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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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本日の、山梨日日新聞より抜粋。

被災家屋調査 「出動」必要数の4割以下
県、判定士を抜き打ち招集

 
 
 阪神大震災から16年を迎えた17日、山梨県など東海地震を想定した被災家屋の状況を調べる応急危険度判定士の出動訓練で、出動要請に応じた判定士は必要数の4割以下にとどまった。電話をかけたりメールを送信したりしたが、応答がなかったという。訓練は毎年この時期に抜き打ちで行っていて、対応できる判定士が少ない状況が続いている。東海地震の被害想定を踏まえると、判定士の調査が必要な家屋は3万棟以上とされ、県は「連絡体制を徹底し、有事の際の人材確保につなげたい」としている。
 訓練には、県と県建築士会、各市町村の担当者約1200人が参加し、東海沖を震源とする地震が起きて県内は震度6強を記録したことを想定した。各市町村は、建築物の倒壊状況や必要な判定士の人数を県庁内に設けた応急危険度判定支援本部に報告。調査対象は約3万7700棟に上り、同本部は1410人の判定士が必要と判断、県建築士会に派遣要請した。
 同会は会員の判定士に電話連絡、調査に対応できるか確認。同会員以外の判定士には県が電話やメールで連絡を取ったところ、派遣に応じられる判定士は543人と、必要数の38・5%だった。訓練の調査対象は被害想定に準じた数とされる。
 同本部を置いた県建築住宅課は「訓練が平日だったため、仕事で電話などに応じられなかった可能性はある。実際の地震では判定士自身が地震を認識、もっと多くの判定士が確保できるだろう」としている。ただ、ここ数年の訓練でも人材が確保できない状況にあり、同課は「地震があった時に連絡が取れるよう徹底したい」としている。
 県によると、県内では現在1405人が登録、県は東海地震被害想定から1500人確保したいという目標を設けている。阪神大震災のような大規模災害では、判定を必要とする建築物の数が多く、多数の判定士の確保が求められている。新潟中越地震では各地の判定士がボランティアとして現地で調査に当たった。

新聞記事で読むと、改めて反省。
まず、私は、応急危険度判定士を持っていません。
理由は、TVでみた、倒壊危険の張り紙をしてある建物の前で途方にくれる所有者の顔をクローズアップした映像を見たときに、「私が個人の財産に勝手に判定しちゃっていいのだろうか?」という疑問が消えていないから。
正直、建築士としての社会性から考えると、判定士を持たないことは ものすごく反省すべきコトだとも思うのですが、感情的に疑問が残る私が判定士として活動するのはと・・・・・、二の足を踏んでいます。

同業者の貴方は、どのように判断されていらっしゃいますか?
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こんにちは。

今日は忘年会日和なのでしょうか?
夕方事務所に戻ってくる道路は、早くから混雑していますし、
とある団体に電話しても、夕方からの忘年会に向けてか、ワサワサした空気が伝わってくるようでしたから。。

と、今年も終わっていないうちから、ちょっと気になったニュースがありましたので 今日はその話題から。

国宝茶室を段ボールで再現-建築家山田幸司さんの遺志継ぎ公開

 ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で1月2日から、段ボールで再現した国宝茶室「如庵」が公開される。

 今回再現される茶室は、愛知県犬山市にある茶室「如庵」。1951年(昭和26年)に文化財保護法によって国宝に指定された。

 建築家の山田幸司さんが手近な材料で、簡便に質の高い茶室空間を作ることを目的に設計したものを同館で再現する今回の企画。山田さんは昨年事故で亡くなったため、山田さんが准教授を務めていた大同大学(名古屋市南区)山田幸司研究室の学生と東北大学大学院工学研究科教授の五十嵐太郎さん、椙山女学園大学生活科学部教授の村上心さんら有志によって製作される。

 同館の濱田由美さんは「この茶室は、段ボールを積層させたシステムで原寸大で手作りで再現するもの。製作者の山田さんが多くの方に茶室空間を体験していただきたいという遺志の下、安価な段ボールでの茶室製作に至った。これを機会に国宝の茶室空間を多くの方に楽しんでいただければ」と話す。

 開館時間は10時~18時。無料。1月16日には、「茶室空間の可能性」と題したセミナーや基調講演、お茶会なども予定。14時~16時(要予約)。1月16日まで(5日、12日は休館日)。

港北経済新聞 記事より 抜粋 (基記事はこちら ↓ )
http://kohoku.keizai.biz/headline/139/


茶室って当時はこんな感覚からスタートしているんじゃなかったでしたっけ。
 
なんか読んでいるだけでワクワクしてくるような催し物じゃありませんか。
こんにちは。

私のブログを読まれている方は、固定して読まれている方もいらっしゃいますし、検索ワードや他検索項目、ホームページ等からも来られていらっしゃるもお見かけします。

当然、私もいろいろな方のホームページも観させていただいていますが、中でも私なりの、ちょいとした自己研鑽の為の「脳トレ」としてこんな使い方もしています。

1) まず、建築系の検索ワードで、間取りプランと写真の載っているホームページを開く。

2) その間取りのどの部分が写真で使われているか、自分だったらこの間取りだったら何処を写真なりセールスポイントにするのかを考えてみる。

3) で、一番大事なのが、間取りのCGが載っている場合、その建物が単純に構造的に成り立っているのかどうか確認してみる。


特に、3)は、木造・枠組み壁工法どちらでも「?」がつくような建物もあるので、「どうやって成り立たせているのか?」もパズル的に脳トレには持って来いの建物も幾つも掲載されています。
これは、意図的にプランを読み取らせない為に行なっているものもあるので、そこまでカンを働かせると、結構なトレーニングにもなります。

読んでいらっしゃる同業者の方。ためしにいろいろな方のホームページを観てみると、興味深い発見がありますからお試しください。。

最近読んだ本で、感銘した言葉があります。

 「70歳で一人前になる。」

建築家は70歳で一人前になる。
そして、建築家は贅沢になってはいけない。
金持ちになってはいけない。
その時は、落伍するときだ。

~アントニン・レーモンド~


だそうです。

まだ、半人前にも達していない私ですから、日々勉強や研鑽も深めなくてはいけませんし、ずーーーっとこの仕事を続けられる体力も持ち続けなくてはいけません、当たり前のことですけども。。
今日は、タイトルから穏やかでない言葉で始まりましたが、
先日とある分譲地で、まるでモデルハウスを競うかのように各種住宅メーカー、地元パワービルダーや工務店が入り乱れた所を見てしまいました。
まーここよりひどい所は、甲府の東側からちょっと視線を上げれば何時でも見れますが。。

私は、このブログを始めて書いた頃から、「崩れた街並みってどうなの?」って話してきましたけど、
 (3年前以前に書いた記事は)       ↓
http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/24/ と http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/26/

上のブログにも書いてありますけど、これ、小学校の教科書ですよ、教科書。


誰が こうなる前に歯止めをかけるんでしょうか?
土地を販売する人? ハウスメーカー? 設計屋? 工事業者? いや、そこに住む建て主の方なの?

実際のところ、貴方はどのように思いますか?
今日2回目の書き込みです。

こちらの記事がネットに載っていましたので、忘れないうちにご一読ください。


床下点検のモーグル、癒し系のパロ…大和ハウスがロボット事業に力を入れる訳

 
「大和ハウスさんは、ロボット事業に本気なんですかね」と驚くのは、ある建設会社の幹部だ。

 驚くのも無理はない。10月下旬に大手住宅メーカーの大和ハウス工業が相次いで2件のロボット事業を公表したからだ。

 1件は、自社開発した住宅床下点検ロボット「moogle(モーグル)」の運用開始であり、もう1件は、電子機器メーカーの知能システムが製造するセラピー用のアザラシ型「パロ」の販売開始だ。

「モーグル」は、LED照明とカメラを備え、無限軌道(いわゆるキャタピラー)で走行する。定期点検やリフォーム前の検査時に、遠隔操作で床下を走らせ、配管状況や基礎部分のひび割れ、シロアリ被害の有無などをパソコン画面でリアルタイムに確認できるのが特徴。作業者が床下に腹ばいになって潜り込む必要がなく、点検作業が軽減できる。

 2006年から千葉工業大学と筑波大学との産学共同研究を実施、08年からは三菱電機特機システムと実用化に向けて研究してきた。11年4月1日から関東・中部・近畿地区で50台を配備する。

 もう一方の「パロ」は、タテゴトアザラシの赤ちゃんをモデルにしたぬいぐるみのようなロボットだ。その愛らしさに加え、呼びかけたり、なでたりすると反応し、コミュニケーションによって人を“癒す”。1993年から産業技術総合研究所がロボットによる“癒し効果”を目的に開発を開始。04年には知能システムがライセンスを得て、05年から販売しており、今回、11月から大和ハウスが新たな販売先として加わる格好である。

 大和ハウスのロボット事業は、08年にベンチャー企業のサイバーダインと総代理店契約を結び、歩行が困難な人でも杖なしで歩けるようにする装着型自立歩行支援ロボット「ロボットスーツHAL」のリース販売を開始したのがきっかけだ。今期40カ所以上の医療・介護施設に約100台のHALを納入しており、今回の2つの案件が加わることで、3種のロボットを取り扱うことになる。

 なぜ、住宅メーカーである大和ハウスはロボット事業を行うのだろうか。

 それは、将来の少子高齢化を睨んだ多角化戦略の一環だ。今後、ますます人口が減少するなかで新築住宅が先細りになるのは自明の理であるからだ。

 厚生労働省によると、05年から25年にかけて、高齢者人口は約1070万人が増加すると予測。比率で言えば、65歳以上の高齢者人口は、現在の 5人に1人の割合から20年前後には約3人に1人にまで増えると予測されている(国立社会保障・人口問題研究所による)。これに対応し、高齢化を支える生活支援ロボットの市場も15年には3700億円、20年には1兆円に達するという試算がある(経済産業省による)。

 こうした将来の労働力人口の減少や高齢化に対応し、大和ハウスは、2010年度を最終年度とする3年間の中期経営計画で、ロボット事業をリチウムイオン電池事業や海外(中国)事業などともに、新たな収益源となる次世代事業として強化しているのだ。

 ロボット事業推進室の田中一正室長は「当初、2人でスタートした人員も東京と大阪を合わせて35人まで増え、今期で前年度比5倍以上の売上高2億 5000万円を目標としている」と説明する。

 床下点検のモーグルは、高齢化が進む建築現場で作業員の負担を軽減するメリットが大きいため、自社グループ内での運用だけでなく、将来的には各地の工務店や建設会社向けの外販も期待できるという。

 今回、販売するパロの場合では、日本国内では百貨店経由で販売されてきたこともあり、個人向けの“ペットロボット”という印象が強いが、海外では、米食品医薬品局(FDA)が09年に医療機器として承認しているほか、デンマークでは11年までに1000体の導入を計画し、パロを取り扱う公式な資格が設けられるなど、介護施設向けの介護機器として高く評価されている。

 このため、大和ハウスでは、パロをHALとともに、これまで同社が施工してきた約2600カ所の医療・介護施設を中心に販売する考えだ。

 ロボット事業は、少子高齢化を懸念するトヨタ自動車やホンダといった自動車メーカーも次世代事業として育成中である。住宅メーカー大手の大和ハウスがどれほど本気で望むのか。冒頭のコメントのように、建設関連業界の注目度も大きい。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 山本猛嗣) 
 引用させていただきました。


どうですか?
絶対的に必要になると思いませんか?

 
こんにちは。

早速昨日の続きです。


男性にとって、「小便器の経ち位置」って 知らず知らずのうちに自身の本能が現れるものなんですね。
個室ではないオープンなスペースであるからこそなんでしょうが。


先ず、昨日の私の答えですが、私はど真ん中の『3』の位置を選択しました。
理由は、「先の人とひとつ置いて自分のスペースが取れていることと、次の人が1番を選べば、まだ自分との空間的なスペースが取れるから安心できるだろう。」との考えからです。

実際昨日の本に載っている統計データからは、2番目の人が選ぶ小便器は、『2』が一番多いのですが、その次には私同様 『3』の便器を選ぶようです。

ちなみに『2』を選ぶ理由も掲載されていましたが、
2番目の人は、1番目の人と離れた位置を選びたいのであるが、もっとも離れた『1』の便器は 手洗い器や入り口に近いことから、なんとなく落ち着かない感があるため、その隣の『2』の便器が選ばれる確立が高くなるのだそう

その便器を選ぶ率を数値化すると、以下のようになるそうです。

5     4     3     2     1

88    40    56    60    24

これで見ると、やはり1番手前の『1』の便器は、よほど詰まっているとき以外使用頻度が低くなります。
無意識にとる行動だからこそ、この様な興味深い数値になるのですね。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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