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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日は、設計士の我々が、建替えの現場などで簡略的に既存建物の大きさを知る方法をお話しますね。

10年以上前の建物の場合、(特に外壁がモルタル塗りの在来木造住宅)簡単に既存建物の大きさがわかる方法があります。
それは、外壁に切ってある目地に特徴があるのです。
たいていの場合、3尺(90cm程度)でモルタル目地が入っています。
それを確認する方法は、引き違いの腰窓、例えば6尺窓に入っている目地の数で確認します。
えっ、「その「6尺窓」って事自体がわからないでしょ!」ですか。

それは、長年の勘ですって言ってしまうと元も子もないいんですが、実は貴方もこんな方法で、簡単に窓の幅を確認できます。

まず、自分の両腕を大きく左右に広げてください。
この寸法は大体自分の身長とほぼ同寸法になります。
私の場合身長が180cmですので、広げた両腕の寸法がほぼ6尺になります。

ただ、関東以北の窓の場合、6尺窓といっても180cmあるわけではなく、
実際は170cmを欠けるくらいですから、160cmの身長の方は、手を広げた大きさにちょい幅広の窓であれば、それが6尺窓と判断できるわけです。

そうすれば、まず窓の大きさから、外壁の目地を判断し、(ちょっと前のサイディング材も、この窓の幅の測り方から目地から目地までの長さを知ることができるのです。)建物の長さと大きさを知ることができるのです。 



ためしに目測で図ったものとメジャーで測ったもので比較をされると、あまり誤差の無いことを実感いただけると思います。一度お試しくださいね。  



ただ、この目測は、最近の縦長窓や装飾窓を使った建物や目地の無い建物の場合、使えないことが多いので、ちゃんと測ることをお勧めします。

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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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