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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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昨日の続きです。

NHK・BSのドラマ、「昨夜のカレー明日のパン」を観たくって、検索をかけていたところ、
Gyaoで、見逃していた映画に寄り道してしまった話から。

その映画は、「ウッド・ジョブ」、ウォーターボーイズの矢口監督の作品です。
高校を卒業したばかりの都会の少年が、長澤まさみのパンフレットに惹かれ、邪な気持ちで1年間林業の研修を描いた映画なのですが、とにかく明るく笑える、楽しめる。
しかし、ちゃんと林業・山の事も知ることも出来、「木の香り」に惹かれる巻末のシーンは、建築の仕事に携わる自分も同感する部分もあります。

是非映画だけでなく、木材市場に出かけてみて、ちゃんと手入れされた木材を目の当たりにしてみると、この映画の愉しさ(楽しさではありません)が、じわーっと来るのではないかと思います。

特に、森林県の山梨に住む、このブログを読まれている貴方。

普段見ている山の木々は、どんな手が加えられているか、知る絶好な機会だと私は思いますよ。
そうそう、冬至の今日、ゆずの代わりに、杉や檜の残り木の香りで癒されながらお風呂に入って山に思いをはせ、映画を見てみようというのもいいかもしれませんね。
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不思議なもので、ブログを更新する間もなかったというのに、
気になった本は熟読していたりします。(単純に怠けていただけかもしれませんが。)
たまの出張、それも中央線に揺られ、東京に向かう、往復3時間余りの時間など
格好の「本を読む為だけに」割けますもの。

先日も、講習で出かけた時に手にとっていたのが、「昨夜のカレー、明日のパン」この本です。

つい最近まで、NHKのBSでドラマ化されていたそうで、本に出会った時には既に遅しで、
ドラマは終わっておりました。

内容を掻い摘んでお話しすると、
主人公(29歳)が結婚間もなくご主人を亡くされ、嫁ぎ先の義父とそのまま生活を続けられているのですが、(本の中では、9年経っている事となっています。)近所の方や、甥っ子、会社の人々等、ホントに自分のそばにもいそうな人間臭い人々との ほのぼのとした、かつ、優しい心づかいが、一つ一つのストーリーに別々に描かれているのですが、最後にはひとつの話にまとまり、それが心温まる話にまとまる、寒空に飲む暖かいコーヒーのような小説です。

なんか世知辛いニュースが続く昨今ですが、
ホッカイロのかわりに、この一冊で温まるというのもおすすめです。
(ただし、体感温度が温まるかはあなた次第ですけど。。。。)

でも、ドラマが終わっちゃったと知ったら、余計見たくなるのものです。
久しくブログを書いていなかったものですから、
最近の近況から書くのが筋な様な気ではなかろうかと・・・。

と思い、ちょっと失敗したこの話題から。

ブログは私のやん事無き理由から書かなかっただけで、
「病人説」や「燃え尽き症候群」等と、会う方々に茶々を入れられていましたが、
至って私は元気ですし、同年代の方より健康だと自負しています。
そう、腹筋もこの歳ながら「板チョコ腹」になっていることも、ちょっぴり自慢の一つでもあります。(ただし、いつまでもつかは不透明ですけど。)

実は このちょっとした過信が、結構いろんな失敗を生み出してもいます。

まず、階段の昇降。
正直な処、3~5階程度の移動であれば、まず間違いなく階段を選びます。
そして、まどろっこしい昇り方を避け、だいたい2段昇りを課しています。
で、下る時もテンポよく降りることに一種の快感を感じているのかもしれません。

今日も、上記のようにリズムよく昇り、そして下っていた時に、しっかりやっちゃいました、「階段踏み外し」を。
まず、踏み外した話の前に、履いていた靴を説明しないといけません。
リーボックの“ジグテック”ってご存知ですか?
靴底が芋虫状というか、波がせわしなく続いている様な形状をしているソールの靴です。
この靴、歩いたり走ったりするのには、足への負担も少なく、お気に入りなのですが、
階段 それも下りの時には、軽快に降りることは警戒しなくちゃいけません。

今日の私はどうなったかと言うと、降りるときに 靴裏の波上の間に ちょうどスポッと階段の段鼻(階段の先端部)が入り込み、2段落としでコケました。
不思議なもので、公衆の場だと スッと何事もなかったように起き上がり、さっと立ち去って行くんですが、シャツの下の腕や、脚のすねには、その場の勲章がしっかり残ってはれ上がっています。そして、キヅ跡の回復はとてつもなく遅い年齢に差し掛かってもいます。

そう、健康ばかりに気をつけるのではなく、日々のおっちょこちょいの部分から気をつけること。そんな年齢になりつつある自分だという事を理解しなくちゃいけません。

でも、又忘れたことにおなじことするんだろうな~。
ブログも大変ご無沙汰しています。

以前のアップから、既に半年・・・・・
身辺にめまぐるしい事があったにせよ、ちょっと開けすぎですね。
猛烈に反省しております。

さて、久しぶりのブログですが、
本日12月13日(土)と明日12月14日は、アイメッセ甲府にて
大手建材会社NICEさん主宰の「すてき住まいの大感謝祭」に出店しています。
といっても、施工を持たない純粋な設計事務所の私が何をできるというわけでもなく、
お施主様にお越しいただいて、その場で打ち合わせをするとか、
出展されている建材会社の最新商品やお勧め商品の情報を頂くという事がメインでしょうか。
(逆に手持ちぶたさからか、ブログを書いているというのが正直な話でしょうか。)

しかし、現在新築を考えていらっしゃる方であったり、
リフォームを考えていらっしゃる方であったら、
例えば、キッチンひとつをとってみても、普段であればショールームをはしごして何社も見て回るということは
相当な体力を使うことにもなりますが、
ここでなら、10~20歩も歩けば、情報収集にも事欠かないという大メリットがあります。

また、催しも多々あり、写真のような上棟式的なコーナーもあったりと、ご家族で楽しめたりします。

このブログを読んで来られる方がいらっしゃるようでしたら、一声かけて私のブースにも立ち寄ってくださいね。
ご来場様用の商品がまだまだ大分残ってますからね。
しっかり頂いて行って下さいね。

こんにちは。
先週の話になりますが、私の処で改修設計させていただいた、機能訓練型のデイサービスセンターがオープンいたしました。
改めて、ホームページで写真等を掲載いたしますので、ご覧に立ち寄っていただけますと幸いです。

こちらのデイサービスセンターは、4階建て鉄筋コンクリート造・店舗併用共同住宅の1階空き店舗を利用して開業する運びとなりましたが、
店舗からデイサービス(老人通所介護施設)へ変更するためには、建築基準法や消防法等も改めて変更する用途に合わせた基準に適合させなくてはいけません。

建築基準法では、建物を建築するためには、指定行政庁に提出された確認申請に掲載されている設計図面通り工事を行い、完了した後、速やかに工事完了検査を確認申請を受けた先で受け、合格した後、初めて建物が使用できる事となっています。

ところが、数10年以上前には、この工事完了検査に対する縛りが緩かったこともあり、検査自体受けていない建物もかなりの数あるのも事実です。
しかし、今回のように店舗から福祉施設に用途が変わることとなると、この工事完了検査の合格した証拠が残っていないと、そう簡単に計画すらできません。
なぜなら、「工事が終わっていない」とも解釈できるからです。

で、今日のブログの本題です。
このような建物は、改修・改装したくとも用途も変更できず、価値を自らすり減らすことになりますが、実はここ甲府でも、山梨でも、そして日本国内でも相当数あります。
その建物をこれから有効活用するために、
先日、国土交通省から、『「検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関等を活用した建築基準法適合状況調査のためのガイドライン」について』が公表されました。
(上記アンダーライン部をクリックください。)

では、具体的にどのようになるのかは、次回のブログで記載していこうと思います。


7月になりましたので、先日のブログ(6月23日分)にも書きました、
地震保険金額が、今月以降の契約より改正されます。

やはり、「値段が上がる」という事は、懐が寂しくなるのと同時に、精神的にもよろしいものではありません。
特に、「地震保険が上がるという事」イコール「地震に対するリスクが高い地域かつ建物」であるといわれていることにもなりますのでね。

さて、今日のブログのタイトルにも使っている「耐震」。これは、建築ではどのような位置付けなのでしょうか?
国土交通省のホームページに大変わかりやすいPDFが載ってましたので、リンクをはりつけて置きますので、ちょっとご覧いただけますでしょうか。

ここで、「建築物の存在期間中に数度遭遇することを考慮すべき稀に発生する地震動」という言葉が掲載されていますが、これがおおよそ震度5強相当を想定しており、
又、「建築物の存在期間中に1度は遭遇することを考慮すべき極めて稀に発生する地震動」とういのが、通説で「数百年に一度発生する地震」と言われているもので、これがおおよそ震度6強相当以上を想定しています。

ここで、建築基準法で謳っているのは、「震度6強以上の地震が起きた時、建物は倒壊・崩壊しない程度」とされていますから、建物が何もなくビクともしないという基準ではないという事はご理解いただけるのではないでしょうか。

倒壊・崩壊しないというのは、一番重要な、家族の命を守ること。
緊急車両や災害復旧が行われる為に公道の幅員を確保するためでもあるわけです。

そのためにも「耐震」の重要性、ご理解いただければと思います。
前回のブログの続きです。

今回の出張は、往復3時間強x2日間でしたので、
机の上に置きっぱなしになっていた、ちょっと読みかけで挫折していた この文庫本を読破する良いタイミングでもありました。
何年か前に映画化されていますので、ご存知の方も多いのでしょうが、
私は、まだどちらも未体験の為、先に小説から入らせて頂きました。

ホントは冬休みに読むはずだったのですが、最初の数十ページの展開が、あちらこちらと飛び、脈略がつかめずに、ぐずぐずーっとそのまま未読状態で、積み上げられていた次第、お恥ずかしい限りです。

が、この6~7時間の隙間時間、有効に使わせてもらいました。

掻い摘んであらすじを説明しますと、
杜の都仙台で、首相が凱旋パレード中に爆殺され、その犯人に何の関係もない一般人の宅急便配達の主人公・青柳雅春が濡れ衣を着せられ、手に汗握る逃亡劇を行うというストーリー。

最初の飛び飛びの話が、ある時からギュッと繋がり始めます。
そうすると、もうこの小説の虜です。
出張2日目の電車の中での時間は、外の景色も、車中のアナウンスも入らないくらい引きこまれてました。

ここには内容は書きませんが、「ゴールデンスランバー」アマゾンWikiで検索ください。

貴方も引き込まれること請け合いな1冊だと思います。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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