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まちの設計屋さんが、すまいのなかで気づいたこと、そして雑談なんかをを毎日、自由きままに描いてます。
 
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こんにちは。

今日もすかっとした、いい天気でした。
貴方はどちらかお出かけされてきましたか~?

では、さっそく昨日の続きから。

引き戸と開き戸の話をしましたが、気をつけなくてはならないのが、照明のスイッチを何処に持っていくのかということも考えていかないとなりません。

例えば、ドアの場合、開き方やレバーハンドルの位置を考えるあまり、照明位置がおろそかになる事があります。一番困るのが、前記を優先するあまり、ドアの吊元側にしか照明スイッチが付かない場合があります。
これでは、照明をつけることや消す作業に、余計な工程が増えることになってしまいます。

また、引き戸の場合も同様です。
扉を引き込む位置に、本来ならば、照明スイッチがあると大変使いやすい位置になるのに、引き戸が入り込むことによって、スイッチが付かなくなることも多々あります。
特に、昨日の収納関係であったり、トイレ・洗面などの水廻りなどでも「ここにあれば便利なんだけども・・・・・、扉があるからこっちなのか・・・・・。。」というような場面に出くわしたことがありませんか。

ドアや引き戸の使い勝手を考える時には、ちょっと、照明スイッチを何処につければ便利なのかも一緒に検討しておくことをお勧めします。
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こんにちは。

最近、「すまい計画」のカテゴリーのお話をしていなかったので、何回か、こちらの分別での話題を取り上げたいとおもいます。

 玄関収納ってご存知ですか?
玄関脇に設ける、ベビーカーやアウトドア用品、それに家族のくつや傘など、いろいろなものを置いて置けるスペースです。
たまたまなのかもしれませんが、ここ最近プランニングさせていただいている方に、この「玄関収納」を希望される方が多いんです。
で、私が初回に計画する時は、この玄関収納の扉を「ドア=開き戸」で考えます。
理由は、土間の部分近くまでドアをさげて取り付けることが可能なことと、扉のぶれが無いことが大きな理由となります。しかし、開き部分を考えると、玄関内や収納内の広さも同時に計画しなくてはなりません。
で、そのスペース分を無駄に使わないようにするために、お施主様からは、「引き戸」にしたらどうか。とも指示を頂くこともあります。ただし、こちらの場合は、上吊式の扉となるので、ドア下にガイドが出ることと、扉自体のぶれもあることも考慮しなくてはならなくなります。


いずれにせよ、互いの扉の長所・短所をよく理解したうえで、「玄関収納」の扉として選択するか、考えて頂きたいと思います。
こんにちは。

今日は、「家具」のことで疑問に思っていることをお話したいと思います。

その疑問というのは、建物(特に住宅)を建てるときに、「この建物のウッドマイレージってどのくらいあるのですか?」(過去ブログ参照 ↓ )
http://osumai.blog.shinobi.jp/Entry/239/

という質問を受けることがありますが、
家具で同様な話を聞かれたことがありません。

照明の木部や紙のことなどまったく皆無です。

そうそう、知っていました?
日本の和紙が欧州に行って木と組み合わされ、モダンなシェードに変わって、made in 〇〇〇ってなったものを、又日本に輸入されたものを、我々日本人が喜んで買っていることを。(特にドラマやTV番組を見ていると時々使われているのでわかりますよ。)

いったいどのくらいウッドマイレージを使っているんでしょうね?

家具もウッドマイレージって考えなきゃいけなくないのでしょうかね。。

と、疑問におもっていることをお話させていただきました。



こんにちは。

昨日の続きです。

家具に対する愛着や選び方というのは、日本と外国では、顕著に違います。

それは、家の中での滞在時間であったり、家庭内で家族と過ごす時間の差であったりします。
ヨーロッパのような場所と日本とでは、日照時間や季候でも差があるわけですから、必然的にこうなるのかなとも思われます。
冬は閉ざされた中にいるわけですから、「家具」に対して接する時間も長いからです。

でも、考えてみると日本でもそうですよね。
仙台箪笥や飛騨で家具作りが盛んであったり、優れた家具があるのも、木が豊富なのと、冬でも家の中で加工できるという似たような特徴があります。
(大きく違うのは、床座の生活スタイルの日本の場合、家具が全体的に低いということですね。)


また、どちらの家具も、細部まですばらしいものが多いです。


こんな家具を選んで、雨の日でものんびり自宅で過ごす時間ていうのも素敵なものです。
こんにちは。

今日も、結構な雨が降り続いています。
どうしても 雨が降り続くと、休日であっても出歩くのが億劫になってしまいますよね。
だからこんな時こそ、すまいの中を見直したり、模様替えをしてみたりと、家の中にいても塞ぎ篭りがちにならないような工夫をしてみるのも良いかもしれません。

で、今日は、その中のひとつで、「家具」についてお話します。

では、ちょっとこんな話から。

貴方は、「すまい」を計画する時に、何処から考えて計画を進めてもらいますか?又、ご自分の場合、何処にポイントを置かれますか?

 例えば、居間は〇〇帖欲しい。とか、和室は△△帖とかは、あくまでも部屋の広さをイメージするために考えられているだけですよね。


多分、それぞれの空間のつながりで、「こんなスペースの使い方がしたい。」とか、「こんな生活を考えているんだけど」というに重点を置かれているいる方が、最近多くなっています。

で、そんな時に考えなくてはならないのが、「何処に、どんな家具を配置するか。」ということです。

L・D・Kの家族の目線の流れは、家具の配置バランスが崩れただけで、居心地の悪いすまいになることだってありえます。
TVだけじゃなく、見えるところに「絵」であったり、「写真」があることだっていいものです。

正直、私だけでは演出仕切れない場合もありますから、インテリアコーディネーターのチカラを借りることもあります。
が、毎日毎日の生活が繰り広げられている場所ですので、違和感無く感じてもらえる家具であることが、もっとも望ましいのではないかと思っています。


ということで、次回は、ちょっと家具の薀蓄をお話していきます。


こんにちは。

2日ほど前に、つくりつけ「本棚」についてお話しましたが、
このお話を頂く根本には、住宅公園のモデルハウス等で見てきた「きれいに・きちんとそろった本」が並べられた本棚のイメージでお話される方が多いことです。

実は、このモデルハウス等の本棚に置かれている書籍というのは、実用的に取り出して読むとか、読んだ本を置くというために出来ているのではなくて、あくまでも、インテリアとして、それも部屋の配色や見られ方全てを計算しておかれている本ばかりですから、
実際つくられて、きちんと書籍を並べても、同様な雰囲気にならない場合もあるのです。

例えば、「モデルハウスで見かけた図鑑が横置きになっていたので、このようにおいたら近い雰囲気になるのかなー。」と思っておいてみたら、
あら大変。妙に整頓されていない本棚になってしまった。。 なんてこともありえます。

ですから、実際には、ちゃんと寸法に合わせた本棚を作りつけでつくられた方がきれいに見える場合の方が多いのです。


ということで、前回の補足をお話しました。
こんにちは。

お施主様との打合せからの1コマです。

お子様各自の部屋に、「備え付けの本棚をつくりたい。」とのお話を頂きました。
この話って、私のお施主様に限らず、多分、備え付けであればと思ったことのある方って結構多いんじゃないでしょうか?

オーダーで棚をせっかく作るのですから、やはり 本が横に倒れないように、必要高さに棚を取り付けることや、棚を少し角度をつけて取り付けることなど、オーダーメイドならではの制作方法がありますよね。

例えば、先にお話した、「棚を角度をつけて取り付け」というのは、奥の方に行くほど、棚を多少下げて取り付ける方法です。こうすると、下の段の本が取り出しやすくなりますし、落下防止にも繋がります。
同様な方法に、棚の一番手前に、天井に取り付ける廻り縁を取り付けて、落下防止にすることも出来ますよね。
いずれにしても、つくりこむのであれば、「何処に、どの本?」って決めてから製作することをお勧めします。
本の高さでそろった本棚は、インテリアとしても見栄えのするものですよ。。


ということで、今日は、本棚のお話をしました。
 
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HN:
ガウ兄(にぃ)
性別:
男性
職業:
建築設計
自己紹介:
山梨での「すまい」を日々考えている建築設計事務所です。
事務所を開設してからはや20年あまり。
おかげさまで、いろいろな所にアブラがのって来ました。(笑)
こちらでは、いらないアブラではなく、使える「知恵」をお話していこうと思ってます。

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