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こんにちは。
やっぱり、雪が降りましたね~。それに今日は、結構冷えます。
さて、3回に渡り、「今年の住宅はどう変わるか?」を私なりの視点から書いてきましたが、
今日は、それらをまとめて、「こんな商品が出てくれると」についてお話したいと思います。
オール電化住宅にされる方は、「電気契約を「電化上手」という契約にするとお得ですよ~。」などと説明を受けたことはありませんか?
かく言う私も、共稼ぎのお施主様には勧めていたりするのですけどね。
(詳しくはこちら → http://www.tepco.co.jp/e-rates/custom/gokatei/denka/index-j.html )
このサービスの初期は、電気の安定供給を行うために造られた“原子力発電所”の余電力を上手に使うためにできた契約だと聞いたことがあるのですが、これってこの前も話してきた、「太陽光発電」も発電したものを売電すると言った意味では、同様なしくみではないかとおもいませんか?
ここで、各家庭にこれがあれば電気が安く・無駄なく使えるものがあります。
それが、「家庭用蓄電池」ですよね。
が、これがそう簡単にできるわけではなく、全固体電池 や 金属空気電池 などという蓄電池が研究開発されていると、時々ニュースなどで流れています。
でも、こんな蓄電池ができれば、
例えば、日中太陽光発電でできた電気を夜使ったり、電気自動車の電気を燃料電池や太陽光発電の余電気で充電したりと、SF小説並みの生活が可能にはなってきてはいるんですよね。
(といっても、すぐにではありませんけど。)
と、3回のまとめと、初夢のような話をさせていただきました。
先程天気予報を見ていたら、今晩未明から明日昼くらいまで雪になるんですね。
今現在、雲も無く快晴な天気なんですけど・・・。
さて、“今年の住宅はどう変わるか。”の今日は3回目。
これまでのお話から、今年の重要キーワードが何かわかりました?
そう、〇〇なんです。 (〇〇 って答えは、一番下です。)
実は、昨年省エネ法が改正され、今年度から施行されることはご存知でした?
ちょっと、経済産業省が出している資料をご覧ください。
↓
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/080801/1.pdf
ご覧になられました?
エネルギー消費を圧縮するところは・・・・
もう、我々の住む「住宅」で、省エネを図っていかなくてはならないことが一目瞭然ですよね。
なので、“住宅を建築し販売する事業者に対し、住宅の省エネ性能向上を促す措置を導入”となるのです。
(実際は住宅も含めて、小規模な事業所やオフィスやコンビニというくくりになっていますけどね。)
ということは、より住宅にも、省エネである事が要求されるのです。
もっと詳しくお知りになりたい方は、経済産業省の資源エネルギー庁のトピックスより「省エネ法改正の概要」をご覧くださいね。 ↓
http://www.enecho.meti.go.jp/index.htm
PS, 〇〇のなかに入る言葉は、環境 でした。
昨日は「家庭用燃料電池」についてでした。
今日は、その話とちょっと関連しているこちらをお話していこうと思います。
このブログを読まれている貴方は、今年に入ってから、米国発信の「グリーン・ニューディール政策」が勢いを増しているのはご存知でしょうか?
そう、オバマ大統領が就任して2年で300万人の雇用を生み出すと公約した、現代版のニューディール政策のことです。
この雇用創出する大きな産業って何でしょう?
それが、今日のお話の「太陽光発電」なんですね。
まず、私たちの住む日本では、来週の1月13日(火)より、住宅向けの補助金制度が復活します。
これは、太陽光発電装置を設置契約したものを、各都道府県の太陽光発電協会に申請するんですね。
(ちなみに、山梨県はここが窓口 → http://www15.plala.or.jp/yamanashi-f21/photovoltaic/index.html )
補助金は、1kwあたり7万円くらいですから、大体家庭用は3kw~3.5kwくらいですので、20万円台が補助金でまかなえる計算となります。(太陽光発電装置が200万以上しますので、1割程度が補助になると考えていればよいですね。)
しかし、やはりまだ高額だと正直思います。
せめて100万円前後になってもらいたいと思うのは、私ばかりではないと思いますよ。
あと、昨日の話と並行すると、ものすごく住宅で使用する電気の効率が良くなるというのもあります。
課題は、この太陽光で発電した電力を如何に自家用で蓄えることが可能になるかということもありますが。
でも、住宅にも、新しい時代が来ていることは確かなんですね。
今日から何回かに分けて、『今年の住宅はどう変わるか』という内容で進めさせて頂きます。
まず、私が今年1番注目しているものは何かというと・・・・、
2009年度(4月からですね。)から、家庭用燃料電池が一般発売されるんですね。
やっと手に届くところまで来たのですね。
ところで、「燃料電池って何か?」ってご存じない方は、私の過去のブログを読んでいただいてもいいですし、ネットでそのまま調べて、まず自身で、「何か」ということをご確認ください。
(時々、エコウィルと勘違いされる方がいらっしゃいますが、性格がまったく違いますので、是非この機会に調べていただいた方が良いかと思います。)
私の住む山梨では、都市ガスが一部の地域だけですから、この家庭用燃料電池の普及版は、LPガス用か灯油用に頼ることになります。
ある防犯系の会社でも、LPGを使用した燃料電池の普及を目指すみたいですし、「オール電化」一辺倒になりかけたこの山梨にも、刺激になるのではないかと思われます。
しかし、燃料電池もいいコトずくめではまだ無く、震災時の緊急発電に関しても、起動する電源を何から確保するのかということや、高い設備であるため購入価格の補助金負担がいつまで続くのかとか、(当初は、購入価格の半分程度まで補助金が出るとのコト。)動き出してみないと解らないことも幾つもあるような気がします。
しかし、環境に対する配慮を考えると、住宅で使う「燃料電池」という選択肢は大アリなのではないでしょうかと私は思っています。
今日は、「バリア」について考えたいと思います。
私の仕事上での座右の銘は「バリアのない家を創る」です。
これは、福祉住環境の視点からでも、シックハウスの視点からでも、そして建物の安全性という観点からも全てに対して「バリアをつくらない様にしたい。」という思いからきています。
この考え方ってすごく単純で、建築を学ぶ人なら「建築概論」や「建築史」などで最初に学ぶ この言葉の延長線上からきています。
それは、「建築とは、「強い」「用を足す」「美しい」ことである」~強・用・美 この3つから成すと。(ウイトルウイルスの言葉より)
学生の時、一番最初にこれを学び、以来、自己に問いかける言葉でもありました。
それが反芻されるうちに「バリアができていないか?」という言葉一つになってきました。
例えば、すごく最近の例なのですが、確認申請に伴う図面に対しての監理を行っている現場がありました。
竣工間際にチェックに行った時、階段の手摺が廻り部分で途切れており、次の手摺と空間が空いていたのです。
こんな時、貴方でしたらどうされます?
私は、「どうだったら用が足りるのか、安全なのか、そして美しいのか?住む立場に立ったら、それがどんなバリアになるのか、どうなのか?」という観点で1時間近く工務店側と話をさせてもらいました。(年をとってくどくなったんですね、私が。)
で、連続する手摺に取り替えていただきました。
すまいをつくる時には、いろいろな方向から考え、計画する必要があります。
しかし、自分のものさしは変えてはいけないのではないでしょうか。
それは自分にとって「用は足りているのか」、「安全なのか」「うつくしいのか」は問いかけなくてはいけませんし、そのものさしの尺度を決めたなら、ちゃんと最初から建築側サイドに明示していくべきことではないでしょうか。
すまいづくりとは、自分の考えに「バリアをつくらない」ことから始まるのだと思います。
昨日の「石膏ボード」の話から、
「じゃ、家の中にある、シックハウス症候群になりえる可能性の物って何があるだろう?」って思って、今日はそれらを書き出してみます。
まず、「ただいまー!」って帰ってくる、玄関ホールから。
下駄箱。
かさやカッパに塗っている防水スプレー。
床のフローリング材(新建材の場合)やその下地に使用している接着剤。
壁紙、天井材。それらの貼り付けている「のり」。・・・・などなど。。
でもって、玄関ホールは扉で締め切ることで、居室ではなくなるため、建築基準法のシックハウスの換気経路から除く事も可能なんですね。
ということは、扉を閉めたまま、玄関内で防水スプレーを吹き付けていたり、消臭剤を靴の中に吹き付けていたりすると、空気自体はそのまま流れずに滞留することにもなりますよね。
ちょっと玄関も換気計画で考える必要があるところかもしれませんね。。
朝晩、めっきり寒くなってきましたね。。
体調を崩されていませんか?
連休前ですから、寝て休みじゃつまらないですからね。。
今日は、シックハウスシリーズでお話したいと思います。
昨日のニュースで、「石膏ボードが雨水などに暴露されていると硫化水素が発生する」うんぬんということを知りました。(このニュースとは、松江の東横インの工事残材の放置によるもの)
石膏ボードの硫酸カルシウムと雨水が化学反応して硫化水素が発生するなんて・・・。
長年、建築の仕事に携わっていて、正直知りませんでした。
この話は、シックハウスを通り越した話であり、人々が皆、化学物質に対して敏感になっている時にこのニュースですからね。。
現場の残材の処理、そして保管方法にも、より一層のチェックを重ね、自身が携わる現場では無いように気をつけなくてはならないです。
それにしても、石膏ボードから硫化水素か~。