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こんにちは。
歳をとったからか、それとも視線がそこに行くからなのか、最近 庭園散策に出かけると、水鉢にふと目が留まります。
例えば、写真を見比べてもらいたいのですが、
こちらは、清澄庭園の入り口に入ったすぐのところにある手水鉢(ちょうずばちと読みます。てみずはちではありませんよ。)です。
で、次の写真。
こちらは、御殿場のとらやの庭園にある、水鉢。
どちらも棗型をしていますよね。
手水鉢で調べてみると、意外とこの棗型の鉢が多いんだそうです。
考えてみれば、「手を清め、口をすすぐ」動作を行なうために庭に持ち込まれた手水鉢って茶の湯が広まってからなワケで、同様な容器を連想させるこの形が人気を占めるのもうなずけます。
ただ、本来の手水鉢は、古い石塔や灯篭などの一部を再利用して使う「見立て物」もありますから、庭園散策時にいろいろな形のものを探してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに、最初の写真の清澄庭園には、いろいろな形の水鉢が11箇所もあるそうです。(そんなにあるとは私はまったく気づきませんでしたけど・・・。)
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