忍者ブログ
http://osumai.blog.shinobi.jp/
まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんにちは。

今日は、「『すまい』の気をつけてくださいね。」話から。

皆さんの家庭の男衆は、洋式トイレで小用をたした後、便器のふたをちゃんと戻されていらっしゃいますか?
(男性の方は、ふたを閉めてます?)

実は、この「使い終わったらふたを閉めない」という行為は、いろいろと不都合を生じさせているのです。
例えば、東京電力のCMをご覧になった方はごぞんじかと思いますが、
「暖房便座の場合、便器のふたを閉めておくことで、消費電力量が最大11%も少なくなる。」って放映されてましたよね。
考えてみれば、便座の熱をそのまんま放出しているわけですから、当然使用電気量は増えますよね。

また、地震が起こった時など、トイレの上のデッドスペースに貯め置きしてあるトイレットペーパーが、便器内に落ちて水分を吸収してしまい、詰まりや異臭を放つなどのトラブルの原因ともなります。



用を足し終わった後の、ほんの一手間。
ちょっとしたことで、省エネになったり、トラブル防止にも繋がりますから、今日から実践されてみては如何でしょうか。

PR
こんにちは。

所要で、1日置いてのブログとなります。

講習会を行うとき、このような質問もします。

「現在お使いのお宅のキッチンは、IHですか?ガスですか?」


こんな質問をすると、お答えになられる方のほとんどが、まだガスコンロを使われている方が多いのです。

そして、その方々には次の質問をします。

「料理をしている時、換気扇を回しますよね。その時、足元がスースーするという経験をされた方はいらっしゃいますか?」

これは、ホントはある種の誘導質問になるのですが、意外と「うちはスースーするという経験はまったくない。隙間風が入ってくるほうが欠陥ではないですか?」と答える方が意外と多いのです。
(この答えには、正直びっくりさせられます。)



何が、問題なのか、わかりますか?
ガスを使っている時、隙間風が流れているのは、本当に欠陥住宅なのでしょうか?





ちょっと考えてみてくださいね。













ガスコンロは、ガスを燃焼させるために、空気を取り入れて→ガスを燃やし→燃焼気を排出する(換気扇)。というサイクルで成り立っています。
たいていの場合、ガスを燃やすための給気口は、ガス器具より下部に取り付けられており、換気扇で空気を引っ張ると(不圧となります。)そこから外気が取り入れられるため、スースーすることになるのです。

なので、風が取り込まれていない場合のお宅をうかがうと、給気口が閉じられたままであったり、給気口の廻りを掃除したことがない(多分、ものすごい綿ごみみたいなものが、幕を作っていたりすることがあります。)場合が多いんですよね。
これが果たしていいことなのか悪いことなのかは、懸命なブログをお読みになられている貴方は、もうお気づきのことかとは思いますが・・・・・、ほんと多いんですよ。この質問に「いいえ」と答える方が。

では、この方々は、いったいどうしたらよいのでしょう?

貴方なりのお答えをお聞かせくださいね。
こんにちは。

今日は暦上では、4年に一度の閏日。日々生活するうえでは、あまり何も変わらないんですけど、カレンダー上の数字だけ見ると、なにか「わくわく」してしまう気がします。。

では、そんなわくわく日の今日のお話は・・・・

 最近は、すまい計画の「間取り」に関するご要望を伺うと、
「居間は、吹き抜けがあって、上下階で見渡せるのが希望なんです。」とか、
「友人たちが来て、わいわい話しながらくつろげる広さのLDを希望してます。」等等、

ちょっと前までの、「この部屋は、何帖ほしいんです。」という具体的な希望をおっしゃる方が少なくなりました。

私的立場からいうと、最近の傾向の方が、目的を明確にされているので、ご希望をより実現できる提案をすることが出来ますし、より充実した生活を営んでいただくためにも望ましいことではないかと思っています。


しかし、やはりまだ ご年配の方が「すまいづくり」に参加される場合、この「部屋の帖数」を気になされる方が多いのも否めません。


そのためにも、私達が提案する「すまい」には、1帖の平面だけの大きさだけをご理解いただくのではなく、立体的な大きさ(空間利用)も一緒に理解いただかないとならないのではと思っています。

家具の大きさによっても、間取りの広さを視覚的に左右しますし、色合いや照明なども、より現実的なイメージをしやすくなりますから・・・・・。

こんにちは。

今日は、「すまい」に関して陥りやすい情報詮索についてお話したいと思います。

 すまいを計画する上で、皆さんが収集する情報源に「インターネット」が当たり前に入ってきました。
お施主様と打ち合わせをしていても、ほとんどの方が、何らかの形で、ネットから得た情報を、「自分のすまい」にも参考にしたいと思われております。

 しかし、その情報の中でも、実際にお持ちいただくと、
「?」と首を傾げたくなるものもありますし、自身が「情報過多」で消化不良のままのものもあったりします。

ご覧の貴方も、「情報をちゃんと選択しないから、陥ることなんだよ。」とお解りいただけてるとは思いますが、いざ、ご自宅を計画されるとなると、口コミ・他人の風評・ネットなど、ありとあらゆる情報を得たいと思いますから、消化不良を起こしたり、困惑されたりする場合が出てくるのです。

まずは、目的を明確にすることから始めましょう。

家族・仕事・趣味等、ノートに書き出せるだけ情報を書き込んでみましょう。

その方が、意外と情報取得するための近道だったりします。
(ブレが少なくなるのですよね。)


同様な理由で、悩まれていらっしゃる方は、
まずは、第三者的な目で、自身が得ている情報を、再審査してみては如何でしょうか。





こんにちは。

長年、設計屋としてお施主様と関わる中で、時間が経つにつれ、おかけした言葉をつい忘れてしまわれる方がいらっしゃいます。
特に寒い冬の日、あることが起こると、「そういわれると昔、いつだったかな?誰かに、確か聞いたことがあるような・・・・」という話をされるそうです。


そう、私も設計の段階から何回も言い、工務店さんも引き渡し時までにも何回も言っていると思われる話です。

それは、
「住宅は、生活する上で必ず「ガタ」(傷み)がくるところがあるので、マンションを購入したのと同じように、「修繕積み立て」をしておいてくださいね。」ってコトです。

特に、当初の予測より冷え込んだ今年は、水道管の凍結の修繕が発生しています。(中古住宅をお求めになられた方は、経路が不明の場合がありますから、可能性が高いですよね。)
なので、修繕した後で、「えっ、こんなにするの?」って話になる前に、普段から点検をされておくことと、
「修繕積み立て」しておくことは、大事に至らないためにも 大切なことなのです。

まだの方は、これからでも良いので、保険感覚で積み立てされては 如何でしょうか。
こんにちは。
ここ、甲府でも、昨晩より雪が降り、数センチほど積もりました。
まだ、一面銀世界というのには程遠いのですが、仕事や交通のことを考えると、
この程度でよかったのかな~とも思います。

今日は、雪が降ったときのことを考えての注意事項をお話します。

皆さんは、普段雨樋の点検ってされています?

実は、雪が積もったときにトラブルを起こすんですよ、ここで。
fimg_21200883069.png
(絵日記にしてみましたが、
われながら、あまりにも下手な絵でおはずかしい。)

これは、屋根(軒先)と雨樋を描きました。
最近のほとんどの家では屋根に雪止めがついているので、
まず、樋に直接雪が詰まるということはないのですが、
どさっと落ちたことを想定して絵にしてみました。

こんな時に気をつけなくてはならないのは、木の葉などが縦樋の落ちるところに積もっていると、木の葉がふたの役目をして、雪解け水を排水してくれません。
それと、余計に困るのは、毛細管現象で、雪解け水が矢印のように逆流して、建物内部に浸入する可能性があります。絵のような、「建築家系の内樋すっきり意匠優先型」の場合は、板金の切れ目が縁の切れ目になりますので、樋の点検は重要な役割をするのです。

壁にしみこんでから気がついても遅いので、陸屋根や絵のような樋のお宅のかたは、事前に樋のお掃除を欠かさずにね。。
こんにちは。

今日は、「分譲マンション」の固定資産税に関するお話です。

分譲マンションでは、床面積でこんなことが起こります。
それは、販売されるときにパンフ等に記載されている面積と、登記簿謄本に登記される面積と違うことがあること。
そう、パンフの面積のほうが、若干大きいのですよ、たいていの場合。
(うっ、だまされた~などと思わないでくださいね。)
実は理由があるからなのですが、
パンフの面積は、建築基準法での面積の取り方になるので、壁芯をもとに計算されており
これとは別に登記面積は、壁の内側(内法)で計算されているために起こる面積の差異なのです。

また、固定資産税などの課税対象の床面積も、上記とは違います。
なぜなら、マンションの個人の登記面積だけを課税対象とすると、入り口部のエントランスや廊下・階段等の共有部分が課税されなくなってしまうからです。
その為、共有部分をそれぞれ各戸の持分から案分比例して、加算して課税する仕組みになっています。
(これらが、マンションは「区分所有物」とも言われる所以ですね。)

なので、戸建て住宅とは、課税対象がちょっと違うので、購入するときに知識として知っておく必要がありますね。。

 
#カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
#最新コメント
[01/24 さなっち]
[09/01 さなっち]
[07/30 kazz]
#最新トラックバック
#プロフィール
HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

#バーコード
#ブログ内検索
#カウンター
#アクセス解析
#お天気情報
#忍者ポイント広告
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
 
忍者ブログ | [PR]
"ガウ兄(にぃ)" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY NINJA TOOLS @ SAMURAI FACTORY INC.