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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日は、割り箸のお話を。


箸の歴史は、結構古いんですが、意外と割り箸が普及しはじめたのは、江戸時代になってからだそうです。
なぜなら、飲食産業が、その時期になってから盛んになってきたからです。
しかし、すぐに現在の形になったのではなく、当初は飲食店の店主が、竹を割って作った箸を使っていました。が、次第に違う材料へと転換されていきました。その中の、ひとつが現在へと繋がっていくのです。

江戸時代後期に、杉原宗庵という四国巡礼僧侶が、吉野の道端で、吉野杉の酒樽づくりを見かけたときから話がはじまります。

当時、吉野杉でつくられた酒樽は、伊丹・灘の清酒運搬に使われており、江戸に運ばれた「下り酒」には、道程で、お酒に杉の香ほのかな色がつき、それが大変珍重されていたため、主要産業となっていたのでした。

僧侶は、その酒樽づくりを観ていて、「杉の香のよいこと、木の目にそって非常にきれいに割れること、しかし、酒樽には一部しか使われない。」(江戸時代にしては、大変もったない話ですよね。)
「それでは、残り材で割り箸を作ったらどうか。」と提案したことから、割り箸材として吉野杉が使われるようになったそうです。(その後は、残り材から無駄なく割り箸が作られていったのですね。。)

今では、私などの所では、吉野杉での割り箸などお目にかかることなど出来ませんけど、間伐材を利用して、現在でも作られているのです。
いい香りがするんでしょね~。使ってみたいものですよね。。

で、現在の割り箸のお話は、下記のWikiからご覧いただければと思います。

(上の話とは別ですが、こちらも大変参考になりました。↓ )
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E3%82%8A%E7%AE%B8


割り箸の歴史の一つのお話でした。
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ガウ兄(にぃ)
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男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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