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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

只今、「雪かき」を終えてきました。また、転ばないように、しっかりかいて置かないとね。


さて、昨日の内容で大きく書き忘れていた項目があります。

それは、「“すまい”づくりは、自分が求めている生活のイメージを具体化し、実現するためのもの」だということです。
(たぶん、皆さん理解して読んでいてくれると思うんですけど、念のために書いときます。。)


たとえば、自分たちの前に、マルセイユ風ブイヤベースが運ばれてきたとします。それを、目の前できれいに違うお皿に取り分けてくれようとしています。あたりには、海鮮類とサフランと、香ばしい葫ののいい香りが立ち込めてきて、すでにおなかのすき具合は、ピークを迎えた状態です。「早く食べたい!」って思いの中、取り分けられて出されたお皿を目の前に置かれたときです。
お皿の色は、なんと真っ青!そう、群青色のお皿に、赤黄色のブイヤベースが盛り付けられたのでした。

さて、このシーンを思い描いていただけましたでしょうか。(イメージついた?)

器がちゃんと料理に合わないと、おいしそうにみえないでしょ。(この料理だったら、白いお皿のほうがいいよね。)それが、とてつもなく高いお金を出すんだったらと思うと、後悔しませんか?



ねっ。これって、・・・「すまい」でも おんなじでしょ。
先に自分たちの生活があって、それから見合う「すまい」を計画するとか、探すってこと。。

なので、 その2’ と題してお話ししました。




PS この料理のイメージはあくまでもフィクションです。でも、青いお皿にブイヤベース盛り付けたら・・・って考えると・・・・・。
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こんにちは。

先週の土曜日に続けて、“「すまい」の計画”をお話していきます。

「自分のすまい」としての選択肢は、
A: マンション
B: 一戸建て
がありますね。ってところで前回終わりました。

では、A,Bを、ちょいと比較してみたいと思います。

利便性
・比較的、交通便に恵まれている。      A > B
・近隣に公園等がある。              A > B
・駐車場からのアプローチが短い。      A < B

(大抵の場合、マンション計画は、ある程度人口集約が可能な場所に立地されることが多く、大規模になるほど敷地計画時に公園計画も統一的におこなれるので、住環境は恵まれていることが多いですね。)

バリア
・宅内に段差がない。アプローチも同様。    A > B
・1人暮らしがしやすい。              A > B
・各部屋に光が差し込む。             A < B

(正直なところ、私も高齢者まで達していないので、当事者としての意見ではないのですけど、マンションの場合は「管理人」という“見守り者”がいてくれる安心感は、特に1人暮らしになるほど感じるのではないでしょうか。ただ、日々の生活の中で、身近に庭や土を感じれる頻度は下がりますが・・・。)



この比較は、いろいろ、面白そうな項目がありそうですので、思いつくごとにこのページに記載していきますね。今回は、まだ書きたいことがあるので、このくらいにしておきますが。。(「こんなのは?」ってお話も 受け付けてますよ。)




それと、A:マンション,B:戸建て って区分けだけではなく、「自分のすまいを持つ」って選択肢は、実際はもっと多いわけで、考えられるものを下に列記してみました。


A1 : 新築分譲マンション
A2 : 新築注文型・2段階供給型(スケルトン・インフィル型)マンション
a1 : 中古マンション
B1 : 新築注文1戸建て
B2 : 新築建売1戸建て
b1 : 中古1戸建て              

などが考えられるんじゃないでしょうか。(以下、上記記号で表記)

では、それぞれをくらべてみましょう。

1) 家族それぞれの希望を活かした間取りにしたい時。

ans. 「自由設計」って考えるなら、やはり、B1でしょうね。あと、マンションでもA2という選択もあります。
ただし、A2の場合は、宅内の水廻りの部屋が、ある程度限定されてきます。
それでも、A1やB2のような「企画型」に、生活スタイルがあてはまるのであれば、十分選択肢として考慮されてもいいんじゃないのでしょうか。
ただ、家族が男女4人以上の場合は、水廻りが少ないと選択肢からずれてくるとは思われますが・・・・。

2) 初期投資金額を極力抑えたい。安くしたい。

ans. 安く購入したいのなら、やはり、a1でしょうね。次いでb1でしょうか。
 a1やb1を購入して、「リフォーム」「リノベーション」するという手もありますからね。
1戸建てであれば、築20年以上の建物は、土地の価格だけで販売されているものも多々ありますから。
しかし、これらを購入する場合は、図面の有無を確認すること、天井裏・床下など見れるところはくまなく見ておくことをお勧めします。これを怠ったばかりに、A1・A2、B1・B2よりコストがかかる場合もありますからね。


まず、 「優先したいこと」から順に列記していって、選択肢を選んでいくのもよいのではないでしょうか。。
こんにちは。

今までも、「すまい」については、こちら、あちらと飛躍発展しながらお話して来ましたが、すこしシリーズ化して、「すまい」を計画する上での「私的アドバイス」を記していきたいと思います。(連続ではなく、飛び飛びで行きますので、気長にお待ちくださいね。)

では、「自分のすまいを持ちたい!」と決心したところからスタートしましょう。

まず、自分たち家族のすまいを選ぶ方法は、たくさんの選択肢があります。

1)夫婦どちらかの実家あたり(辺り・周辺)に住む。

 ・ほんとにそのまんま実家に住み着いてしまう。
 ・「さすがにそのまんまパラサイトでは・・」と思い、“2世帯住宅”を提案して、一緒に住む。
 ・いや、気兼ねしないように、最低限の部屋だけ造って実家の離れで住む。(おふろや台所は実家兼用)
 ・上じゃ嫌なので、生活できる設備は全て付けて、部屋も完備して、離れのすまいに住む。
 ・でも、親の目線がいつもあるのは・・・なので、近所で自分流のすまいに住む。



2)家族や自分の生活を考慮して、単独すまいに住む。

 ・自分の通勤を考慮してのすまいに住む。
 ・まずは、「こどもへの環境に考慮した地域」を選んで住む。
 ・夫婦、家族の趣味思考を配慮した地域に住む。
 ・やはり、子供の頃から憧れた、ローラの「大草原の小さな家」系に住む。
 ・うんにゃ、上とは真反対の佐野元春「サムディ」系のすまいを選択して住む。


と、単純に大きく二つに分けてみました。
そして、「自分のすまいを持ちたい!」には、次の選択肢があるんじゃないでしょうか。

A: マンション
B: 一戸建て

 A・Bの選択肢にも、新築・中古の選択が出来ます。
では、これらを細分化して、メリット・デメリットを示していきましょう。

ということで、続きはまたで。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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