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8月に入りました。今月も「ほぼ毎日ブログ」で更新していきたいと思ってます。
では、早速、昨日の続きです。
こんなお話があります。
「1階部分に、一部屋必要になったんで、増やしたいんだけど・・・。」
そうすると、リフォーム屋さんはこう言いました。
「大丈夫!6帖増やすだけなら申請はいらないから、安心して増築しましょう!」
さーて、皆さん、この答えは、○か×か?
えーっ、ヒントですか。
すべての場合を掻い摘んでお話しますんで、とりあえず答えを言ってみてくださいな。
実は、○も×もどっちも正解。
では、例を挙げて説明しますね。
建物にくっつけて増築する場合は、10㎡以内なら、申請は出さなくとも、OKになります。
しかし、防火・準防火地域内の場合は、面積にかかわらず、必要になります。
ただし、確認申請を提出しなくても良いだけであり、建築基準法は守った建物にしなくてはならないのは、当然のことです。何を造ってもOKということではありません。
それと、もうひとつ。
建物にくっつけず、敷地に独立した建物を造ることは、敷地単位では増築ですけど、建物は新築扱いですから、こちらも申請が必要になる場合もありますので、ここのところは、よーく理解しておいてくださいね。
(わからない場合は、お近くの建築士に確認してみるのもよいですよ。)
では、明日はリフォームの具体的なお話をしたいと思います。
昨日、ちょこっとお話した、「リバースモーゲージ制度」を使ってリフォームという方法もあります。
で、昨今リフォーム工事物件を時々見かけますが、建築基準法でいう「修繕」と「模様替え」は似ていても、内容は違うので、リフォーム屋さんに「大丈夫!」って言われてもご用心を。
具体的にどう違うかをお話しますと
「修繕」:建築物のある部分を、ほぼ同じ材料を用いて、同じ形状・同じ寸法で作り替え、性能や品質を回復する工事のこと。
「模様替え」:建築物のある部分を、(同じ場所ということにしておきますね。)異なる仕様を用いて作り替え、性能や品質を回復する工事のこと。
ねっ、違うでしょ。
だから、そのまんま鵜呑みにしちゃだめですよ。申請を出さないと工事ができない場合もあるんだから。。
そうそう、申請が不要の場合でも、設計者や工事監理者は、「構造・採光・換気・内装」なんかの単体規定と呼ばれる建築基準法は必ず守らないとなりませんので。。
勝手に筋交いとか抜いちゃだめなんですよ。
(だから、耐震偽装事件みたいなのがでてくんだけど・・・・)
では、具体的な話は、また明日!
今朝の地方紙(山梨日日新聞)を読んでいたら、耐震診断の結果を都道府県別に記載してある記事が載っていました。
細かい内容は、そちらの新聞記事を読んでいただければと思いますので、こちらには書きませんが、
このホームページで、簡単な耐震診断ができるので、ちょこっと試してみてはいかがでしょうか?
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/taisin_flash.html
ここは、(財)日本建築防災協会というところで、私達建築事務所の人間たちも、ここで発行している「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」という本を使って、耐震診断を行っています。
協会のホームページはこちら ↓
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/
参考にされてみてはいかがですか?
(突然、このページからの方は、おとといの日記読んでくださいね。)
このおはなしは、たまたま食べ物屋さんで聞こえてきた話なので、どこのモデルハウスを見てきて言っていたのかは、私は知る由はないのですが、
ただ、知っておいて欲しいのは、
「本物の木を使えば、反るし、曲がるし、割れるし、ある程度のゆとりがあってしかるべき」ということです。
あなたも思い出しませんか、こんなことを。
ちっちゃい頃、田舎のうちにいって、お昼寝をしていて 天井を見上げると 木の節が人間の顔に見えたり、動物の目に見えて怖かったこと。。
で、乾燥した冬の夜なんかは 耳をすましていると、どこからか「ピキッピキッ」って音がすると、昼間見た天井が妙に怖くなって、トイレにすら行けなくなってしまったという遠い記憶を。。
これも、木のいたずらですよね。
今回聞いたモデルハウスの「ヒビ」は、人が生活していない場所のため、適度な湿度が無かったので、柱や梁が裂けた可能性があります。
本物を使っている証でしょうね。
まー、こんなのが好きでない方のために、表面にだけ化粧の木を貼り付けた材料も最近はありますから、お好みで選ばれるのもよいかもしれませんね。
(それぞれの考え方の違いがありますから、どちらが良い・悪いってのは、無いです。)
まだ、間違った木の考え方をしている方もいらっしゃると思いますので、時々こんな話をしていきますね。
(疑問があったら、書き込んでもらっても結構ですよ!)
まー、環境を考えて取り入れるというお考えの方々ばかりなら、もろ手を挙げて大賛成なのですけど、どうも「にわか」の人たちも多いような・・・・・
何故、そんなことを言うかって?
それは、こんな会話を聞いてしまったから。
「ねえ、さっき見てきた所の建物って、欠陥じゃないの?柱とか梁にひび(木の割れのことだと思います)がはいっていたでしょ。あれ、おかしいよね~。」
さて、皆さんは、この会話を聞いて、どう思います?
疑問を持ちました?
それとも、同意見でした?
私が、何を言いたいか、わかります?
じっくり今日1日考えてみましょうね。
今日は、雨の日でもうっとりする、建築小物おはなしをします。
最近、雑誌などでよく目にする、木製の素適な照明がありません?
で、木製の照明というと、「ヤコブセンのこと?」って思ってませんか?
ちっちっちっ、最近、純日本産、そう MADE IN JAPANのいいのがあるんですよ、そこのおにーさん。。
「なに、それ?」
それはですね~。
青森産のブナ材を使った照明器具です。
ブナをうすーくスライスして、そこから漏れる明りを楽しんだり、バームクーヘンのようにして創ったシェードがあったりと、大変素適な物ばかりです。
そうそう、yahooで 「ブナコ 照明」って検索すると、いろいろ出てきますよ!
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%96%E3%83%8A%E3%82%B3+%E7%85%A7%E6%98%8E&ei=UTF-8&pstart=1&fr=slv1-adbe&b=11
(わたしもこれで調べてみました)
ねっ、雨の日は、ゆっくりインターネットで ウインドウショッピングしてみるのもいいもんでしょ?
日本には、専門科目を受けない限り、「家」について学ぶ授業がありません。
しかし、世界的には 多くの国で、「家」に関する授業を受けるそうです。
なかでも、北欧の小学校では、小学校の高学年と中学校の低学年で読まれている建築の教科書があるそうです。中身は、子供用に漫画で描かれており、その中で、図面の読み方、描き方、家具の種類、コンセントとかいろいろと載っているそうです。
で、建築の知識以外に、ちゃんと最後には、「調和のとれた環境」について書かれているとのこと・・・・・・。
そんな話を聞くと、この本読んでみたくなりますよね。
で、 ずーーーーーっと探していて、昨日、やっと ネットで知り合うことができました。
皆さんも観たいですか?
もうちょっとお待ちください。
リンクOK頂いたら、ご紹介しますので。
PS
大変お待たせしました。
北海道の山崎先生のブログに、こちらの「フィンランドの本」の記載があります。
漫画の横には、先生のコメントがあり、
この漫画の奥深さがより理解いただけると思います。
どうぞ、こちらをごらんください。 ↓
http://yumemasa.exblog.jp/4029101