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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

長いもので、このシリーズも もう23回となりました。
きょうは、2級テキストからこんなことを。

将来の高齢者対応を考えて住宅を計画すると、廊下の幅員やトイレの幅や洗面脱衣や浴室などと、水周りの寸法を考慮することが多いですよね。
が、未来のことなので、全てに対応しきれるわけではなく、ある程度想定して計画を進める事となるのですが、テキストではこんなことも上げています。

それというのは、「将来における開口部の設置や間仕切の撤去などの可変性」についてです。

地震などに対する構造耐力を高めるため、木造では筋違いや構造用面材を設けて耐力壁を形成します。
住環境整備を行おうとする場合は、できるだけこの壁には手をつけないものとして検討するのが望ましいですから、住宅を計画する場合には、可変性と耐力壁の検討を平行して行わなくてはなりませんよね。
特に、みずまわりに関しては、注意しなくてはなりません。

これは、設計者や建築側だけの問題ではなく、消費者である貴方も、知識として持っていたほうがよいのではないでしょうか。
なぜなら、ご自身の習慣や生活内容を、全て建築側に伝えきれないとも思いますし、注意することで、自身の眼もそこに向かうからです。

いずれにしても、「耐震」で必要とされる壁は、移動や撤去できるものではないですから、十分計画時に検討することをお勧めします。
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ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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