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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

「防災の日」も週末にあったので、タイトルの内容についてお話したいと思います。

先月、行政の行う耐震診断をさせていただきました。
これは、大きく5つの項目の評価を行います。
「地盤・基礎」「老朽度」「部分欠損」「(建物の)偏心」「(建物の)水平抵抗力」です。

実際、古い建物の場合、どこに多く問題があるかというと、「偏心」と「水平抵抗力」にあります。
ほとんどの日本家屋は、南側に大きな開口部(窓やドアなど)を設け、
北側には、水周りの換気程度の窓をつけている程度です。

これだけでも、建物の重心がずれてくるのはお分かりいただけますか。

また、先程の開口部を大きく・多くとるために、筋違いが入った壁も少ないのも現状です。
バランス崩れてますよね。
これが、長年の間に、天井の中に隠れている梁に 力をかけ続けているわけですから、建物に歪み等を生じさせるわけです。


そうそう、簡単な耐震診断ができるホームページがありますから、
S56年以前のご自宅の方は、試してみてはいかがでしょうか?

http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/taisin_flash.html


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こんちは。
今日行われる、福祉住環境コーディネーターの試験のテキストからです。

 福祉住環境コーディネーターにも実は、家を新築する場合は、設計事務所の私と同じ職業倫理を求められています。以下に抜粋します。

住宅の設計は
1)生活の内容を知る(設計条件の整理)
2)生活の器をつくる(設計)
 
に大きく分けられる。
1)は、「住宅内で行われる生活行為を知ること」である。生活目標に沿った1日のスケジュールに基づき、生活行動を共にする人および人数(家族数)、世帯上の地位、介助の有無、生活様式、生活時間帯、所要時間、空間に対する要求(広がり、設備、色彩、照明)といった事項について整理することが求められる。

2)は、「その生活を正しく行えるような器を作ること」で、設計条件を守りながら 部屋の配置や広がり、高さ関係の設計活動を行うことである。

通常は、「生活の内容を知る」行為があまり重要視されないまま設計されがちであるが、高齢者や障害者が居住する住宅では、「生活の内容を知る」ことが特に重要であり、(というか、一般の住宅も、ここがキモです。)福祉住環境コーディネーターがもっとも大きくかかわりを持たなければならない部分である。



どうですか?
これって、どなたでも、住宅を計画する時にあてはまりませんか?

私のブログを読まれている方には、こんな話は「当たり前」のことかもしれませんが、
自分の腹の中を探られているようで、1)の生活の内容を知る部分を話してくれない方も、まだ沢山いらっしゃいます。
また、かたちを自分たちで決めてしまって、プロのアドバイスを受け付けない方も、同様に多いです。

住宅を建設するときには、普段生活しているから気がつかないことを、ちゃんと整理してみる必要があるのです。

ということで、試験勉強中のテキストからでした。
 
こんにちは。

2週間お付き合いいただきました、ガウディ・シリーズのとりは、
IMAG0087-1.JPG

ここ。

サグラダファミリア です。







説明要らないですよね。。
皆さんも、写真やお話は、一度は聞いたことがありますよね。

ガウディの、自分の財産と生涯をかけた未完の建物です。


現在見れる入り口部の「受難」と「誕生」は、既に製作者の個性が現れていて、表情が違っています。
それもそれで、忠実に再現しなくても、いろんな味があってよいのではないかとおもってます。

細かくは、ネットや図書館でお調べください。
そして、現地で 本物を一度はご覧ください。


こんにちは。

さあ、大物をば。 今日は紹介しますね。

ガウディの作品は、未完なものがいくつかあります。
IMAG0020-1.JPG 
なかでも、こちらの「グエル公園」は、今でこそ、公園ですけど
当初は、高級住宅分譲地でしたから。

そう、日本でもよくある話ですよね。こういうの。。




今は、公園としてですが、都市計画としては、大変優れたものではないかと、私は思ってます。

IMAG0027-1.JPG上の広場の下には、本来 市場になるところだったのが、
左の写真です。
奥まで、明かりを取るために、天井の形は計画され、破砕タイルの反射で明かりを取っているので、暗さを感じません。





また、写真のように、音響効果がよいので、楽器演奏している方もいます。(というより、商売ですね。)


で、皆さんが、ここで一番見たい写真はこれでしょ。
IMAG0032-1.JPG
わに。


まったく、鼻をこわすやつがいるとは、けしからん!





そうそう、サントリーのコマーシャルで有名になった「道路」も中にはありますよ。
大変 見所いっぱいの公園です。

さて、お話しする建物も、おいしい所を残すのみとなってきました。

今日は、これ!
DSC00904.JPG
女性じゃありません。その後ろです。(笑)







全景を見せないところがいやらしいですね~。

そう、「カサ・ミラ」です。

DSCF0003.JPG

                  DSCF0037.JPG








通称「ペドレラ」と呼ばれています。
建物の外観は、「人間の手で造られた山だ!」と表現されるように、自然の中に溶け込むような、曲線を描いて建てられています。
ところが、内部からみると、写真のように「海底」のように見せたりと、訪れる人を楽しませてくれる建物に仕上がっています。

2枚並んだ写真は、わたしのお気に入りを並べました。


それと、大好きなもう一枚を最後に。
DSCF0014.JPG








撮影年度は、最初の女性が移っているのが2003年、その他が2000年時のときのものです。
最後の写真に写ってるサグラダファミリアは、現在はもっと出来上がっていると思います。。



PS そうそう、8月の中ごろの写真をアップロードしたものが
   ちゃんと見れなかったので、修正しておきました。
   コルビジェの頃の写真です。
   http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/67/
   と
   http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/68/

   です。

   今度は だいじょぶですので、ごゆっくりご覧ください。。
こんにちは。
今週で夏休みも終わりの学生さんたちって多いのかな?

少しは、先週の内容って参考になりました?

自己満足のみですけど、今週もお付き合いくださいね。




DSC00899.JPG
さて、そろそろ、ガウディの著名作品を紹介します。

写真は、「カサ・バトリョ」です。

そう、プッチのカサ・アマトリエールと並びに建っている、
バルセロナで一際目立つ建物です。


(大丈夫、ガウディを見飽きた後は、この通りを下っていくと、皆さんの大好きなロエベがありますから、
 少し我慢したぶんのお楽しみがありますよ。)


実は、何回かバルセロナを訪れる機会があったのですが、この建物は拝観できずじまいでした。
ところが、2002年以降から、内部公開がOKになりました。

この写真は、2003年に行った時の写真です。
しかし、悲しいかな、内部写真は撮影不可でした。
外観とは違い、内部はまるで、「海底」でもいるような幻想を懐かせる不思議な空間でした。
写真が取れなかったのが誠に残念です。

(ところが、最近の旅行記のホームページを見ると、内部写真撮影OKになったというじゃないですか。
 さすがー、ラテンのいい加減さ。ブラッボーですよね。なので、これから行かれる方は、しっかり写真にて、その姿を納めてきてくださいね。)

DSC00900.JPG



今日は、ガウディから、ちょっとわき道にそれて、別のお話をします。

たぶん、 バルセロナ=ガウディ とお思いの方も多いかもしれませんが、
結構、素敵なところも多いんですよ。
そう、まち全体に芸術が転がっている感覚に近いです。
DSC00855.JPG
写真は、バルセロナの「建築士会館」です。
日本でいうところの、私たちのような建築士を束ねるところですね。
場所は、ちょうどカテドラルのまん前にあるので、
旅行で行かれるときには、たいへんわかりやすいです。

上に描かれている絵は「ピカソ」のもの。
ふつーに街中にこんなのがあります。



で、中に入ると、やはり「建築士会館」です。
私が行ったときには、アパートのコンペ作品が展示されていました。

DSC00873.JPG

ねっ、こんなカンジ。。





かわらないでしょ、日本と。
あと、この中では、建築に関する書籍が販売されていました。


こんなところも、立ち寄ってみると面白いですよ。
(ただ、カテドラルのまん前なので、カバンには注意してくださいね。)


 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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