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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

7月末だというのに、台風の去った後が、5月頃のさわやかな乾いた陽気を持ち込んでくれました。
ほんと、清々しい1日でした。


週末の今日は、先日までの締めくくりとして こんな1冊をご紹介します。

PHP研究所発行の 「歩きながら考えよう・建築も、人生も」~安藤忠雄  です。

本は、NHK・BSで放送されたものを原稿作成したものである為、すっと読めてしまうモノですが、(ざっと30分程度)読み返すほどに味わい深い、今日の表題のような「濃い味」を醸し出す本でもあります。

特に建築は、写真で見るだけでなく、「そこに行き」、どんな「背景の上」に成り立っているのか、触ったり、空気を感じたり、はたまた匂いや自身の体によるスケール感を味わってみないと、やはり「みたこと」にならないんじゃないかと私も思います。

中でも、今週ブログに書いた20世紀の建築の3大巨匠の二人の建物は日本でも見ることが出来るわけですから、(ライトはもうご存知のとおりですし、コルビジェは上野に行くと既に上り旗が多く立ち並んでいますので、直ぐに見つかると思いますよ。)、この感覚を是非にでも味わってみるのも 自分の為の研鑽のひとつではないでしょうか。。

同時に、絵画も、舞台も、音楽も・・・・みんな繋がっているのだと私は思ってます。
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こんにちは。

台風一過で、午後から快晴の甲府でした。


さて、昨日のブログから。

現存する、『浮世絵』コレクションで、保存のものすごくいい、未だ日本で未公開の作品をたくさん持っている美術館って何処だと思いますか(どこにあると思いますか)?

最近、日本によくやってきていますよね。
「ボストン美術館」が答えになります。


で、その美術館に絵を寄進した人は?

ここ、ちょっと難しかったかもしれませんね。
「スポルディング兄弟」、そう、このスポルディング・コレクションの保存状態が良く(というより、今まで人目に触れていないため。)肉筆画の1点モノの浮世絵を今見ることが出来るのです。


では、その浮世絵を、日本で実際 収集した「外国人」は?

ここ、すごっく重要です。
帝国ホテルを設計した、フランク・ロイド・ライトは、このスポルディング兄弟の潤沢な資金を元手に浮世絵をコレクションしてアメリカに送付したいたのですね。ご存知でしたか?


さて、コレを知った上で、建築界の20世紀の3大巨匠、も一度興味を持って調べてみませんか。

意外な発見や出会いがあるかも・・・・・。



こんにちは。

久しぶりに『建築』のお話を。


貴方は、浮世絵ってご覧になられたことはありますか?

私が浮世絵を一番最初に見たのって、永谷園のおまけの「東海道五十三次」~安藤広重 でした。
もしかして、私と同じですか?

子供の頃は、作者は「安藤広重」だと教えられていましたし、疑うことも無くそのまま歳を重ねてきましたが、いざ、ホンモノを見るに至ると、そこに添えられている名前は 『歌川広重』 (実際には「広重」の文字だけですけど。。) そう、この名前が浮世絵師としては正しいことを、とうが立ち始めてから知ったのでした。

さて、浮世絵と建築がどう関係あるのか?
疑問にもたれている方もいらっしゃるかもしれませんね。

江戸時代末期の開国で、諸外国に渡り、画壇に影響を与えてはいるけど、建築とは関係無い様な~~等と多分に思われてらっしゃるかもしれませんが、
さーて、ここで、ひとつ質問です。

現存する、『浮世絵』コレクションで、保存のものすごくいい、未だ日本で未公開の作品をたくさん持っている美術館って何処だと思いますか(どこにあると思いますか)?


で、その美術館に絵を寄進した人は?


では、その浮世絵を、日本で実際 収集した「外国人」は?


さーて、ここが今回の建築に関する「ミソ」になります。
この関係を知ると、多分、浮世絵も、また、その巨匠の建築にも益々趣を感じると思いますよ~。

先ずは、歴史からの話からでした。


(ヒント : 巨匠の建物は、明治村の一番奥に移築され、今でも健在ですよ。← 夏休みの自由研究のひとつのテーマにも適しているかもしれませんね。。)

こんにちは。

先日の国蝶・オオムラサキ以来、山に出かけるとつい蝶に眼が行ってしまいます。

で、撮った一枚の写真がこの一枚。

chyo-1.jpg
← 拡大してご覧ください。






黒地に青紫がきれいじゃありませんか?

多分、調べた範囲では、『ミヤマカラスアゲハ』 では無いかと思うのですが・・・。

魅せられると、とっぷりはまりそうな世界です。

こんにちは。

下のブログで取り上げた本にもコト細かく書かれているのが、『再生可能エネルギー』 。

毎日ニュースで知る限り、この「再生可能エネルギー」って何のこと?と尋ねたら、
貴方だったらなんとお答えになられますか?


太陽光発電 ですか?

風力発電 ですか?

地熱発電 ですか?

それとも、 水力発電 なんですか?

いいや、コレだけなんでしょうかね?





じゃ、これらの力で、どのくらいの発電力あるんでしょうね。


新聞記事やニュースで取り上げられている話だけで「すべて」が語られているわけでもありませんし、かといって私は、「脱原発論者」でもありません。ふつーに「安全」や「快適」な生活をしたいだけですし、お施主様にも同様なご提案を心がける、一設計屋なのです。

週末にこんな話を書くのは、 ↓ のブログで取り上げた本の著者の肩書きが気になるからです。

とある迷走する首相は、どんな考え方をして発言を繰り返しているのでしょうかね~。

こんにちは。

先日の講演会から思い立って、amazonで購入したこの本。
『日本林業はよみがえる』~梶山恵司 著 である。

正直、林業先進国のヨーロッパとの比較が数値や事例で事細かにここまで書かれていると、「日本の山は?」「じゃ、ここから見える山梨の木は?」とひたすら疑念・疑問すら残ってしまう。

先日の北杜市長坂町のウオーキング大会でも森の中を歩いたのだが、自分の眼で見る限り、皆伐造成された林の中や、間伐されずに光の入らない林等々、疑念がそのままこの本の内容と結びついてしまうし、“カーボンオフセット”とはかけ離れた世界のような気がしてしまう現実。

それもやはり先日の講演会で、質問した行政マンの何気ない『皆伐』の一言が、どうも引っかかっているからだと思う。

と、いまひとつ消化しきれていない私の話よりも、まずは現状や次世代まで考え、について考えてみたい貴方も是非ご一読いただきたい1冊です。


こんにちは。

先日このニュースが載っていたので、忘れないうちにブログにアップしておきますね。。

液状化対策、住宅性能表示で評価 国交省が検討

国土交通省は東日本大震災を受け、社会問題化している液状化への対策について、第三者が住宅性能を評価する住宅性能表示制度の評価対象に加える方向で検討に入った。
  
 大畠国交相が7月7日の参院予算委員会で、「住宅の安全性表示により、住宅を建設、購入される場合にそれをしっかり周知させる」と表明した。

 液状化対策の技術的基準やどういった場所で発生するのかを明らかにしたうえで、性能表示制度の新たな評価項目とするか、既存の評価項目の1つである「構造の安定」を評価する際の要素として盛り込むことなどを検討する。


7月8日発表記事より

(表題の通り、どうも話題性のあるニュースのみが巷に溢れかえっており、こんな情報が埋もれたんじゃもったいない。)

ねっ、もう 多くを語らずとも、地盤の大切さはご理解いただいていますよね。

ただ、「性能表示制度」内だけでいいのだろうか?という疑問は残りますが・・・。

 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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