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こんにちは。
今日は、こんなお話を。
日本人である私たちは、とかく自分の身の回りにするものに対して、「きれい」であることを要求することが多いです。いつからそうなってしまったんでしょね。。
例えば、住宅に使う「木材」でもこんなことがあり、正直今でも疑問に思っていることです。
私のお付き合いしている工務店で、銘木市場から直接木を買い付けてくる方がいます。
この銘木市場の買い付けは、大変面白いものらしく、お茶の時間に「あそこの市場では、出品者が○○ヒノキっていってたけど、この前の△△の市場では、その出品者は同じ材木を違うヒノキの名で売っていたんだ。」などと、なかなか知りえることの出来ない貴重な話を聴けるので、私もその方の話を楽しみにしています。
特に興味深いのは、丸太ごと葉枯らし状態のものを買ってくるので、製材した時に、木材がきれいな色艶のものあれば、青白くなった木材も出てくることを知ったときです。(これを人は“博打”といいます。)
だいぶ前になりますが、私も、この青白くなった松等、他の現場で見ることがないので、「これって、木の元々もった色なの?変種の赤松?」と聞いた事があります。
で、教えてもらったのは、この変色は「青変菌によるもの。」ってこと。
「木材の強度には変わりはないのだけど、この錆をみんな嫌うから、市場にはほとんど出回ってないから、みた事がないんだよ。」って・・・。
正直なところ、ほんとにその木の色が、私には「汚い」とは映っていませんでした。「味があるな。」しか感じなかったんですけどね。。
でも、その色を市場では受け入れていないんです。強度にはまったく問題ないにしても。。
同じ話をランバー屋さん(ツーバイフォーの木材の輸入屋さん)からも聞いたことがあります。
「材で青く変色したものは返品されたことがある。」とね。
ちなみに、ツーバイフォーは大壁仕上げになるので、出来上がると、ツーバイフォーの材料は、仕上げ材として表に出てくることはまったく無いのにもかかわらずにね。しっかり毛嫌いされているんですよね。。
いったい「どこ」にこだわって、「すまい」が出来上がっていくんだろう。
「お施主さん全てが、この材を嫌っているのかな。」と疑問をずっともっていました。
ほんとに、あなたも、青い木材って嫌いですか?
今日は、こんなお話を。
日本人である私たちは、とかく自分の身の回りにするものに対して、「きれい」であることを要求することが多いです。いつからそうなってしまったんでしょね。。
例えば、住宅に使う「木材」でもこんなことがあり、正直今でも疑問に思っていることです。
私のお付き合いしている工務店で、銘木市場から直接木を買い付けてくる方がいます。
この銘木市場の買い付けは、大変面白いものらしく、お茶の時間に「あそこの市場では、出品者が○○ヒノキっていってたけど、この前の△△の市場では、その出品者は同じ材木を違うヒノキの名で売っていたんだ。」などと、なかなか知りえることの出来ない貴重な話を聴けるので、私もその方の話を楽しみにしています。
特に興味深いのは、丸太ごと葉枯らし状態のものを買ってくるので、製材した時に、木材がきれいな色艶のものあれば、青白くなった木材も出てくることを知ったときです。(これを人は“博打”といいます。)
だいぶ前になりますが、私も、この青白くなった松等、他の現場で見ることがないので、「これって、木の元々もった色なの?変種の赤松?」と聞いた事があります。
で、教えてもらったのは、この変色は「青変菌によるもの。」ってこと。
「木材の強度には変わりはないのだけど、この錆をみんな嫌うから、市場にはほとんど出回ってないから、みた事がないんだよ。」って・・・。
正直なところ、ほんとにその木の色が、私には「汚い」とは映っていませんでした。「味があるな。」しか感じなかったんですけどね。。
でも、その色を市場では受け入れていないんです。強度にはまったく問題ないにしても。。
同じ話をランバー屋さん(ツーバイフォーの木材の輸入屋さん)からも聞いたことがあります。
「材で青く変色したものは返品されたことがある。」とね。
ちなみに、ツーバイフォーは大壁仕上げになるので、出来上がると、ツーバイフォーの材料は、仕上げ材として表に出てくることはまったく無いのにもかかわらずにね。しっかり毛嫌いされているんですよね。。
いったい「どこ」にこだわって、「すまい」が出来上がっていくんだろう。
「お施主さん全てが、この材を嫌っているのかな。」と疑問をずっともっていました。
ほんとに、あなたも、青い木材って嫌いですか?
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