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昨日の続きから、電気のお話を。
私の記憶では、確か「太陽光発電」は、日本のお家芸で、世界シェアの3分の1以上を日本の企業が占めていたと思います。
ところが、最近建築されている住宅の屋根に、乗っかっているのをあまり見かけ無くなりました。
ここ山梨では、平均日照時間日本一の町があるにもかかわらずにね。。
確かに、国の太陽光発電に関する補助金は、2年ほど前に打ち切られており、地方の行政による設置に対する補助金のみなので、「高いお金を出してまで購入するのはどうか?」と二の足を踏んでしまうのかも知れません。
(結構、設置資金がかかるんですよ。簡単に「屋根に乗せましょう。」なんて、私も気軽に薦められません。)
ただ、これだけ環境問題がクローズアップして取り上げられるようになったのに、諸外国の環境に対する取り組みとは逆行する動きはどんなものなんでしょうね。
100%フル稼働させなくてはならない発電施設以外にも、私たちが身近に感じる・できることを考えていかなくてはいけないのではないのでしょうか。
なので、イニシャルコストをもっと抑えた、発電システムが出てくると良いですよね。。
昨日の続きを。
最近、新築を計画される、ほとんどの方が「オール電化」を希望されます。
その率は、年を増すごとに、より多くなっています。
確かに、この山梨では、都市ガスの普及率が大変低く、熱源をLPGや石油に頼っている家庭も多いので、
熱源の一本化であったり、外構計画の整然化という意味では、「ありかな!」とも思うのですが・・・
ただ、選択される方の中には、「環境に良い!」とか「夜間の余剰電力を上手に使えるからお得!」等と、確実にある一種の情報のみで選択されている方もいらっしゃいます。
実は、こんなレポートが出されています。
http://www.bnet.jp/casa/teigen/paper/061107all_denka_chukan.pdf
こんな内容も読んでみてから「オール電化」を計画されても良いかもしれません。
ご自分でつくる「すまい」ですから、いろいろな情報を持つことも、すごく大切なことではないでしょうか。
こんにちは。
ここ、甲府は、大変すばらしい天気の朝です。
遠く、富士山や南アルプスの山々が白い綿帽子をかぶりました。
ここに住んでいることが誇らしく思える季節到来です。。
さて、こんなお話を。
私は、「すまい」という言葉の方が、「住宅」という言葉より、生活を感じさせるにおいというか雰囲気があるので、こちらを多用しています。(というより、直感的に好きなのかもしれません。)
で、如何にそのすまいで、オーナーの方々に快適に生活してもらえるかを日々考えるのが、私の仕事です。
ただ、時々、「快適=楽チン」とだけ思われる方もいらっしゃいますが、決して楽チンだけじゃないんですよ。「すまい」って。。
例えば、バリアをなくすために取り付ける手すりで考えてみましょう。
手すりは、伝い歩きや座位や立位を保持するためにとか、立ち上がるためにとかに使いますよね。
これは、楽をするため以外にも、残存能力を有効に使うという意味も持っているのです。
なので、何でもかんでもどこでも手すりではなくて、理由あるところに使うべく存在するものなのです。
だから、介護保険で住宅改修する場合、取り付ける位置を本人の動作を確認しながら指示するのが、作業療法士であったり、福祉住環境コーディネーターなんですね。
「楽チン」だけはないことを、ちょっとはご理解いただけたでしょうか?
しばらくこんなお話をしていきますね。。
本日は、こちらを開催してます。
http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/135/
ねっ。「文化の日」ってカンジでしょ。
終わったら、早速、アップしますね。。
(実は、ただいま、agendaとアンケートづくりで四苦八苦しているところです。前もってやっておかない罰ですね。)
第139号
こんにちは。今年も残すところ、あと2ヶ月となりました。
だんだん年を重ねると、月日の経つことに実感が無くなってきます。困ったものですね。。
今日は、私たちの業界でも気になる話題です。そう、「ニチアス」の間仕切り材と軒天材の話。
おととい、ニュースでこの話を知ったのですが、私がまず知りたいのは、次のことです。
1)どの製品が、問題の商品なのか?
2)実際の性能は、どこまで落ちるのか?
で、次に私が確認したいのは、
1)その対象商品を使ったお宅はないのか?
2)そのお宅に使用した理由が、地域的・法律的によるものなのか、それとも意匠的な理由での使用なのか?
3)取替え可能か?
と、考えること・知りたいことは、山ほどあるのです。
しかし、ホームページには4~5回に1回位つながる程度で、topicsにある記事には、まったく繋がらない状態が続いています。
たぶん、この情報を知りたがっているのは、ニュースで初めて知ったような、末端の私たちのような設計事務所であり工務店であり、同社の商品を使って家を建てられたお施主さん達だと思います。
この様な有事の時には、やはり、ホームページだけではなく、使えるパブリシティ全てに、「対象商品は何なのか」とか、「その商品の代用可能なものはこれである」とかできる限りの情報を流してもらいたいものです。
社内サーバー以外にも無料サーバーなど山のようにあるのでしょうし・・・
私たちも、同様に、少しでも縁のあった方々には、不安を取り除くことや、真摯に対応したいのですから。。
是非ともこんなときこそ、少し広げた広報をお願いします。。。
最近は、郊外型温泉施設が花盛りで、私のとこの近くにもそんな施設があります。
少し寒くなってきたし、何も考えずに 秋の夜長に露天風呂に、ゆったりつかるというのもいいもんですよね。
で、そう思うと行動しないといられない私は、しっかり、昨晩行ってきましたよ。
行ったのが、夜10:30過ぎという時間だったからか、木曜日だったからか、それほど混んではいませんでした。
おかげさまで、結構広い岩風呂の露天風呂は、しばらく私の貸切となりました。(おかげさまで、露天風呂からの満月を独り占めさせてもらいました。感謝。。)
でも不思議なもので、ただ、ボーっと満月を見ながらお風呂に入っているだけなんですが、気がつけば、15~20分くらい、すぐに過ぎているものなのですね。ほんと、あっという間に過ぎてしまってました。
これから秋本番。今度は、昼間から、紅葉を目出ながらゆったり温泉に浸かってみたいものですね。
今日は、おもいタイトルですが、「福祉住環境コーディネーター」について思っていることをお話したいと思います。
私も建築設計事務所を営んでいて感じることなのですが、ちゃんと企画・計画されて完成されたものに対して対価を払うのは当然だと思う人が多いのですが、ちゃんと企画・計画することのソフトにお金を払うことにためらいを感じる人、また払わない人も結構いるのですよね。
実際、建築でも、工事をする業者自身に、こんな考え方を平気でしている人が、今でもいるわけですから、その考え方は、理解していないエンドユーザーでは、もっと増えるのも当然のことかもしれません。
これが、福祉住環境コーディネーターに置き換えてみた場合、図面を書くわけでもなく、住宅改修をするわけでもなく、リハビリの指導をするわけでもなく、かかわる人との連携をとり、アドバイスをするだけであれば、「ありがとうございました。よい建築やさんにめぐり合えてよかったです。」とか「リハビリの先生に、手すりの位置をみてもらってよかった。」だけで終わってしまい、コーディネートした対価などまったく発生しない可能性があります。
でも、これじゃ、福祉住環境コーデイネーターとして確立できませんし、倫理ももてませんよね。
そのためにも、同じ地域に住む「福祉住環境コーディネーター」を持つ人には集まってもらって、もっと深い話をしたいというのが、昨日お知らせした、「交流座談会」の趣旨でもあります。
是非、一度 あなたの考えをお聞かせ願えませんか?