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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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1日置きましたが、連続モノの続きです。


まず、ツーバイフォー工法で国産材を取り入れ込みやすいのは、スタッド そう、「柱」からです。
実際、展示会などでも、サンプル展示されているほとんどがこの「スタッド」になります。

ツーバイフォー工法は、正式名称を「枠組み壁工法」といい、壁=面にて構成されている建物ですから、
柱の長さは、外壁合板と内壁の石膏ボードの大きさ(長さ)で決まります。
そのため、通常のスタッドの長さは 233.6cmと決まってます。(インチ・フィートの建物は、使う合板の規格が変わるので長さも違います。)
壁厚も204材、又は206材でほぼ賄い切れますから、国産材の参入としては、入り込みやすい木材箇所になるはずです。
又、スタッドも 窓やドア部などの開口部では、何本も重ね合わせて使いますから、木材の使用量から鑑みると、在来工法よりも圧倒的に多いのも この工法の特徴でもあります。

しかし、スタッドだけでは、立方体は形成できません。
上面と下面の根太材、やはり此処が要となるワケです。

実際は、1階の床材は、根太レスで計画すれば、土台材と同一規格になりますし、
天井根太は、小屋裏等の加重考慮が無ければ、柱同様の206と204材の組み合わせで可能ですし、
垂木材も指示支点で継ぎ足せれば、206材で対応可能です。

後は、2階部分の床根太の材と使用長さ、此処をどう対処するかです。

実際、輸入材の長材でも、材の途中で継手(ここは書きませんが、興味のある方は是非お調べください。)を設けてあるものもかなり見かけます。
この継手を開発したのも、現在の日本の木材と同様の理由からだとも聞きますし、需要さえあれば、国産材でもできてもおかしくないと私は思ってます。

あとは、(2)に戻り、「どうしたら普及していくのか?」を考えていくことが大きな課題なのかもしれません。

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ガウ兄(にぃ)
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男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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