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先日の続きです。
何枚か写真を添えて説明します。
まず、床は、ビー玉やボール等で水平を知ることが出来ますが、
柱の垂直は、そこに建具(ドアや引き戸)などがあり、開け閉めがしづらくなったなどが無いと意外と気付かないかも知れません。
なので、こんな道具を使い確認します。
柱に添ってスライドしていくと孕み具合がよく解るかと思います。
単純に考えると、柱は上と下が固定されているワケですから、孕むとすると、
ちょうど柱の中間あたり、そう、床から1.2~1.5mくらいの位置になります。
そこでは、こんな道具を使って確認します。
下げ振りという測量器ですが、先端には下部写真のようなおもりがついています。
私は、1m下げ振りを下げたところで位置を確認しています。
メジャーの目盛りをご覧頂きたいのですが、
柱が水平な場合、下げ振りの分銅は5cmを指すようになっています。
上記の写真では、4.5cmになっていますから、既に0.5cm孕んでいることになるワケです。
通常、300分の1程度は許容範囲と考えると、3mの柱の孕み具合は1cmまでとなりますから、この0.5cmというのは、ちょっと範囲内に納まるコトになりますね。(ただし、状況によって変わることもあるので、一概に正しいとは限りません。)
この様に、自身でも検査をしてみることで、垂直・水平を確認することも可能です。
ただし、建物により確実にこの方法が正しいとは限りませんので、再確認は専門家に聞かれることをお勧めいたします。。
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