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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

昨日もお話したように、今日から、枠組み壁工法のお話をしていきます。

まず、歴史を。
枠組み壁工法は、北米で生まれ 発達してきた工法です。
当初は、今の日本の在来工法と類似したブレースド・フレミング工法から出発し、バルーン・フレーミング工法(この工法は後ほどお話します。)を経て、現在のプラットフォーム工法へ至っています。

なので、今の2×4工法といわれるものは、このプラットフォームを(で、)作ってから、壁などは建ち上げているものがほとんどです。

 一部、吹き抜けがある場合などは、今でもバルーンを併用する場合もありますが。。

で、ブレースド・フレーミングは字のとおり「筋違い」が入るので、見慣れた在来工法などからイメージがつくかとは思いますが、バルーンは、実際に、枠組み壁工法を行ったことがある人じゃないと、わかりづらいかなと思います。(特に文章だけでは、私も上手に説明しきれませんしね。)

この、バルーン・フレーミング工法で作られた建物で、私たちが見ることができる建物というと、有名なのが、「札幌の時計台」ではないでしょうか。
ただ、これは出来上がっているものなので、「この工法ですよ。」といわれても わからないですよね。

で、工法を知ってもらうのに大変良い教材があります。
それは、ハリソンフォード主演の「刑事ジョンブック・目撃者」という映画です。
映画自体も大変評価の高い映画ですし、ハリソンフォードがとにかく若くてかっこいい。

元に戻しますが、この映画の中で、ハリソンフォードが大工となって納屋を作るシーンが出てきます。
これが北米型のバルーン・フレーミング工法そのものです。
(私も、ちょうど設計事務所に勤めだした頃だったので、このシーンが大変印象に残ってます。)

まあ、工法を知ってもらうために観るより、ストーリーで観てほしいですけどね。。


ということで、今日は、どのような歴史をたどって現在に至ったかのお話をいたしました。。
また、明日をお楽しみに。
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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