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こんにちは。
先日、国土交通省から発表された、1ヶ月間の「住宅性能評価」と「長期優良住宅」の申請棟数を見比べて気がついたというか、やはりというべきか、私なりの解釈法をお話したいと思います。
まず、調査月が1カ月違うので、比較の正確性を欠きますが、
同じ1ヶ月間からの抽出なので、ほぼ同じくらいの着工棟数と想像してご覧ください。
こちらが、住宅性能評価の申請棟数
↓
http://www.mlit.go.jp/common/000225437.pdf
で、こちらが、長期優良住宅の申請棟数
↓
http://www.mlit.go.jp/common/000224192.pdf
山梨県の部分を比較してみると・・・。
性能評価と長期優良の申請棟数がほぼ同数。
若干、長期の方が多いのですか、長期の方が制限が緩いので 当然の結果だと思います。
注目は、両方の申請棟数がほぼ同じ位ということ。
これは、単純に、この期間に申請を出している施工業者は、ハウスメーカーまたは県内パワービルダーであると考えられます。
なぜなら、一般工務店や設計事務所は 好んで同じような申請書類を2度手間をかけてまで申請を出さないと思われるからです。(ご自身でやってみればよくわかります。)
長期優良住宅 < 性能評価 ですから、
長期優良住宅にて耐震等級3をクリアーすれば、地震保険も、固定資産税、ローン控除も、それにフラット35Sも上限にて対応可能なわけですから、長期に留めるし、無理にそこまで人手がない一般工務店や設計事務所が、手を伸ばす必要がないと思うからです。
ということは、性能評価まで申請を出すところはというと・・・・・。
申請を自社で作らず、外注(協力会社)に任すハウスメーカー等ということになります。
(ここには、じゃぶじゃぶ資金をかけ、実験し、公式認定を受けた『型式認定』という印籠もあるので、申請にさほどの時間や手間を割く必要も無いということもありますが。)
自社のPRや謳い文句からの性能評価申請となるわけです。
ただし、出されている性能評価等級も、極力、長期優良住宅にかぶる部分のみが厚くなっていますので、
長期に必要ない高齢者等級など、平気で1を付けて申請も出されていたりしますケド。。
それと、も一つのこのデータの見方は、
この期間に出されている申請はハウスメーカーまたはパワービルダー等だと云うことは、一般工務店の申請する長期優良住宅は足付き(国の補助金)が無いと出さないということが如実にわかるデータでもあります。
ということは、ホントに長期優良住宅が普及するまでには、ものすごく遠い世界であることもうかがい知れることにもなる訳です。
地域型住宅ブランド化事業を推進することも容易ではないことの裏付けデータにもなってしまっていますがね。。
先日、国土交通省から発表された、1ヶ月間の「住宅性能評価」と「長期優良住宅」の申請棟数を見比べて気がついたというか、やはりというべきか、私なりの解釈法をお話したいと思います。
まず、調査月が1カ月違うので、比較の正確性を欠きますが、
同じ1ヶ月間からの抽出なので、ほぼ同じくらいの着工棟数と想像してご覧ください。
こちらが、住宅性能評価の申請棟数
↓
http://www.mlit.go.jp/common/000225437.pdf
で、こちらが、長期優良住宅の申請棟数
↓
http://www.mlit.go.jp/common/000224192.pdf
山梨県の部分を比較してみると・・・。
性能評価と長期優良の申請棟数がほぼ同数。
若干、長期の方が多いのですか、長期の方が制限が緩いので 当然の結果だと思います。
注目は、両方の申請棟数がほぼ同じ位ということ。
これは、単純に、この期間に申請を出している施工業者は、ハウスメーカーまたは県内パワービルダーであると考えられます。
なぜなら、一般工務店や設計事務所は 好んで同じような申請書類を2度手間をかけてまで申請を出さないと思われるからです。(ご自身でやってみればよくわかります。)
長期優良住宅 < 性能評価 ですから、
長期優良住宅にて耐震等級3をクリアーすれば、地震保険も、固定資産税、ローン控除も、それにフラット35Sも上限にて対応可能なわけですから、長期に留めるし、無理にそこまで人手がない一般工務店や設計事務所が、手を伸ばす必要がないと思うからです。
ということは、性能評価まで申請を出すところはというと・・・・・。
申請を自社で作らず、外注(協力会社)に任すハウスメーカー等ということになります。
(ここには、じゃぶじゃぶ資金をかけ、実験し、公式認定を受けた『型式認定』という印籠もあるので、申請にさほどの時間や手間を割く必要も無いということもありますが。)
自社のPRや謳い文句からの性能評価申請となるわけです。
ただし、出されている性能評価等級も、極力、長期優良住宅にかぶる部分のみが厚くなっていますので、
長期に必要ない高齢者等級など、平気で1を付けて申請も出されていたりしますケド。。
それと、も一つのこのデータの見方は、
この期間に出されている申請はハウスメーカーまたはパワービルダー等だと云うことは、一般工務店の申請する長期優良住宅は足付き(国の補助金)が無いと出さないということが如実にわかるデータでもあります。
ということは、ホントに長期優良住宅が普及するまでには、ものすごく遠い世界であることもうかがい知れることにもなる訳です。
地域型住宅ブランド化事業を推進することも容易ではないことの裏付けデータにもなってしまっていますがね。。
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