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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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昨日の日経新聞に こんな記事がありました。

国交省、リフォーム安心へ新制度 欠陥に保険、見積もり相談

 国土交通省は4月から、消費者が安心して住宅リフォームを利用できるようにする制度を始める。国交省認可の保険会社がリフォーム内容を検査し、欠陥が見つかった場合は、補修費用を支払う保険の仕組みを導入する。必要のない工事を加えられたり、過大な費用を請求されたりしないように無料での見積もり相談も受け付ける。トラブル発生時には弁護士らが助言する体制も整える。

 保険制度は、工事案件ごとに加入する形式とし、保険をかけるかどうかは任意。リフォーム会社が工事を発注する顧客に意思を確認したうえで、リフォーム会社の名義で加入する。保険料はリフォーム費用が300万円以下の場合で、5万~10万円程度となる見通し。多くの場合は工事代金に上乗せされるが、リフォーム会社が負担するケースもある。

 保険会社は原則としてリフォーム工事の終了後、建築士による工事内容の検査を実施。欠陥があった場合は、保険金で補修費用の8割をまかなう。リフォーム会社が倒産した場合は、消費者に補修費用の全額を支払う。


リフォーム工事にも住宅瑕疵担保履行法同様な制度がスタートするのですね。
新築住宅に比べ、公的な申請書類や図面も省かれる可能性が高いのですから、やはりこのような形で手が入ることは望ましいことではないかと私も思います。
特に、「住宅版エコポイント」もスタートしているわけですから・・・。

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昨日の続きです。

輸入窓で、数多く使ったことのあるのは、やはり「黄色いバラ」のマークのアメリカ製のあの窓。
びみょーに窓ガラスが波打っている所も魅力でしたが、なんと言っても外側がアルミ製で、内側が木製の複層ガラス入りの重厚感が、当時の日本製の窓には無い独特の味わいがありました。
又、外側のアルミの色が日本には無い色が多く、其処がこの窓を使われる・使いたいお施主様のハートをくすぐっていたのかもしれませんね。
濃いグリーンのアルミ色の窓って、今見ても、瀟洒な雰囲気を建物にかもし出していますからね。

そうそう、ここの窓で、「チルトターンウインドー」という、不思議な開き方をする窓があります。
ハンドルレバーを90度ひねるのと180度ひねるのとでは、開放方法が変わるのです。

ヨーロッパのホテル等で時々出くわすあの窓です。

どんな開き方をするかといえば、ドアのように外に開くかと思えば、レバーの回転角度を変えると、窓の上部が内側に倒れてきたりと・・・、何も知らない方には、「窓を壊してしまった」と焦る様な仕組みになっています。

詳細は、黄色いバラのマークの窓のメーカーのホームページでご確認ください。
              ↓
http://intl.marvin.com/home/international.cfm?lang=jp
ここ10年位での新築住宅は、ペアガラスの入ったの窓というのは、ほぼ「当たり前」のように使われていますが、それ以前は、1枚ガラスだけのアルミサッシの方が多かったのです。
仕事柄か、おおよそ、お宅の外観を見るだけで、使用されている仕上げの材料等もある程度推測できます。

では、その当時に「二重ガラス」が入った窓を使っていた住宅とは、どんなお宅であったのでしょうか?


殆どの方は、「ハウスメーカーの家じゃない」って思われるかと思いますが、
決して、『すべて』の住宅に使われていたわけではなくて、まだまだ「オプション」での設定が多かったころでした。

では、どんな家で取り入れられていたのか。


実は、そのほとんどの多くの窓は「輸入モノ」が多かったのです。
現在、良く耳にする『樹脂サッシ』って、聞こえがいいですし、なんかものすごく高級な感じがしますが、本来は、「ビニール・サッシ」という呼び方が正確な名称なハズです。幻滅しないでくださいね。。


ですから・・・、答えは、「輸入住宅」。
ここから、気密性の高い窓が使われ始めたのです。


ということで、続きは又明日。。


ちょうどブログを書こうとパソコンをいれた途端、「グラグラッ」と弱い揺れを感じ、
つけたばかりのパソコンも一度閉じて、状況を見直してからブログを書き出しています。

なので、今日はこちらの話題を。


貴方は、自分の住まう地域・勤め先や学校などの防災状況や避難状況ってちゃんと把握されていらっしゃいますか?
私は、住まいも事務所も甲府市ですので、一つの地図ですみますが、2地域、また家族を含めて3地域4地域等と多岐にわたる場合は、やはり家族が集う時に、「緊急時どうするのか。」など話し合っておく必要があるのかと思います。

まず、私の住む甲府のハザードマップです。 ↓
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/contents/images/stories/hmap/03/03map_l2.png

各市町村のホームページに「ハザードマップ」が掲載されていますので、週末の時間の許す時に一度家族みなさんでご覧下さい。


こんにちは。

新生活を迎える方に今日は、是非読んでおいてほしい話をします。

最近は、住宅でも「オール電化住宅」や、賃貸の部屋でも「IHキッチン付き」の火を使わない(火災を発生させない)すまいが増えてきました。
だからといって、火災は起きないかというと・・・・・。
・・・・実はそうでもない。

TVの情報番組やニュースなどでも取り上げられる話題に「コンセントからの発火」というのは耳にしたことはありませんか?
これは、常時通電し続ける家電(冷蔵庫や洗濯機、TV等)をコンセントに差し込みっぱなしにしたところに、ホコリが被り、そのホコリが適度な湿度をおびて、火花を散らし発火させるという現象で、「トラッキング現象」といいます。(ネットにも結構説明が掲載されていました。)
      ↓
http://www.nite.go.jp/jiko/poster/data/0050.pdf

なので、家電製品の裏側に隠れてしまいやすいコンセントには、「プラグセイフティーカバー」というシリコン製のまるで豚の鼻みたいなカバーが発売されていますので、こんなのを使って、対応策を考えられておくとよいのではと思います。
(商品の絵柄は、「プラグセイフティーカバー」で検索してみてください。豚の鼻って訳が、「なるほどっ!」って思いますから。)

特に、これからワンルームで一人暮らしの新生活を迎える方のカバンにそっと詰めて置く親御さんは、株がグググンと上がること請け合いではないでしょうか。。

こんにちは。

今日の山梨日日新聞に「耐震シェルターに助成」の記事が掲載されていました。
耐震シェルターとは、地震で住宅が倒壊しても シェルター内の空間は保護され、住人の生命を守る構造になっているとのこと。大きさは、もっとも小さいタイプで、シングルベッド2つ分にあたる2.3m四方の広さだそう。

ネットで検索してみると、一条工務店から販売されている「耐震シェルター」は、先程の記事の大きさで25万円也。
                ↓

http://www.ichijo.co.jp/news/shelter/index.html

低価格でもここまで可能になったのですね。。


是非、このシェルターを必要と必要とする住まいの方に行き渡るような援助となるような施策であってもらいたいものです。
こんにちは。

最近のパブリックな場所のトイレの洗面の水栓も、手をかざすだけで出る「自動水栓」が多くなりました。
いちいちカランをひねることが無くなり、作業工程が少なくて済むので大変便利でもあるのですが、
これは、他人の触ったレバーハンドル等を触るのに嫌悪感を抱く人が多いのも理由とあるのではないかと私は思っています。

多分、貴方もトイレ等で見かけたことがあるかとも思いますが、人差し指の先っぽだけで、カランを回す人や、カランに水をかけて回し閉める人とか・・・・。どうですか?


でも、よく見てると、大半の男性(特に年配になればなるほど)は、用を足した後でも手も洗わず出て行く人も多いのも事実です。
ますますこんな方を見かけると、潔癖系の方は、どんな行動をするのでしょうかね。。
見ていると、建築屋の立場として大変参考になります。
 
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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