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この時期に まだ、台風が来るのですね。紅葉しかけた葉っぱが落ちちゃうといやですね。
で、今日はこの話題。
皆さんは、お手持ち箪笥は、扉を開けたときの有効必要寸法はご存知ですか?
これは、新築・リフォームのときに、ウォークインクローゼットにお手持ち箪笥を入れる計画をするときに、意外と寸法が必要なんですよ。って話です。
たとえば、1.7m弱の寸法の中に、洋服箪笥と整理箪笥を向かい合わせに入れて、「このくらいのスペースあれば、扉も開くし、大丈夫」と思って、計画される方がいらっしゃいます。
(大体、整理ダンスが奥行き45cmくらいで、洋服ダンスは60cmくらいです。)
これって、はたして大丈夫なんでしょうか?、人が立って扉が開けられるんでしょうか?
私がお勧めする「箪笥の開閉寸法」は、このくらい必要です。
洋服ダンス 箪笥より、最低約90cm以上 (扉開閉を考慮)
整理ダンス 箪笥より、最低約100cm以上 (最下段の引き戸をかがんで引き出すことを考慮)
どうですか。最低でもこのくらいは必要だと思います。
皆さんも、巻尺を横において寸法を測りながら、一度動作をしてみるとよいと思いますよ。
ご参考までに。。
徒歩通勤を初めたら、発見するものも増えました。
今日の発見は、「もみじの種」。
皆さんは、それが、どんな形をしてるかご存知ですか?
えっ、見た事ないですか・・・・・
じゃ、この話は 明日にしましょ。宿題です。
今日は、「枠組み壁工法」を語るとき、欠かせないこの話をしますね。
時は、昭和の末期ごろ。
実は、その頃の日本の建築の法律では、木造は2階建てまでしか出来なかったのでした。
そう、五重塔や大仏殿のような大きな木造建築があるにもかかわらずね。
じゃ、何故、木造3階建てが可能になったのでしょうか?
「簡単じゃん、五重塔が造れなくなっちゃうからでしょ。それに、実際、現存してんのだから。」
そう、半分ピンポン!
じゃ、残りの半分の答えはというと・・・・・・・
実は、江戸時代末期と同様に、黒船がやってきて、「木造は2階建てまで」という鎖国を解除しなくてはならなくなったのです。(そう、日本が一番弱い「外圧」ってやつです。)
そのいちばんの理由は、日本に木材を輸入させるため。
だけど、その大義名分には、
「お宅の国では、5階建ての木造建築物や、巨大なステージを組んだ上に寺院を乗せている木造建築物があるじゃないですか。しかし、何故、現行の法律は2階建てなの?why?」
と当時の某国の外相におもいっきしイジられたとも・・・(噂です)
で、日本がなくなくとった開国(別には、「外圧に屈した」とも言います。)のためのプロジェクト住宅が、「米国木構造デモンストレーションプロジェクト」別名「サミットハウス」が出来上がったのでした。
その後の、「枠組み壁工法」の躍進は、皆様の知るところですよね。
木造4階建ての共同住宅まで造っちゃっていますから・・・・。
ざっと、20年ほど前の話をさせてもらいました。
枠組み壁工法には、こんな裏話もあるんですよ。
だから、ちょっと衰退してくると、今の「亀田ファミリー」のようにガンガン攻められるのです。(笑)
ときどきこんなおはなしも、していきますね。お楽しみに。。
早速昨日の続きから。
「枠組み壁工法」のルールです。
その前に、以前にもお話しましたが、どこの会社が名付けたか知りませんが、「2×6工法」って一体何なんでしょね。柱に206材(これでツーバイシックスと読みます。)を使っているからだけでしょ。○井ホームより高級に見せたかったから、つけたんでしょうかね?不思議です。
あくまでも、正式名称は、「枠組み壁工法」です。おまちがえなく。
で、2×4工法でも2×6工法でも枠組み壁工法である限り、日本では、建築基準法に基づく告示を受けることになります。
そう、国土交通省告示の第1540号と1541号というもの。
私たちが使っている法令集にして、30ページくらいあります。
ここに、枠組み壁工法を造る場合の基本的ルールが書かれているのですね。
で、特に平面計画する上で重要なのが、第1541号の条文です。
例えば、
耐力壁の相互の距離は12m以下にし、かつ、その耐力壁で囲まれた区画は40㎡以内(基本上)にしなさいよ。とか、
耐力壁の交差する部分には90cm以上の耐力壁を設けなさいよ。とか、
耐力壁線に設ける開口部の幅は4m以下として、かつ、開口部の合計長さは、その耐力壁の長さの3/4以下にしなさいよ。などと、っしっかり書かれております。はい。
(yahooで、国土交通省告示第1540号・第1541号と検索をかけると、そのまま条文がPDFにて入手できます。)
これに、旧住宅金融公庫の共通仕様書などを併用して使うと、枠組み壁工法の住宅の出来上がりとなります。
枠組み壁工法で住居をご計画される方は、一度は最低読んでおいて欲しい法律ですね。
ということで、簡単にルールをおはなししました。
大分涼しくなってきましたよね。そう、 布団から出るのが億劫になる季節到来です。
今日は、住宅を計画するときの「工法」に関してのお話です。
皆さんは、ご自宅を立てる場合、どんな造り方にしたいと思ってますか?
在来工法? 枠組み壁工法(2×4工法)?それとも、鉄骨やRC?
これ以外にも、ハウスメーカーはクローズされた特許工法を持ってますからね。
ほんと迷ってしまいます。
なので、それぞれの特徴を、私の考え方から、今週は、お話していきたいと思います。
では、私が住宅計画をするときの基本はどの工法で計画するかというと、
それは、まず、「枠組み壁工法」で考えるようにしています。
理由はすごく簡単です。
建物を造るための、ちゃんとしたルールが決められているからです。
だから、工法を変えても、殆ど計画した建物は ちゃんと建つのです。
特に在来工法に置き換えた場合、はじめから在来工法で計画されたものより、意外と、頑固なのがね、建つんですよ。(注:全部そうというわけじゃありませんよ。おまちがえなく。。)
ということで、最初は、「枠組み壁工法」(2×4)について取り上げます。
枠組み壁工法(2×4)には、ご存知の通り、素人でも建てる事が可能な工法です。
だから、ちょっと建築をかじったことがある人は 馬鹿にする人がいますけど、逆なんですね。
素人の人でも建てることが可能ということは、しっかりとしたマニュアルがあり、それに則る事で、初めて成り立つということです。
ただ、悲しいことに、殆どの工務店や設計事務所は、そのルールやマニュアルを勉強しないんですね。
なので、簡単・単純であっても、思ったより普及しないという工法なんです。
「じゃ、そのルールって何?」って思われました?
それは、明日お話したいと思います。 お楽しみに。
ブログのサーバーとも やっとつながり、お昼休みに 今週のブログのスタートです。
皆さんは、こんな思いをしたことがありませんか?
「自宅ではレバー水栓を上げると水が出るのに、出先や会社に来ると、レバー水栓を下げないと水が出ないんだよね。ちょっと戸惑っちゃうんだよね。」って。(また、逆もありです。)
これは、うちの事務所の洗面台(H6年製 by TOTO)も同じで、水栓は下げないと水が出ません。
実は、これでとんでもない事が起こったのをご存知でした?
平成初期まで 水栓は、下げると出るのがTOTO式、上げると出るのがINAX式(欧米方式)、だったのですが、阪神大震災で、TOTO式は水漏れ(地震などで落下物がレバーに当たり、水が流れっぱなしになるという事故があった為)になったため、現在はINAX式に統一されたのでした。
(JIS規格でも「上げると出る」方式でレバーを統一してます。)
なので、10年以上前の建物には、どちらのタイプも共存する場合があります。
建物の経年変化や水栓の経年変化で改修されてくると、今後は下げて出る式は減ってくるかとは思いますが、この様な経緯があって、改正されてきていることもお知りおき下さいね。
こんにちは。
こんな質問をいただくこともあります。
「住宅は、地産地消がいいんですよね?」
みなさん、知ってました?“地産地消”。
地元で育ったものを、地元で消費する。ってことです。
これって、大変素敵な事ですよね。地元に愛してもらって嫁げるわけですから。。
(それに、環境や循環そして水源と奥深い話になっていきます・・・・・)
でも、やはり、住宅の場合は、住まう方の趣味思考もありますし・・・総合的には、私は、あんまりジモティonlyじゃなくっていいんじゃないかな~とおもってます。。
なぜかっていうと、 吉野とか、木曽・秋田の材を使ってみたくありません?「格」がありますよ。。(笑)
例えば、能登には、“アテ”(翌檜)←(すごい!「あすなろ」って漢字変換すると、「あしたはひのきになろう。あすなろう。」って民話で聞いたとおりの漢字になるのですね。新鮮な感動!)
があって、当然「いえ」にも使いますけど、輪島塗の器や箸にも使うんですよね。
それとね、輪島の食堂に行くと、漆を塗る前の箸を使ってるお店なんかがあるんだけど、これが又、木のいいにおいがするんですよね~。
で、それって当然お持ち帰りしますから、しばらくは、このいいにおいのする箸を、「My箸」として、お出かけ時もちあるけるんですよー。。至福じゃありません?
ねっ。地元の木にもドラマってあるけど、他の地産のいろんな木があって、ものすごーい「おしん」的ストーリィ(古かったかな?)があるんですよね。
こんな使われ方をするのなら、“地産地消”も 興味わいてきますよね。
PS、それより、皆さんの使ってる割り箸って、何処のなんて木使ってるか知ってます?
「割り箸は、( )産の( )材です。」←恒例の宿題!
だから、最近、( )産の( )は、すぐ成長するし、炭にも使われ始めて好評なので、割り箸の代用品になりつつある動きがるんですよ。
環境にこだわる方でしたら、このおはなしは、ご存知でしたよね。。
それと、今になって気がついちゃいました!
ブログって、昨日の記事は、すぐこの下にあるんですよね、だから、昨日の回答は、明日に持ち越す事にしました。
ので、今日もう一日考えてね。
こちらは、しばらくシリーズ化しようと思います。
では、今日の「すまいの小さい疑問」を。
「フローリングは何を使ったものが良いですか?」
時代の移り変わりといいますか、床材は 流行り廃りが激しいような気がします。
まず、色合い。
こちらは、住宅展示場に行かれると、最新のものと、年月が経過したものとで、明らかに違うので、流行はつかみやすいですよね。(ただ、選ばれるのは、ご自身ですから、しっかりご検討のほどを。)
で、素材。
最近、質問をよく受けるのが、「どの木材を使うか」ということ。
たとえば、天然材を使い分けたお宅を。
(展示会をさせていただいた時の写真なので、宣伝広告はご愛嬌ということで。)
手前のフローリング材と奥の部屋のフローリングが違うのがお分かりになりますか?
手前が( ) で 奥が( )です。 そう、解答は又明日。
あと、その床材の特性でも選択しますよね。
南洋材のチーク系は、硬いんだけど水がかりしても強いとか、 北米材のカエデ系は色合いがナチュラルで人気があったりします。
それと、10年ほど前に、設計事務所の友人が薦めてくれたフローリングに“桐”がありました。
桐は、その材の中の空気密度が高いので、触ったときに冷たく感じません。(ダウンジャケットと同じで考えてください。)なので、「床暖房いらず」なのですね。
ただし、桐という木の特性を考えると、お施主様に薦めていいものか、私は迷ってしまいます。
これらを踏まえて、選択されるときの一助にしてください。
なので、今日の質問 「フローリングは何を使ったものが良いですか?」は、ちゃーんと自分の目でみて、素材を知って、特性も踏まえて選択したのが、あなたの答えになるということです。