忍者ブログ
http://osumai.blog.shinobi.jp/
まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんにちは。
今日も雲ひとつない快晴な空ですね。何処か遠出したくなるようなホントいい天気です。

出かけるコトで、思い出したこんな話を今日はしたいと思います。

毎日の生活の中で、多くの便器が並んでいるようなところで小用をたす事があまり無い私の場合、
公共の場や大オフィスのような空間で、数多くの便器が並んでいると いろいろな所に眼が行きながら情報入手するようにしています。
建築に関わる事も当然でしょうし、講習会等で休み時間に並ぶトイレ前の人の行動も見ていて飽きません。

例えば、こんな場合、男性の貴方だったら どの便器から使いますか?
(条件:現段階では、講習会等の休み時間で貴方がトイレ待ちの1番先頭になります。次から人が来ることも考慮してどの便器から選びますか?)


  5     4      3      2      1                入り口

小便器  小便器  小便器  小便器   小便器      手洗い     扉


文章なのでイメージしながら選択していただくことになりますが、

これを先日目の当たりにしたとき、 思わず納得してしまいました。






実は、2年ほど前のブログにも書いたことのある「人間生活工学」 の本にもありましたが、
この場合、真っ先に5番の扉から1番奥のトイレから埋まります。   
理由は、「他人に配慮しなくてよい・安心できる」場所だからです。

講習会会場のトイレで、先客が一人いた後が私だったので、この選択肢を思い出すことが出来たのでした。

では、2番目に入った 私は、 何処の場所の便器を選んだのでしょうか?
(2番目が貴方だったら、何処を選択されますか?) 直感で選択してみてください。







PR

こんにちは。

今日は一段と冷えますね~。流石にこの寒さに耐え切れず、今期初のエアコン暖房モードで仕事をしています。
今週は、火曜日に「長期優良住宅」の講習会で、明日は「CASBEE戸建て」の講習会にて、出張となります。

先日も人と話をしている時に感じたことなのですが、「長期優良住宅」は言葉だけはなんとなく認知されかかってはいるみたいですが、CASBEEについては「?」ってカンジです。

私は、すばらしい評価基準じゃないかと思うのですが、一般認知度はものすごーく低い。
ここいらあたりの専門分野の建築屋さんたちすら、知っている人は皆無な状態ですから、消費者皆さんに知れ渡るまでには業界を含め、設計屋さんや建築屋さんの努力が必要なのかとひしひし感じます。

まーとにかく、明日は講習会ですから、聞いてきて自身で反芻したものをブログにも掲載していきたいと思います。


今日は「すまい」の話からです。

工事中の現場でお施主様と打合せをしている時に、
「ここにカウンターがあると便利ですよね~。まだ付けて貰う事は可能ですか?」と追加工事の話が出てくることが時々あります。

この時に気をつけなくてはならないのが、

1) まだ家具類など無い現場で、話をしている。

2) 打合せ時に立って話をしている。

実はこの二つ、結構自分の感を狂わせています。

先ず、1)。当然現場ですから、机や椅子等があるわけではなく、頼りになるのは、
「きっと、ここらあたりに、こんなカンジで座って、カウンターを使えばちょうど良い高さではないだろうか。」という自分の感のみです。
また、2)の『立ったまま』というのも、目から入った情報を頼りに思い描くことになるので、その場で感じる設定高さを狂わせる原因となります。

ためしに、建設現場(そう簡単には入れませんから、週末に開催されている『すまいの構造見学会』などに参加ください。)に行って、例えば、普通の市販品の椅子を使って書物を読んだり、勉強をしたりするカウンターはこの高さに欲しいと思う寸法を確認してみてください。

この時に、コンベックス(巻尺)をまだ使ってはいけませんよ。自分の体のどの辺りに欲しいか記憶して置いてくださいね。
そしてから、おもてに出て 初めて その高さを測ってみてください。

きっと面白いことに気づくはずです。
(必ず、試してみてください。やってみないとこの感覚は味わうことは出来ませんよ。)


ここで、答えを出してもつまりませんから、実際ご自身で体感してみて、私の言わんとすることを感じてみてください。
多くのお施主様も、この感覚のズレを体験されていますので。。

こんにちは。

歳をとったからか、それとも視線がそこに行くからなのか、最近 庭園散策に出かけると、水鉢にふと目が留まります。

例えば、写真を見比べてもらいたいのですが、
natsume-1.JPG
こちらは、清澄庭園の入り口に入ったすぐのところにある手水鉢(ちょうずばちと読みます。てみずはちではありませんよ。)です。







で、次の写真。
natsume-2.JPG
こちらは、御殿場のとらやの庭園にある、水鉢。






どちらも棗型をしていますよね。

手水鉢で調べてみると、意外とこの棗型の鉢が多いんだそうです。
考えてみれば、「手を清め、口をすすぐ」動作を行なうために庭に持ち込まれた手水鉢って茶の湯が広まってからなワケで、同様な容器を連想させるこの形が人気を占めるのもうなずけます。

ただ、本来の手水鉢は、古い石塔や灯篭などの一部を再利用して使う「見立て物」もありますから、庭園散策時にいろいろな形のものを探してみるのもいいかもしれませんね。

ちなみに、最初の写真の清澄庭園には、いろいろな形の水鉢が11箇所もあるそうです。(そんなにあるとは私はまったく気づきませんでしたけど・・・。)
こんにちは。

今日は連休の狭間なので、「旅」に出かけた時の中から1枚。

近くにあるのだけど、「韓流」に押されてしまって中々行かない国。
だけど、いっぱい温泉はあるし、暖かいし、白菜と豚の角煮のオブジェの精巧さには脱帽だし・・・、それに建築屋さん達は安価な大理石が手に入る国。
それに、モンゴリアン火焔鍋もものすごく安いし、頭の毛がピーンと立つシャンプーを体験できる国。

そう、それは 台湾 。
一度でかけるとはまる、そんな国です。

その中から、焼き物の街、謳歌で見かけた屋根飾りから。

多分、この屋根飾りは魔よけを意味してるのだと思いますが、台湾でもこの飾りを付けているお宅も少なくなってきているのかな~とも思います。

ingo-yane.JPG
個人的には趣があって好きなんですけどね。







ところで、日本のどこかで、こんな写真見かけたことありません?

こんにちは。
午前中からお昼にかけては、快晴の良い天気だったのですが、夕方からどんよりした雲が広がってきました。
連休の初日ですから、雨もなくこのまま天気が続いてくれるとよいのですが。。

そうそう、先に謝らないといけないことがありました。
このブログを書き始めた頃、あまりに低俗な書き込みが多かったので、コメントやトラックバックをセーブしたままにしていたのですが、そのセーブしたことすら書いている本人である私も忘れており、長~い間書き込み不可になっていたみたいです。
コメントいただいた方、本当に申し訳ございませんでした。
今度は大丈夫だろうとは思いますが、まだ動作確認しておりませんので、あしからず。。


さて、たまの(ほんとにタマ~に気が乗ったときだけ書いている)「すまい」に関する話です。

最近、私の廻りからとんと聴くこともなくなった、「柱にヒビが入ってる!:欠陥商品じゃん、これって!」はなしですが、先日、現場の休憩時間に職人さんから久しぶりにこの話題を提供いただきました。

私的には、結構盛り上がる話ではあるのですが、
正直、これを言ってしまったお施主様のところは、設計士・工務店、そしてお施主と全てにコミュニケーション不足があることは否めません。

多分、無垢材の柱を使っていることがこの工務店や設計士のセールスポイントであるはずなのに、既に建て主側と歯車がかみ合っていないから、この言葉が出るんでしょうね。

読んでいらっしゃる貴方は、「柱には問題なしであろう」と気づかれているはずですが、

例えば、貴方が下のこと知らないと仮定すると

* 柱が割れる理由を知らない。
* 材料の説明を聞いていない(聞こうともしない)

のであれば、この「柱割れ!」も起こりえる問題だとも思われませんでしょうか?


正直、この一言は これから先の現場の状況も一転する大きな一言であることも、お知りおき下さい。

で、現場での格言。

「一言発する前に、まず聞こう。」 でした。

こんにちは。

私のように個人設計事務所は、純粋に「設計」する仕事以外にも いろいろな仕事が舞い込んでまいります。
例えば、大きな建物の定期診断(建物の健康診断みたいなものです。)であったり、除却建物の調査や耐震診断、既存建物の保障調査などなど、建築に関するあらゆる仕事が時には来たりするものです。
そういえば、変わった仕事では、「設計事務所」をデザイン関連の仕事を全てするものだと勘違いされて、「名刺作成」も依頼されたことがあります。

ところで、この中の既存建物の調査を行っている上で、「時代の流れなのか~」と痛感することがあるのですが、例えば、以前貸し店舗で使用されていたコンビニ系は、学習塾に使用されていたりとか、
1階で使用されていた事務所やテナントなどのちょっと面積的に大きなスペースは、介護系のステーションに使われたりとか、以前では想像できないような使われ方もしています。

ただし、ここで注意しなくてはならないのは、既存の建物であっても建築に関する法律や消防法に関する法律は関わって来ますので、法令順守が絶対条件であることです。
よく、設計事務所等とは縁の遠いような店舗改装業者は、お構いなしに用途変更しちゃってますが、
これらの法律は、そこに来場する人を守るための法律であることも理解し、仕事を進めていくべきです。

又、オーナーや貸借者も同様で、「法律は知らない。解らなかった」という言い訳は通りませんので、心得て事業を行うことをお勧めいたします。
 
#カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
#最新コメント
[01/24 さなっち]
[09/01 さなっち]
[07/30 kazz]
#最新トラックバック
#プロフィール
HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

#バーコード
#ブログ内検索
#カウンター
#アクセス解析
#お天気情報
#忍者ポイント広告
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
#フリーエリア
 
忍者ブログ | [PR]
"ガウ兄(にぃ)" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY NINJA TOOLS @ SAMURAI FACTORY INC.