×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは。
9月に入り、新築住宅や増改築に係る消費税が5%から8%に変わる可能性が高い中、
まだ、増税も確定していないはずなのに、建築行為に関する契約は、9月30日を以て行われないと、8%の消費税にて計算しなければならず、それがハウスメーカー等の青田買い状況になる恐れと、10月以降、それも、来年度以降の住宅の冷え込みへの恐れから、
国の施策として、「住宅ローン減税」と「すまい給付金」という制度が始まる予定です。
(現段階では、未確定ですので。)
この2つの政策の為に、国土交通省の職員の方が、日本全国を駆け巡り、山梨でも先日第一段の説明会が開催されました。
まず、どんな内容なのかは、↓ 下記のホームページでご確認いただき
http://sumai-kyufu.jp/
中のマンガや、給付金の簡易計算を行っていただくことで、
必要以上の切迫感を持たずに、ゆとりを以て、計画を進めていくことを私もお勧めします。
9月に入り、新築住宅や増改築に係る消費税が5%から8%に変わる可能性が高い中、
まだ、増税も確定していないはずなのに、建築行為に関する契約は、9月30日を以て行われないと、8%の消費税にて計算しなければならず、それがハウスメーカー等の青田買い状況になる恐れと、10月以降、それも、来年度以降の住宅の冷え込みへの恐れから、
国の施策として、「住宅ローン減税」と「すまい給付金」という制度が始まる予定です。
(現段階では、未確定ですので。)
この2つの政策の為に、国土交通省の職員の方が、日本全国を駆け巡り、山梨でも先日第一段の説明会が開催されました。
まず、どんな内容なのかは、↓ 下記のホームページでご確認いただき
http://sumai-kyufu.jp/
中のマンガや、給付金の簡易計算を行っていただくことで、
必要以上の切迫感を持たずに、ゆとりを以て、計画を進めていくことを私もお勧めします。
PR
前回は「快適」をテーマにしましたが、今日は、「お得感」で書いてみたいと思います。
先日、一緒に 地域型ブランド化住宅推進事業 の設計部会に所属する設計事務所の方と話をしていて、どうもしっかり経歴が伝わっていなかった内容を取り上げてみます。
まず、長期優良住宅は、新築住宅を建てられる方なら、ハウスメーカーであっても、一般工務店であっても、どなたでもその仕様に応じた建物にする事は可能です。
というより、今後の住まいの価値を維持する為には、必要な選択肢であることは、連日このブログでも書いてきました。
長期優良住宅や性能評価は、独自仕様を持つ大手ハウスメーカー(ビッグ8等)は、既に相当前より取り組んでいましたし、独自仕様を掲げる一部の工務店でも、かなり前から取り組んでいる会社もありました。
しかし、相当数の工務店やローコスト系パワービルダー等は、蚊帳の外にいましたし、知っていてもお施主様より要求されなければ、同条件で建て増していく事もありませんでした。
それでは、普及する訳は無いですよね、当然のことながら。
で、年間に50棟以下の施工数の工務店に向け、「長期優良住宅を推進し、建設してくれるなら、普及推進の為の補助金を支給するよ。」という制度を創りました。
これが3年間続いたのですが、結局、チャレンジしているのは、一握りの建築業者だけ。
「じゃあ、切り出した山の木から、建物を建てる工務店まで、独自の観点を持ったグループを創らせ、ルールづくりからアフターフォローまでしてもらえばどうだろう。」という観点でスタートしたのが、地域型ブランド化住宅になるのです。
ですから、このグループに所属する工務店は基より、設計事務所も材料流通業者も、もっと言えば、材木屋さんや、製材所の方も このグループのルールに則って、長期優良住宅とはどんなものぞよって勉強している訳です。
で、その為の国から「あめ玉」が、補助金に当たる訳です。
それは、お施主様になる貴方が いただけるお金です。
まだ、今年度の該当事業はスタートしていませんから、見切り発車はできませんが、
長期優良住宅相当の建物を計画されていらっしゃるなら、取り組まない手はないと私は思っていますがね。。
先日、一緒に 地域型ブランド化住宅推進事業 の設計部会に所属する設計事務所の方と話をしていて、どうもしっかり経歴が伝わっていなかった内容を取り上げてみます。
まず、長期優良住宅は、新築住宅を建てられる方なら、ハウスメーカーであっても、一般工務店であっても、どなたでもその仕様に応じた建物にする事は可能です。
というより、今後の住まいの価値を維持する為には、必要な選択肢であることは、連日このブログでも書いてきました。
長期優良住宅や性能評価は、独自仕様を持つ大手ハウスメーカー(ビッグ8等)は、既に相当前より取り組んでいましたし、独自仕様を掲げる一部の工務店でも、かなり前から取り組んでいる会社もありました。
しかし、相当数の工務店やローコスト系パワービルダー等は、蚊帳の外にいましたし、知っていてもお施主様より要求されなければ、同条件で建て増していく事もありませんでした。
それでは、普及する訳は無いですよね、当然のことながら。
で、年間に50棟以下の施工数の工務店に向け、「長期優良住宅を推進し、建設してくれるなら、普及推進の為の補助金を支給するよ。」という制度を創りました。
これが3年間続いたのですが、結局、チャレンジしているのは、一握りの建築業者だけ。
「じゃあ、切り出した山の木から、建物を建てる工務店まで、独自の観点を持ったグループを創らせ、ルールづくりからアフターフォローまでしてもらえばどうだろう。」という観点でスタートしたのが、地域型ブランド化住宅になるのです。
ですから、このグループに所属する工務店は基より、設計事務所も材料流通業者も、もっと言えば、材木屋さんや、製材所の方も このグループのルールに則って、長期優良住宅とはどんなものぞよって勉強している訳です。
で、その為の国から「あめ玉」が、補助金に当たる訳です。
それは、お施主様になる貴方が いただけるお金です。
まだ、今年度の該当事業はスタートしていませんから、見切り発車はできませんが、
長期優良住宅相当の建物を計画されていらっしゃるなら、取り組まない手はないと私は思っていますがね。。
こんにちは。
この表題のシリーズは、書きたい事がホント沢山ありますので、今週もこのまま突き進みたいと思います。
「すまい」に求める事を追求していくと、大抵の処、「より快適に暮らしたい。」と欲することに行きつくのかなと私は思っています。
「快適」って、その方々によって感じ方が変わりますから、その思いを、打ち合わせを重ね紐解いていくことも重要な作業工程のひとつともなります。
たとえば、バリア(障害)が無いことを、快適と感じる方もいらっしゃるでしょうし、逆にバリア(障害)を設けて、メリハリをつけた生活を快適と感じる方もいらっしゃるはずです。
このバリアとは、「段差」の事だけでなく、「室温」や、もっと言ったら、貴方の住まいに対する固定観念も障害になっているのかもしれません。
なので、住まいに求める快適性を、貴方の「健康」に置き換えて考えていただけると、少し容が見え始めてくるのかもしれません。
そこに住むことで、脈拍が安定し、落ち着ける空間である事が、健康であり、それを快適と感じるのではないでしょうか。
今週は、「快適」という抽象的な中身でスタートしましたが、
未だ未だ続く私の「独り言」に期待せずにお付き合いくださいね。
この表題のシリーズは、書きたい事がホント沢山ありますので、今週もこのまま突き進みたいと思います。
「すまい」に求める事を追求していくと、大抵の処、「より快適に暮らしたい。」と欲することに行きつくのかなと私は思っています。
「快適」って、その方々によって感じ方が変わりますから、その思いを、打ち合わせを重ね紐解いていくことも重要な作業工程のひとつともなります。
たとえば、バリア(障害)が無いことを、快適と感じる方もいらっしゃるでしょうし、逆にバリア(障害)を設けて、メリハリをつけた生活を快適と感じる方もいらっしゃるはずです。
このバリアとは、「段差」の事だけでなく、「室温」や、もっと言ったら、貴方の住まいに対する固定観念も障害になっているのかもしれません。
なので、住まいに求める快適性を、貴方の「健康」に置き換えて考えていただけると、少し容が見え始めてくるのかもしれません。
そこに住むことで、脈拍が安定し、落ち着ける空間である事が、健康であり、それを快適と感じるのではないでしょうか。
今週は、「快適」という抽象的な中身でスタートしましたが、
未だ未だ続く私の「独り言」に期待せずにお付き合いくださいね。
今日は、今までの話からちょいと外れた話をします。
山梨は、四方を山に囲まれ、特に国中と呼ばれる甲府圏域は、北西から中央部に流れ込む釜無川と、東部山岳より中央部に流れ込む笛吹川、そして二本の川が合流し、富士川となり静岡県へと流れていきます。
この川の形態からもわかるように、中央部に平地(これが甲府盆地です。)がある訳ですが、これは長い間に川によって運ばれてきたやわらかい堆積物の土壌で、この川が重なる辺りの地盤は、液状化も懸念されている地域ですから、
県や各市町村が発行している「ハザードマップ」は、これから土地を選ぶ方は、特に注意して見ておく必要もあるのかと私は思います。
実際、先にも上げた、釜無川・富士川河川沿いには、糸魚川静岡構造線という大断層が通っている事もあり、地震に対する備えも必要不可欠な圏域である事も忘れてはなりません。
(糸魚川静岡構造線は、wiki でお調べください。)
先日も「ちょっと涼んでみてください。」って書いたブログの渓谷には、この断層が明確にわかるフォッサマグナの層があります。
( 写真をご覧ください。)
写真左半分の、岩盤である花崗岩と土の部分が構造線が露出している場所も存在します。
実際、自身の眼で見て感じていただきたいです。
現地にある説明写真も添付します。
山梨は、四方を山に囲まれ、特に国中と呼ばれる甲府圏域は、北西から中央部に流れ込む釜無川と、東部山岳より中央部に流れ込む笛吹川、そして二本の川が合流し、富士川となり静岡県へと流れていきます。
この川の形態からもわかるように、中央部に平地(これが甲府盆地です。)がある訳ですが、これは長い間に川によって運ばれてきたやわらかい堆積物の土壌で、この川が重なる辺りの地盤は、液状化も懸念されている地域ですから、
県や各市町村が発行している「ハザードマップ」は、これから土地を選ぶ方は、特に注意して見ておく必要もあるのかと私は思います。
実際、先にも上げた、釜無川・富士川河川沿いには、糸魚川静岡構造線という大断層が通っている事もあり、地震に対する備えも必要不可欠な圏域である事も忘れてはなりません。
(糸魚川静岡構造線は、wiki でお調べください。)
先日も「ちょっと涼んでみてください。」って書いたブログの渓谷には、この断層が明確にわかるフォッサマグナの層があります。
( 写真をご覧ください。)
写真左半分の、岩盤である花崗岩と土の部分が構造線が露出している場所も存在します。
実際、自身の眼で見て感じていただきたいです。
現地にある説明写真も添付します。
今日もCASBEEを絡めた話になります。
連日話を書いていても、「何を評価しているか?」の具体項目については話をしていませんでした。
まずは、マニュアルがIBECでダウンロードできますので、
連日話を書いていても、「何を評価しているか?」の具体項目については話をしていませんでした。
まずは、マニュアルがIBECでダウンロードできますので、
↓
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/cas_home/cas_home_download.htm
読んでみてください。
分子部分のQも、分母部分のLも、大きく3項目に分かれており、
読み込んで頂ければ、割と標準的に行っている事も多いことにも気づかされるはずです。
例えば、Q1.2.1の「風を取りこみ、熱を逃がす」というのは、
先日のブログ → 今の「住宅」は何を主眼に置くべきか?~その5~ でも取り上げましたけど、「部屋(居室)に風を取り込む窓と排出する窓(二方向に面した窓)や、同様な仕組みを取り入れること」を 主要な部屋で行うのか、全ての部屋で行うのかで、レベルが変わってきます。
上記を踏まえて、単純に、間取りを考える段階で「部屋の中を風が流れるように」って考え、二方向に窓をとることは、そう難しいことでもないように思えますし、「何を主眼に置いて・・・」を取り入れるかを決める貴方次第でもあります。
とにかく、ダウンロードした資料を ご一読いただく事から始めてみてください。。
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/cas_home/cas_home_download.htm
読んでみてください。
分子部分のQも、分母部分のLも、大きく3項目に分かれており、
読み込んで頂ければ、割と標準的に行っている事も多いことにも気づかされるはずです。
例えば、Q1.2.1の「風を取りこみ、熱を逃がす」というのは、
先日のブログ → 今の「住宅」は何を主眼に置くべきか?~その5~ でも取り上げましたけど、「部屋(居室)に風を取り込む窓と排出する窓(二方向に面した窓)や、同様な仕組みを取り入れること」を 主要な部屋で行うのか、全ての部屋で行うのかで、レベルが変わってきます。
上記を踏まえて、単純に、間取りを考える段階で「部屋の中を風が流れるように」って考え、二方向に窓をとることは、そう難しいことでもないように思えますし、「何を主眼に置いて・・・」を取り入れるかを決める貴方次第でもあります。
とにかく、ダウンロードした資料を ご一読いただく事から始めてみてください。。
こんにちは。
今日は、前回の続き、「CASBEE評価をするのは?」です。
環境系の評価だと思い込んでいらっしゃる方も多いのですが、
CASBEEは、この評価基準を使う建物は、永らく使われることと、次世代への資産として残せる事も主眼に置いています。
実際は、建物を建てる時よりも生活している時間の方が、排出するCO2の量はずっと多いですし、
(その為にも、建物の性能が問われることにもなります。)又、寿命が短く スクラップ・ビルドが繰り返されるなら、CO2排出量は、もっと増えることにもなりますよね。
これらからも単純に、長期に使われる住宅を評価するのに適した判断基準の一つだと思ってもらえるのではないでしょうか。
実際、CASBEE評価は、新たにすべてをチェックするように創られているのではなく、
分子になるQの部分環境品質は、性能評価(長期優良住宅も同様です。)を網羅していますので、必然的に、長期優良住宅の基準以上を目指していけば、Qであるクオリティは高い評価となります。
ただし、前回にも書きましたが、建物単体だけでなく、周辺に与える影響や、負荷を下げていかないと分母は下がりませんから、合わせて計画していくことも、設計屋や建築屋任せだけでなく、主である施主も考え行動していく事も問われている事になります。
簡単な説明ですが、ご理解いただけたでしょうか。
次は、もう少し掘り下げてお話したいと思います。。
今日は、前回の続き、「CASBEE評価をするのは?」です。
環境系の評価だと思い込んでいらっしゃる方も多いのですが、
CASBEEは、この評価基準を使う建物は、永らく使われることと、次世代への資産として残せる事も主眼に置いています。
実際は、建物を建てる時よりも生活している時間の方が、排出するCO2の量はずっと多いですし、
(その為にも、建物の性能が問われることにもなります。)又、寿命が短く スクラップ・ビルドが繰り返されるなら、CO2排出量は、もっと増えることにもなりますよね。
これらからも単純に、長期に使われる住宅を評価するのに適した判断基準の一つだと思ってもらえるのではないでしょうか。
実際、CASBEE評価は、新たにすべてをチェックするように創られているのではなく、
分子になるQの部分環境品質は、性能評価(長期優良住宅も同様です。)を網羅していますので、必然的に、長期優良住宅の基準以上を目指していけば、Qであるクオリティは高い評価となります。
ただし、前回にも書きましたが、建物単体だけでなく、周辺に与える影響や、負荷を下げていかないと分母は下がりませんから、合わせて計画していくことも、設計屋や建築屋任せだけでなく、主である施主も考え行動していく事も問われている事になります。
簡単な説明ですが、ご理解いただけたでしょうか。
次は、もう少し掘り下げてお話したいと思います。。
先日のブログで、CASBEEという言葉に触れました。
建築関係の人でも知らない人が、未だ未だ沢山いるくらいですから、
「住宅」を建てようと思われている一般の方には、馴染みの少ない言葉かも知れませんね。
(以前、山梨県内の講習会で、CASBEEの事を「カッツベィー」と読んでいらっしゃるお偉い先生がいました。通常「キャスビー」と読みます。長野県や鳥取県のように行政・建築士がもろ手を挙げて取り組んでいない山梨では、ホントに知らない人が多いんです、悲しいことですが。)
まず、何をする為のものかというと・・・・
建物等が環境に与えている影響を判断する為の材料であり、
単純に、高性能にするだけでは駄目で、建物の周りに与える影響や負荷も重要な判断材料になりますよ。というチェックをも行います。
なので、表記すると、
環境効率(これが判断材料になります)=環境品質 / 環境負荷
(低負荷であるほど効率が上がります。)
そう、品質を上げて、負荷を少なくすれば、評価は上がってくるワケです。
このCASBEEは、住宅だけに限らず、ビルや商業施設等の建物や、良質な「まちづくり」を行いやすくする為に、不動産にもこのチェックが及んでいます。
で、何故、このチェックと、長期優良住宅が関係あるかというのが解らないと、
CASBEEの評価をする意味が見出せなくなります。
少し考えていただいて、次回に続きを書いていこうと思います。