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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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 今月の頭に、福祉住環境コーディネーターの1級の試験がありました。

で、結果発表を待たずして、某機関の解答と照らし合わせた結果、
来年も又受験生になるであろう確率が高くなりました。。(失笑)

 今日は、来年の受験のために(笑)、「ハウスアダプテーション」について、書き込みしてみたいと思います。

まず、ハウスアダプテーションって聴きなれない言葉だなーって思っていません?

そう、あまり私たちも使っていません。。(自慢になりません。)

実は、私がこの言葉を知ったのは、「高齢社会の福祉サービス」(東京大学出版会)の書籍からです。
この書籍は、5~6年前に、地元の某大学教授と打ち合わせに行ったときに生協で購入しました。

では、書籍より抜粋しますが、

ハウスアダプテーションとは、身体障害者が、身体的不自由のために、その住居からこうむるハンディキャップを軽減するための治療的関わりであるとのこと。
建築・医療・保健・福祉・教育・消防等が連携して取り組む、ユーザー主体の住宅改造、増改築、新築、転居等の手法全般であるが、単なる最低限の物理的対応にとどまるものではなく、医療・福祉・保健・教育等サービスの実効を上げるための一層の安全性、快適性に留意した受け皿づくりと捉えることが重要であるとも述べています。
なぜなら、その結果、家庭内事故の防止と安全性・防炎性の確保、自立生活の継続・促進、生活意欲の向上、リハビリテーションの効果的遂行、介助労力の軽減、在宅ケアサービスの適正化、または社会的入院・社会的入所の阻止等につなげられるからだそうです。


この考え方は、私の勉強している福祉住環境コーディネーターの基本的な理念に通じるところがあり、すごく関心をよせています。
ただ、現実には、すまいを「個人的資産」だけで捉えてしまうことでの障害もあったり、連携すべき人たちの共通認識の違いや温度差、自己職種の優位性など、ひとつひとつ解いていかなくては紐があることも確かです。

あー、もっとこの認識を持った人たちが増えてくれるといいんだけどなー。。
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ガウ兄(にぃ)
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男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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