がる住まい)が主流になるだろうと考えられます。
ただ、これは行政側の主導というか先導にのっている業者は一握りで、本当に浸透しているかというと、正直「?」が付きます。
例えば、国土交通省のホームページで、平成22年度の建築着工棟数を見てみると、 
         ↓

http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000205.html

で、その中の山梨県分を抜き出してみると
22年度は4681戸の住宅棟数がありましたが、

例えば、より付加価値住宅として検討しやすい「住宅性能評価」を一例として考えてみると
住宅性能評価協会のホームぺージから比較してみると
        ↓
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/download/jisseki_jutaku.html

の中から 都道府県別の実績調査を見比べていただければ解るかと思います。
(但し、年度ではなく、過去実績になるので、国交省の数値を年分加算して検討しなくてはなりません。)

で、この値から、付加価値をどう捉えるかも検討していかなくてはならないとも思うわけです。


ちなみに、私が思う履歴がちゃんと残り、価値が将来まで残る「すまい」とは、

・ 建築の知識を持ちえた人が手を加えることが可能な(オープンな工法)で、

・ 一定周期ごと(人間ドックのように)検査を行なえる住まい手である


のでないと、未来にまで確実にストックされていかないのかな~と思います。

これは、建築側だけでなく、住まい手側にも「住環境」の勉強を、幼少期から行って頂かないかぎり伸びはないかもしれません。

貴方はどう思われますか?
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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