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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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今日は「すまい」の話からです。

工事中の現場でお施主様と打合せをしている時に、
「ここにカウンターがあると便利ですよね~。まだ付けて貰う事は可能ですか?」と追加工事の話が出てくることが時々あります。

この時に気をつけなくてはならないのが、

1) まだ家具類など無い現場で、話をしている。

2) 打合せ時に立って話をしている。

実はこの二つ、結構自分の感を狂わせています。

先ず、1)。当然現場ですから、机や椅子等があるわけではなく、頼りになるのは、
「きっと、ここらあたりに、こんなカンジで座って、カウンターを使えばちょうど良い高さではないだろうか。」という自分の感のみです。
また、2)の『立ったまま』というのも、目から入った情報を頼りに思い描くことになるので、その場で感じる設定高さを狂わせる原因となります。

ためしに、建設現場(そう簡単には入れませんから、週末に開催されている『すまいの構造見学会』などに参加ください。)に行って、例えば、普通の市販品の椅子を使って書物を読んだり、勉強をしたりするカウンターはこの高さに欲しいと思う寸法を確認してみてください。

この時に、コンベックス(巻尺)をまだ使ってはいけませんよ。自分の体のどの辺りに欲しいか記憶して置いてくださいね。
そしてから、おもてに出て 初めて その高さを測ってみてください。

きっと面白いことに気づくはずです。
(必ず、試してみてください。やってみないとこの感覚は味わうことは出来ませんよ。)


ここで、答えを出してもつまりませんから、実際ご自身で体感してみて、私の言わんとすることを感じてみてください。
多くのお施主様も、この感覚のズレを体験されていますので。。
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今日は寒い1日でした。
しかし、この寒暖の差がはっきりしてくると、山々から(Color)、赤や黄色の原色の便りが降りてくるので、
これもひとつの楽しみでもあります。。

「寒さ」と「紅葉」の2つの言葉で思い出したのですが、10何年か前にカナダのケベックに紅葉を観に行った事があります。
ちょうど北米型輸入住宅系の建物をガンガン描いていた頃でもあり、今となっては断片的な記憶ですが、建物の風姿が蘇ってきました。
84739a22.jpeg

当時の写真をスキャナーで読み込んでみたので、
クリックして拡大してご覧ください。








黄色も赤も微妙に私達が普段見ている色と違うような気がしますが・・・。

でも、建物の風体は色あせないな~。今でも重厚に自分の目には映るんですがね。。


こんにちは。

昨日現場に向かう車中から、オープンしていないのに、何故か人が出入りするお店を遠くから発見。
近づいてみると、今日オープンの珈琲専門店の様。

で、現場検査後 珈琲好きの私はたまらなくふらふら~っと立ち寄ってきました。
お店は、「珈琲問屋・甲府店」 → http://www.tonya.co.jp/shop/e/eOPEN0011/

オープンの1日前に、珈琲豆を購入して 早速入れて飲んでます。
ここの特徴は、生豆を自分好みの焙煎で焼いてもらえること。
ちなみに少し濃い目の焙煎が好きな私は、シティローストとフルシティローストの中間でブラジル豆を煎ってもらってきました。そう、当然豆のままのお持ち帰りです。

今朝も事務所で落としましたが、珈琲のいい香りが事務所中漂い続けており、昼過ぎに打合せから戻ってきても、珈琲おとし経ての香りが充満していました。

これまでネットで焙煎豆を購入していましたが、一度この香りと味に嵌ってしまうと・・・。

貴方もお好きな豆でお好きな焙煎で至福の一杯試してみませんか?
場所は、先ほどのお店の横のアドレスからご確認くださいね。。
こんにちは。

今日は はっきりしない天気でしたし、肌寒い1日でもありました。
これが本来 この頃の気温なのでしょうけど、暑い夏や初秋を過ごしてくると、妙に寒く感じてしまうものです。
こんな時、1枚羽織るだけで暖かさを確保できるものですよね。

そういえば、今年のダウンジャケットは「薄く・軽く、けど暖かさは通年以上に」という商品が主流みたいですが、最近の技術革新はすごいものがあります。
断熱性能の高さという意味では、これを人間から家に置き換えてみても同様なのかとも・・・・・。
高性能なダウンのような保温性能を持つ断熱材が家を覆っていれば、エネルギーをかけずとも快適な温度を保つことも可能なわけですから。(それに伴う諸条件もありますが。)

衣・食・住、どれも密接に関連しているのです。
こんにちは。

だんだん秋らしい陽気になってきました。
これからの週末は、高い山から順に色とりどりの色彩をめでる楽しみも増えてきます。

話は変わりますが、先日ニュースで「今年はマツタケが大豊作!」と放映されていました。
しかし、豊作といっても やはり高嶺の花であるのであろうとの思いから、この情報も頭の隅っこに追いやってしまっていました。
が、週末、長野県の農産物販売所に立ちやってみると・・・・・
結構な量のマツタケが、お手ごろな価格で販売されているのです、これが。
matutake.JPG


どうしようか迷った挙句、
写真のマツタケを購入してまいりました。





国産、それも長野のお山で取れたばかりのマツタケですから、芳しい香りが、鼻をくすぐります。

早速、帰って、焼き物とごはんに化しましたが、旬な時期に旬なものを堪能できる楽しみというのは、又格別なものですね。。
ごちそう様でした。。
こんにちは。

ここ最近は、甲府近辺の蕎麦やさんにもおちおち入ってられません。
いつも、大勢の人でにぎわっているので。。

その原因は、「鳥モツ煮」。
ネットにもこんな記事が載っていました。

甲府鳥もつ煮 B-1優勝で便乗組も 是非を巡って論争

 
 甲府市の郷土食「甲府鳥もつ煮」が、全国B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリin厚木」で優勝してから間もなく1カ月。地元では、鳥もつ煮をメニューに出す飲食店が急増する一方、未熟品やアレンジメニューも現れた。「質の低下を防ぐために認定基準を」「厳格化では街が盛り上がらない」。“便乗”の是非を巡って論争が起きている。

 鳥もつ煮は、鶏のもつをしょうゆと砂糖で煮詰めて絡めた料理。同市内のそば屋「奥藤本店」の店員だった塩見力造さん(84)が約60年前に考案。そば屋や郷土料理店の一品として知られていた。

 9月19日のB-1優勝後は、市街地の大半の飲食店が出すようになり、行列ができる店も。塩見さんが独立して開いた「とんかつ力」では、注文量が4倍に。仕込みが追い付かず夜間は休業中だ。同市観光協会によると、JR甲府駅観光案内所の利用者は4割増。鳥もつ煮提供店を紹介する地図の配布数も、10倍以上になった。

 にわかにメニューに加えた店の中には、鳥もつ煮の特徴である「たれの照り」や「歯応え」がなくなったものもある。甲府市の東隣、笛吹市の商工会は▽市内の石和温泉の温泉卵入り▽特産ワインで味付け--などの新レシピを考案した。こうした動きに対し、古参店は「本来のよさがなくなる」と批判。B-1に出展した甲府市職員有志のグループ「みなさまの縁をとりもつ隊」は認定制度を作る予定だ。

 ただ、認定制度には疑問の声も上がる。新たに鳥もつ煮を始めた店が多い甲府駅前の飲食店街「ちょうちん横丁」会長の神宮寺義仁さん(61)は「合否よりも味の指導に力を」と希望。甲府市の宇野善昌副市長は「一部の店の特権になれば、街全体が盛り上がらないが、一定の味の基準は必要」と悩む。

 06、07年にB-1を連覇した静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」の「富士宮やきそば学会」は拡大路線を取る。講習などを開いており、認定店は現在、全国約500店。渡辺英彦会長(51)は「街の認知度を上げることが大事。閉鎖的な考えでなく、地域全体で盛り上がることを目指すべきだ」と話す。


毎日新聞 10月16日ネット記事より引用


しばらくは、ホントお蕎麦屋さんには近寄れません。。
 

こんにちは。

先日、「ことしも頑張るぞ。」と宣言した試験が来月末にあるので、そろそろ勉強モードに入らねば。とブログにも書きました。
実はその週に、もひとつ試験があり、目下、先にそちらから勉強に勤しんでいます。

それは、CASBEEすまいというもので、同業者の方でさえ、まだ耳慣れない言葉でもあり、「キャッスルってなんだい?」って聞き返されてしまうくらいですから。
(“城”をつくってどうするのかと思われたのか、私も聞きなおさなかったので、真意はわかりません。多分、ただの勘違いだとおもいますが。)

このCASBEEとは、未来の為に、「環境負荷を減らしながらも、品質は向上させていこうね。」といった取り組みだと思ってもらうと判り易いですね。
そのため、CASBEEを数値化するときには、環境品質環境負荷で割ったもので判断することになります。

良い建物をつくる為に、沢山のエネルギーや材料を使ったんだら、当たり前じゃないですか。また、あんまり環境負荷をかけないようにするために、そこそこの材料で抑えて、すきまっ風の吹き込む建物をつくっても意味ないじゃありませんか。
これを計算式にすると、1を普通だとすると 
最初の文章は、2を2で割ったもの(2/2=1ですよね。)
次の文章は、1/2を1/2で割ったもの(1/2 / 1/2 =1、さっきと同じ答えになります)

結局、どちらも1(普通)ということになってしまいます。

出来れば、品質は2以上かかる負荷は1/2にしたいわけです。(2 / 1/2 =4となります。一気に上がりますよね。)

車で言うところの「プリウス」や「インサイト」のような維持効率の高い建物にしていこうという判断基準のための計算式なんですね。

これは、すまいだけではなく、全ての建物や街並みまで網羅する考え方でして、決して建物を創るときだけのものではないとご理解ください。
ねっ、必要な考え方じゃありませんか。

私の拙い説明では解らなかった方は、CASBEE で検索してみてください。もっと解りやすく説明されているかと思いますので。。

 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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