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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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と呻ってしまう、ある「絵」に魅惑されてきました。

その絵と出合ったのは、ラストウィークに突入した、新国立美術館で現在開催中の加山又造展です。
DSC02288-1.JPG
(こちらのパンフの「春秋波濤」も生で観ると圧巻ですよ。)
公式ホームページはこちら ↓
   http://www.kayamaten.jp/







タイトルの不二という作品は金色の背景に雪の帽子を被った富士山が、これまた金色の雲海からちょこっと顔を出してるという、掛け軸に描かれた絵なのですが、この黄色(金)系のトーンで描かれているだけなのに、夕焼けに映えている富士山を想像でき、「これほどの美しい富士山は2つとない。」とのタイトルどおりの不二のいつも見れる姿以外の表情に、大変感動してしまいました。

また、水墨画の「月光波濤」という作品も、闇の中から浮き上がってくる波や波しぶきの力強さに圧倒されてしまいます。
ほんと、観る者に自然の姿を自身で捉えたままを訴えかけてくるような作品には、圧巻されてしまいました。

今日挙げさせていただいた作品は、展示作品のほんの一部にしか過ぎませんし、感銘したのはもっともっといっぱいあるのですが、やはり、自身で観て感じ取っていただくほうが、良さがわかっていただけると思いますので、
残すところ、あと1週間をきりましたが、今からでもお時間が許すようでしたら、1度ご覧になっては如何でしょうか?
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こんにちは。

3月末頃まで木場公園で行われている、ジンガロ「バトゥータ」を観てきましたので、今日はそちらのお話を。
DSC02276-1.JPG







この公演は、人馬一体となって創造されるフランス発信の騎馬スペクタルというもの。
ちょっとこれだけではわかりずらいかもしれないので、公式ページをご覧いただいて、内容確認されてからのほうが良いかもしれません。 → http://www.zingaro.jp/

なにしろ、オペラでもなく、シルクドソレイユでもなく、この『人馬一体』のショー自体が、私は皆目見当もつかなかったので、あえて公式ホームページなどで予備知識を得ず、無勉強で繰り出してきたのでした。
DSC02277-1.JPG
(会場は演出上空調による暖房が行われていないため、開演15分前にならないと着座できませんので、しばらくの間は会場内で有効に時間を使うことになります・・・。)




いざ公演が始まると、90分間という時間があっという間に過ぎ去ります。
闇を華麗に演出する照明や、いつまでも尽きることのない水の流れ等の舞台から発信される、互いに慣れ親しんだ馬と人間だからできるであろうアクロバットなどなど。
言葉がなくても十二分に楽しむことができる内容です。

ただ、公演が終わった時の観覧の仕方が、私の情報不足ため、寂しく感じては仕舞いましたが・・・。

それと、夜の帳が降りた会場の外では、こんな演出がなされていました。
DSC02285-1.JPG






公式ホームページをご覧になって、興味の湧いた方は、一度はご覧になることをお勧めします。
で有名な「相田みつを」美術館に行ってきました。

きっと行きたいと思う時には、自分の中に何かしら書を見ながら答えを出したい時のような気がします。

でも、一番感銘したのは、自分の納得できるまで書を書き続けるその姿を収めた1枚の写真でした。

きっと今の自分を鑑みたかったのが、現在の私の心の状況だったのかもしれません。

次にここを訪れる時には、何に感銘するのでしょうか?
素になって、受け入れられる自分でありたいものです。。

ありがとうございました。


ps そうそう、お土産のこの言葉を皆さんにおすそ分けです。
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私は現在2種類の名刺入れを使っています。

ひとつは、筆箱とお揃いの牛革のものと、もうひとつは、ある団体に所属していた時に記念に頂いた「甲州印伝」の名刺入れです。
とかく後者の名刺入れは、人前で使うと、一つ二つ話が弾むもので、県外の方に名刺を差し出すときとか、目上の方にはこちらを使うようにしています。(もらい物なのですが、大変重宝しています。)
と、ここまでは以前もこれに近いような話をしましたので、その先の話を今日は致しますね。

実はこの二つに2年以上前から、銀座・香十http://www.koju.co.jp/)の名私香を入れて使っているのですが、牛革の名刺入れは半年ほどで「香」が消えてしまったのですが、不思議と鹿革の印伝の名刺入れの方は、今でも「香」が残り、そこはかとなくほのかな香りが 名刺を抜き出すたびするのです。
鹿革が柔らかく目の詰まった革だからではないかと思われるのですが、「香」の持続期間がこれほど違ってくるなどと思いもよりませんでした。不思議ですよね。。

鹿革の名刺入れ(特に印伝)をお持ちの方は、ためしに「香」を入れてみることをお勧めします。
名刺を出すたび、この香りに酔いしれますよ~。
週末なのでこんな話を。

山梨では、大抵の場合、地元のスーパーに行っても酒屋さんに行っても、地元産のワインが数多く並んでいます。そのためか、人と話をする時にふとワインの話になると、「私は、〇〇の●●が好きなんですよね~。飲み口があっさりしていて。」とか、「いつも、△△の料理の時には、▼▼の▲▲で合わせているんですけど、これが又合うんですよねー。」などと、いつしか料理にまで発展した話になることもあります。
(多分このような話になるのは、私が左党っぽく見えるからなのか、体系からなのか理由は定かではありませんが。ハイ。。)
ところが、この様な話を県外の人とすることになると、「山梨のワインって言うと甘くてベタベタしたのじゃないの?料理に合うの?」などと間違った知識での話しになることもしばしばと。
確かに、大手メーカーの山梨産の葡萄を使ったワインは、万人受けするようにあま~いワインに仕上げたものもあるのですが、それは「ブドー酒」であって「ワイン」じゃないとジモティの私達は皆、自覚しております。

幸いにも、県外に住む私の学生時代の友人は、ワインの飲み始めが「山梨産ブランド」からのデビューでしたから、県外ではあまり知られていない隠れたブランドまで知るに至っています。
が、それは私の友人たちの話だけであって、まだ、ブドー酒ワインと思っている人が潜在的にはものすごく多いはずですから、
是非、「思い立った」この機会に、山梨にお越しになって、たんまりとワインを試飲しながら「おいしーい1本」を見つけてもらいたいものだと思います。


PS
そうそう、キムチって赤ワインがすっごく合いますよ。
一度だまされたと思って試してみてくださいね。。
こんにちは。

歳をとってきた為か、動作が遅くなってきたためか、早くメモしようとすればするほど、字が汚くなってきました。
「これではいけない!」と思い、持ちやすいペンを使ったらどうかとこちらを探してきました。
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ゼブラのスパイラルという商品です。






試し書きしてみると、ねじりこんであるグリップからのラインが指にすんなり密着し、指先に余計な力が入らずすらすら書けるのです。
使用していたペンが金属製であったが為、指先だけでかつ妙に力が入っていたために字がゆがんでいたのではないかと自己反省。

で、購入したのは、ボールペン2×シャープ1という多機能タイプ。
レフィルも流石ゼブラ製だけあり、4C系使用ではありませんか。
今まで使っていたシャーボXの芯と0.7mmシャープを、こちらの標準品とそう入れ替えして使うことにしました。


おかげで、字は少しは見れたものには変化しましたが、決して上手にはなっていませんでした、悲しいことに。。
こんにちは。

とある方から「この図面を解りやすく寸法を教えてもらいたいんだけど・・・。」と呼ばれた時の話をしたいと思います。

私は、枠組み壁工法(別称:ツーバイフォー)での設計も行いますので、この「寸法解析」というような話をいただく場合、大抵、インチ・フィートで表記された図面を「mm単位」で直して欲しいということになります。

実際は、寸法をmm単位に直しても、どうしても誤差が生じるので、インチフィートが刻まれたコンベックス(巻尺)を使い、そのまま製作するのが一番良い方法ではあるのですが、
現場では、使い慣れたメジャーやさしがねが使えないストレスの方が大きいので、mm単位に直し作業を進める方が効率も上がるのです。
又、普段、建築で使われている寸法から考えると、1尺=10寸(303mm)1寸=10分(30.3mm)ですから、
1フィート=12インチ(304.8mm)・・・1インチ(25.4mm)といきなり12進法がでてくるというのも、頭を混乱させるひとつの要因ともなりえます。
それも、2’6”などと図面に描いてあるだけで、換算するのすらイヤになってくるとよくいわれます。

ちなみにこの「2’6”」は、2フィート6インチと読み、mm換算すると762mmになります。
 この寸法は、大抵 建具の末尾に書かれており、図面に多く点在する為、知らない方には不思議な寸法に映るそうです。
しかし、柱の寸法から建具巾を決めてくる日本と違い、2フィート6インチと書かれた建具は、その寸法どおり、ドア巾=762mmですから、「開口部の枠を含めて750mm以上」などと表記する日本のバリアフリー住宅のあいまい表記と違い、ドアそのものが寸法どおりという表記は逆に大変合理的かつ明確ではないかと思います。
しかし、日本のモジュールでこのドアを使おうとすると、柱の配置が煩雑になるため、『輸入住宅』などの特定の建築物でしか使われないことになります。

「バリアを住まいからなくす」場合、このような建具の考え方も本来ありなのではないかと私は思うんですけどね・・・・。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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