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こんにちは。
週末の今日は何とか天気が持ち直してくれて、現場を見て回ることが出来ました。
師走に入ると、新年を新しい家で迎えたいというお施主様の為に、どこの現場も、職人さん達が遅くまで精を出してくれています。
ぬくぬくした中で図面を書いている私などからしてみれば、ホント、現場の方々には頭は下がるばかりで、
負担にならない範囲で頑張ってもらえればとは思うのですが、年を追うごとに、それ以上にやってくれるまじめな職人さんの方が多くて、この時期に現場を廻ると、邪魔をしないように気をつけ無くてはいけません。
(最近の建築現場にいる職人さんは、真面目で礼儀正しい方が多いのです。良い時代になりました。)
で、こんな時に手戻りにならないように、気をつけなくてはいけないことが何点かあります。
例えば、こんなことが以前ありました。
図面打合せ時には、書斎コーナーとして使う作り付けのカウンターを、床から73cmと決定していました。
市販の机やテーブル等から考えると妥当な寸法ではあるのですが、この高さを工事中の現場で見ると、「ものすごーく低く」感じるのです。
何故なら、立って現場確認していることと、天井が張られていない柱と梁だけの空間では、高さに関する間隔が少し麻痺したからではと思われます。
で、その感覚で、私のいない時に現場で高さを確認したお施主さんは、「もう少し高くして欲しい」と注文してしまうのです。また、微妙に変えてもらうので、80cmくらいの高さになっていても、私や監督が現場に行っても気がつきませんでした。
たまたま その現場は、既製品の脚をつけることになっており、脚が届いた時点で本組みをしなおしたので、大事には至りませんでしたが、壁付けで既に固定されていたとなると思うと・・・・・、大変恐ろしい事ですね。
ちなみに、この80cmの高さだとどうなるのか?
使用する椅子や机は、高さ調節の出来るモノで体感して頂くと大変良くわかると思いますが、通常使う感覚と違う状態で確認するのは「大変危険なことだ!」と言うことだけでも知っておいてください。
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