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こんにちは。
今日は建築のお話から。
只今、住宅を計画中とおっしゃる方との話のなかで気づいた話です。
その方は、階上につける手摺を、落下防止策等などを考えず、殆どオープンの状態で付けようと計画されていました。
あくまで、個人住宅ですから、本責任は居住者に委ねられることになりますが、やはり、最低限「手摺の格子のピッチは何故一定寸法になっているか。」は、確認しておいた方が良いかと思い、
「このデザインを選択される上で、何か設計者や建築者側からは説明を受けていらっしゃいますか?」と投げかけてみました。
が、答えは「これがかっこいいからと勧められました。」というような回答。。
ここで、手摺のピッチに関する話をしますと、
子供(赤ちゃん)が手摺の間から落ちないようにこの間隔が決められています。
ちょうどハイハイする頃が一番危険度が増すことになるので、その頃の頭の直径が140mm前後から、その頭を通り抜けさせないようにする為130mm以下に設定されているのです。
これは、ここ日本だけでなく、諸外国でも同様な手摺の間隔になっているはずですので、この人体の寸法は頭の隅に置いた上でから、どのような選択肢があるかを選んでいただくべきなのではないでしょうか。
(ということで、今日のタイトルとなりました。)
知っていて選ぶデザインこそ、本来有効なデザインなのではないかと私は思います。
今日は建築のお話から。
只今、住宅を計画中とおっしゃる方との話のなかで気づいた話です。
その方は、階上につける手摺を、落下防止策等などを考えず、殆どオープンの状態で付けようと計画されていました。
あくまで、個人住宅ですから、本責任は居住者に委ねられることになりますが、やはり、最低限「手摺の格子のピッチは何故一定寸法になっているか。」は、確認しておいた方が良いかと思い、
「このデザインを選択される上で、何か設計者や建築者側からは説明を受けていらっしゃいますか?」と投げかけてみました。
が、答えは「これがかっこいいからと勧められました。」というような回答。。
ここで、手摺のピッチに関する話をしますと、
子供(赤ちゃん)が手摺の間から落ちないようにこの間隔が決められています。
ちょうどハイハイする頃が一番危険度が増すことになるので、その頃の頭の直径が140mm前後から、その頭を通り抜けさせないようにする為130mm以下に設定されているのです。
これは、ここ日本だけでなく、諸外国でも同様な手摺の間隔になっているはずですので、この人体の寸法は頭の隅に置いた上でから、どのような選択肢があるかを選んでいただくべきなのではないでしょうか。
(ということで、今日のタイトルとなりました。)
知っていて選ぶデザインこそ、本来有効なデザインなのではないかと私は思います。
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